心のアーカイブ 伊波伴准

変わるもの、変わらないもの

総理大臣が誰になるのか、最も大きな影響のある民主党の代表選挙が終わり、
菅代表の続投、つまり菅総理大臣の留任、となりました。

小沢前幹事長に変わるのか、変わらないのか、が注目されましたが
代表選挙のポイントは大きく差つき(菅氏721ポイント・小沢氏491ポイント)
中でも、国会議員票ではなく党員・サポーター票で大きな差がついたのが特徴でした。

党の代表と国の代表は「変わらない」結果が出たので、
急務とされる経済対策や沖縄の普天間基地問題などに全力を挙げてもらいたいと
感じます。
良い政治に国民が期待しているのは「変わらない」と思います。

変わるもの、を挙げるのは簡単です。
時代の変化の中には、社会インフラや技術、経済環境、国際関係など
様々な要因が複雑に絡み合って形成されているものがあります。

電話が持ち運びできるようになったと思ったら、
今では最低限の仕事が携帯電話一つで済むということもよくでてくるようになりました。これも変化の一つです。

変化が良いとも悪いとも言い切れませんが、
急激に変わりすぎて歪みが…と感じる場面が多いのも事実です。
だからこそ、変わらないものを見つめることはいま大切だと感じます。

変わらないもの、変わってほしくないものは数多くあります。
特に、人の心に関わるもの…例えば伝統やしきたりを守ることなどは、
そう簡単に変わって欲しくないなとも感じます。

心に関わるものとして「優しい気持ち」「感謝」などいろいろありますが、
この領域は、どんな時代でも「変わらずに」あって欲しいものです。

変わらず・・・普遍的なもの、とも言い換えられます。
小さいことですが、ご飯を食べたら「ごちそうさま」とお礼を言う、
季節の節目を実感できる年中行事を欠かさずにやる、
地域の行事や祭に参加するというのもあると思います。

小さいこと一つひとつの積み重ねが、人間として大切な「変わらないもの」なのだと
感じます。
登場人物が変わっても、変わらずにある大切なもの。
政治の大きな流れの変わり目の今だからこそ、
改めて「変わらずにある大切なもの」を、実感できるような
心ある政治をしてもらいたいと思います。

2010 年 9 月 17 日 17 時 16 分 56 秒

盛岡でも、沖縄

岩手朝日テレビは盛岡駅のすぐそばにあります。
その盛岡駅ビルフェザンの地下に、どうも沖縄のものが売られているらしい…と
社内のあちらこちらから情報が入ってきました。

営業時間に立ち寄る時間がなく、のんびり行こうかと思っていたら
ついに沖縄のドーナツ「さーたーあんだぎー」のおすそわけがやってきました。
「駅の地下で買ってきたけど、食べる?」

もちろんです。

すると、その駅地下のお店に行かないうちに
先週、笑顔で取締役うちの1人がやってきました。
手には「沖縄物産ショップこれいち沖縄」の文字があるチラシ。
何も言わず、そのチラシを私の机にそっと置くと
にやっと笑って、立ち去りました。

よく見ると、フェザン地下にある店と同じお店の情報があります。
「これいち沖縄盛岡南店」。

なるほど、沖縄のものはこうやってビジネスになる時代かあ・・・

そう思っていると、週末、ひょんなことから「これいち沖縄盛岡南店」に立ち寄ることになりました。
盛岡南ショッピングセンターサンサにある、全く別のお店に行く用事があったのですが、
「これいち~」はそのSCの中にあったのです。
目に飛び込んできた「沖縄」の文字にふらふらと、引き寄せられました。
一般的に沖縄物産展の類でそろう、「ちんすこう」や「こーれーぐーすー」(島とうがらしの泡盛漬け)、
ベニイモのお菓子や、シークァーサーの飴などが並びます。

日持ちする乾物系が多いのが特徴なのですが、そこで見つけたのです。
生の沖縄そばが販売されていたのです!

沖縄そばは、即席めんとして売られているものや、半生のものが本土ではよく見られます。
しかし、やはり食べたくなるのは生めんの沖縄そば。
私にとって日常食であり、最高の食事の1つでもある沖縄そば。

ああ、沖縄そば。

みつけた私は、小躍りするような気持ちで、購入しました。

そして、驚きはまだ続きます。

レジでは「ポイントカードをお作りしますか?」と聞かれました。
今後、ひょっとすると通い詰める可能性もあります。
「作ります」とお願いしたところ・・・
レジの係の方の名札が、明らかに沖縄の名前だったのです。

やや。こんな所でしまんちゅ(島人=沖縄の人)に遭遇なのでしょうか。

私が出したポイントカード入会申込書を見て、その方はこう言いました。
「沖縄の方ですか???」

もちろんです。
逆に訪ねてみると、係の方も、沖縄本島の出身の方で、
盛岡に移り住んできて3ヵ月とのことでした。

沖縄で作られた製品を、沖縄の人が販売しているなんて、
なんて、美しい話でしょう。

片道2000キロの岩手と沖縄の距離が、ぐっと縮まった気がしました。

2010 年 9 月 14 日 08 時 48 分 32 秒

農場の魅力

雫石町に小岩井農場があります。
観光などでおなじみの「小岩井農場まきば園」や牛乳の工場はイメージできると思いますが、
そのまきば園一帯に、およそ3000ヘクタールの敷地面積があります。

