心のアーカイブ 伊波伴准

奥州を学ぶ旅に出かけませんか

奥州市水沢区は商人の街という歴史があります。商人の街ならでは、というのが料亭の存在です。最盛期には何十軒も料亭があり、芸者さんたちによる接待も含めて、盛んに他の地域の方をもてなしていたそうです。

小万梅の趣ある入口

そのうちの1軒が、小万梅という、水沢区の中心部にある料亭です。地元の偉人の斎藤實や後藤新平も訪れていて、料理人との関わりについてのエピソードが数々残されているそうです。後藤新平、と聞いても遠い存在なのですが、意外と身近に感じることができるのです。

後藤新平は、南満州鉄道の総裁、東京市長として知られています。関東大震災のあとに東京の街作りの骨格を作ったと言われています。このとき、東京の巨大都市化を見越して幅の広い道路を提案したり、じつは新幹線の元となる規格を提唱した人物でもあります。

さらに東京市長時代には、「給料を上げろ」と要求した直後に、そのお金と税金を東京市に寄付し、社会教育費に充てたという伝説的な話も残っています。

もう一つ。私にとっても大切な話としては、放送の父でもある、ということです。後藤新平は社団法人東京放送局の初代総裁も務めました。東京放送局は今のNHKです。その代表だったのです。岩手から、日本の放送の歴史に名を残す人物が出ているのです。

奥州市には、この後藤新平のほか、斎藤實や高野長英らが出ています。

そんな3偉人を学ぼう、というのが次回のIAT学びの旅倶楽部です。この旅では小万梅での昼食もあり、歴史をかみしめることができます。さらに国立天文台水沢にある奥州宇宙遊学館では国立天文台が開発した3Dシアターも見ることができます。

申し込み締切間近。ぜひ、お時間のあるかたは私と一緒に学びの旅に参加して見ませんか?

2010 年 10 月 30 日 11 時 55 分 51 秒

野球を身近に感じる時

きょう、ドラフトがありました。
注目の選手では大石達也選手(早稲田大)は西武が交渉権を。さらに斎藤佑樹投手(早稲田大)は日本ハムが交渉権を得ました。

知っている選手が指名されるのはもちろんですが、
自分と少しでも同じ環境にいた選手が指名されると、より身近に感じます。

ロッテは伊志嶺翔大選手。東海大学在学中ですが、高校は私と同じ沖縄尚学です。
確か、野球兄弟の三男で、大学の全日本では主将も務めています。
直接の面識はもちろんありませんが、一応、私の”後輩”となるので
とても身近にニュースを見ることとなりました。

そしてもう一つ・私の母校の國學院大學が東都大学リーグで初優勝というニュースも
きのうありました。
大学の同級生から、昨夜は喜び勇んだメールが来てまず驚き、
インターネット上のニュースで確認すると、さらに喜びが大きくなります。

アサヒコムをチェックすると
「国学院大が亜大を破り、1931年の創部以来の初優勝を飾った」とありました。
そうなんです。初優勝なんです。
私が在学中も、1部リーグと2部リーグを行ったり来たりすることが多く
苦しい時代が長く続いていたのですが、
私が何も協力することもなく、見守るのみ・・・だったのですが
監督が交代し、いきなりの初優勝。喜ぶのみです。

これまた、私が全く面識のない後輩たちの活躍が光っています。

全国のニュースが身近に感じることのできる貴重な一日です。

2010 年 10 月 28 日 18 時 34 分 34 秒

読み聞かせ継続中!

Go!Go!子育て応援宣言!!の一環として取り組む読み聞かせが続いています。

きょうは盛岡市大通にあるいわて子育てネットが運営している
「コミュニティースペースにこにこ」での「にこにこDay」に参加し、
読み聞かせをしてきました。

今回は、既にIATの稼ぎ頭とも言える1年目の塚本京平アナウンサー
一緒に出かけました。

今回のにこにこDayは、盛岡の影絵サークル「じゃんけんぽん」の
影絵実演があるということで
いつもの、子どもたちのためのスペースは半分くらいに区切られ、
既に影絵のためのステージが組まれています。
この影絵ステージ!わくわくしてきます。

今回の読み聞かせは、
塚本アナウンサーが「たまごのあかちゃん」(神沢 利子さく、柳生弦一郎え・福音館書店)。

私は「よかったねネッドくん」(レミー・シャーリップさく・え、やぎたよしこ訳・偕成社)を読みました。

「たまごのあかちゃん」は、たまごが登場し、めくると赤ちゃんが生まれている
という、わかりやすいストーリー展開とかわいい絵が特徴です。
「よかったねネッドくん」は男の子の冒険心がテーマとも言える絵本で、
1ページごとのにカラーと白黒で物語のメリハリが視覚的にも楽しめます。

塚本アナウンサーは初めての読み聞かせでしたが、
子どもたちに優しく語りかけながら、楽しい空間を作り出していました。

私の読んだ本は、4~5歳児の子どもたちは食い入るように絵本を見て物語に引き込まれているようでしたし、
もっと小さい子どもたちは、絵の変化そのものを楽しんでいるようでした。