まだ知られていない場所や、公開されていない場所がたくさんあるのはもちろん、
酪農・観光だけではなく、山林事業やたまご事業、緑化事業など様々な分野の仕事を
しているのです。

先週、その一部を勉強するために、小岩井農場の広い敷地の中に入りました。
普段は公開されていない場所なので、森そのものの魅力を感じ取ることができます。

案内してくれる担当者について、森の中を散策。

途中で、妖精が出てきそうな神秘的な場所もあれば、
沢があってそこだけ急に涼しくなる場所もあります。

子どもたちのキャンプなどで学校単位で様々な体験も実施しているそうで、
例えば、秋の時期は、8種類あるもみじの葉合わせゲームをしたり、
森の中で秘密基地を作ろう、という体験をしたり、楽しそうなお話をたくさん聞きました。

また、広い農場で農業体験ができるスペースがあちこちにあるのですが
この時期ならではのジャガイモの収穫も体験させて頂きました。

実は、沖縄生まれの私はサツマイモの収穫は記憶にありますが、
ジャガイモの収穫の記憶はあまりありません。
植えられている畝(うね)を掘り起こすと丸まるとしたジャガイモがコロコロと…
「体験」であることを忘れ、調子にのってどんどん掘り起こしてしまいました。

農業のイメージに「辛い」や「大変」というものがあります。
しかし、同時に「喜び」や「楽しさ」もあるのです。
小岩井農場は、日本初の民間大型農場として開業し、100年以上。
その素晴らしさは、岩手に住んでいても、まだまだ分からないことが多く
これからもっと魅力を実感してみたいなと改めて思いました。

2010 年 9 月 10 日 18 時 58 分 44 秒

絵本はなぜ必要か

盛岡市大通に「コミュニティースペースにこにこ」という場所があります。
NPO法人いわて子育てネットが運営している、子育ての情報スペースです。

子どもたちが楽しく遊ぶのはもちろん、体操や歌などを楽しめ、
さらにお母さんたちが仲良く情報交換をすることもできます。

今回は、藤原規衣アナウンサーと、絵本の読み聞かせについて学び、
実際に読み聞かせをしてみました。

絵本をただ声を出して読むだけでは、読み聞かせはできません。

物語や絵について事前にしっかり把握して
さらに子どもたちの反応も見ながら読み聞かせなければいけません。

きょう読み聞かせを教えて頂いたベテランのお二人に様々な留意点を伺いましたが
なるほど、と思ったのは、読み聞かせる本人が楽しむということも必要だ、
ということです。

私がいやだなあと思う本が仮にあれば、それは読み聞かせに向かない
・・・当然といえば当然のことですが
実際に読み聞かせをやろうという気持ちになって初めて気付く点の1つです。

また、文字を追うのではなく、絵をしっかり子どもたちに見せて
物語の世界にスムーズに入ってもらうことも大切ということ。
実際に読み聞かせをやってみて、子どもたちが目を輝かせているのをみて
ほんとうにうれしく感じました。

慣れない読み聞かせですが、少しずつできることを続けていければと感じます。
絵本が子どもたちの楽しみになるのなら、読み聞かせを今後も続けたいと思います。

2010 年 9 月 7 日 20 時 52 分 03 秒

1年ぶり 二戸のお祭り

去年に続き、今年も二戸まつりにお邪魔しました。9月最初の金土日、二戸市は大いに盛り上がります。

去年も参加させてもらったのですが、今年と比べてみると猛烈に暑かったというのが大きな違いです。

二戸市の中心部にまつり本部が設置され、その隣に今年もカシオペアFMの特設ブースが設けられています。去年と違うのは、通りで運行される山車を見やすいように、放送席が高くなっていること。ほんの1mくらい高くなっただけで、見通しが大変よくなったサテライトスタジオです。

そこで今年も「お祭りらぢお」に参加させて頂きました。様々なスタッフが懸命に放送をしているなか、私の参加は邪魔だったかもしれませんが、楽しい放送でした。日中は山車の運行があるのですが、それを見ている人は去年より増えているような気がしましたし、通行する車からラジオを聞いて手を振る市民も多いなと感じました。

放送を通じて二戸の歴史文化を学ぶことが多くあり、あらためて「お祭り」は地域の基礎を作るものなのだと実感しました。山車を運行する人々の熱気、お祭りを楽しみに集まっているお年寄りたち、カシオペアFMに関わっている皆さんの努力・・・。

夜の流し躍りにも参加させてもらい、二戸の街の熱気を1年ぶりに実感しました。自分の住む街以外のお祭りに参加というのは、本当に貴重な機会です。

さて、来年はどんな形で参加できるのか、今から楽しみです。

2010 年 9 月 6 日 23 時 41 分 15 秒