そして、続く影絵は、へええ!と感激してしまう見せ方でした。


音楽や、あらかじめ録音していた朗読に合わせて、影人形を動かします。
ぴったりタイミングの合う動きも素晴らしいのですが、
子どもたちの集中、というか、物語への引き込まれようは、さらに強いものがあります。

昔話「3まいのおふだ」には、怖い登場人物が出てきます。
その登場人物の言葉に引き込まれた子どもたちからは「怖い」「帰る!」と
口々に言い始めました。
それくらい、子どもたちの想像の世界が、影絵の物語でいっぱいになっている証拠です。

終わったあと、泣いている子もいましたが、そこは「じゃんけんぽん」のメンバーさんたちは慣れたもので、
歌遊びで、すぐに気持ちを落ち着かせていました。

子どもたちを楽しませるパフォーマンスってすごいなあと、改めて感じました。
そして、子どもたちを笑顔にさせる読み聞かせや影絵ってすごいなあ、と
さらに強く感じました。

2010 年 10 月 26 日 19 時 01 分 19 秒

育メンを考える

きのう盛岡駅西口、IATのご近所の、
いわて県民情報交流センター・アイーナで
「子育てに活かす読書活動推進フォーラム」がありました。
このフォーラムを少しお手伝いすることになり、行ってきました。

フォーラムの前半は、名作「あらしのよるに」の音語りとして
女優の中井貴恵さんとピアニストの松本峰明さんのステージ。
オオカミとヤギの物語を、ジャズのメロディーと中井さんの素晴らしい語り
そして舞台照明で楽しむことができました。
なるほど、絵本の読み聞かせと違ったこういうステージもあるのだな、と
感激しました。

その後、アイーナの4つの会議室に分かれて、体験教室やパネルディスカッション
などが開かれました。

私がお手伝いしたのは
「いわて育メンプロジェクト 絵本で遊ぼ!座談会」です。

司会は、宮古地域で読み聞かせ活動をしている前川克寿さん
柔らかい語り口で、座談会を進行してくれました。

ゲストとして、ファザーリングジャパンの東浩司さん
神奈川からいらっしゃいました。

左:東浩司さん 右:前川克寿さん

ファザーリングジャパン???と思う方も多いかもしれません。
父親の子育てについて活動をしているNPOです。
東さんは普段は企業の研修活動の講師などをしながら、
ご自身の子育ての経験などもいかすNPO活動もしているそうです。

最近は企業でも、男性社員向けの子育ての講座もよく開いているそうです。
以前と違って、男性社員がしっかり乳幼児の子育てに参加することで
各企業が、生活感あふれる提案や子育てに関する発案につなげようという動きが
多いんだとか。

東さんも前川さんもたくさんの絵本を抱え、
どれを進めようか、絵本の重要性をどのようにつたえようかと
一生懸命でした。

絵本を使えば、お父さんが育児に参加できる場面が増えるし、
絵本自体をおもちゃのように活用できると良いね・・・!
そんな打ち合わせをしながら、座談会が始まりました。

特に、東さんが座談会や打ち合わせで強調していたのは
「子育ては、お母さんだけにやってもらうのはもったいない」
「子育ては楽しくて学ぶことがいっぱい。お父さんも子育てすると楽しい」
という点です。

確かにその通り。
子どもとどう接して良いか分からないというお父さんもいますが、
子育ては、我が子の成長を実感すればするほど、感動するものなのです。

どうすれば良いか分からない、それなら絵本1冊だけでも
親子で楽しい時間が過ごせるのです。

会場からも絵本の思い出がいろいろ意見として出されたり
子育て卒業世代からは
「夫は仕事ばかりで全部私に任せきり。若い世代は男性にももっと頑張ってもらいたい」とか
「私の娘夫婦は、旦那さんのほうが積極的に家事も育児もやっていて感心するばかり。
今の若い男性たちは本当に素晴らしいと思う」という声もありました。

フォーラムにボランティアで参加していた高校生は
「小学校2年生の時にお母さんが絵本を読んであげるって言われたけど
大人になりたかったから、いやだ、と断ってしまった。
でもお母さんが布団に入ってきて絵本を読んでもらったことが
とても記憶に残っているし、うれしかった」という意見もありました。

絵本は大人になっても、なにか記憶に残る素敵な存在なんだなと
あらためて胸があつくなる思いでした。

この日、私も東さん・前川さんのあとに読み聞かせをしました。
大人への読み聞かせは初めてですが、こんなやり方もあるのかなと感じてもらえれば
と思って、一生懸命やりました。

読んだのは「しょうぼうじどうしゃ じぷた」(渡部茂男さく山本忠敬え・福音館書店)。
じぷたは、小学生の時に読んだ記憶のある絵本。
この絵本を読んだときに、沖縄県消防学校の社会科見学に行ったなあ・・・と
思い出しながら読みました。

絵本の魅力を再確認すると共に、
忙しい事の多いお父さんの子育て参加について改めて考えてみるきっかけになりました。
東さん、前川さん、また読み聞かせのイベントやりたいですね!

2010 年 10 月 25 日 16 時 10 分 55 秒

滑らない靴

冬が近づいてくると思い出す光景があります。
IATそばにある階段。初冬、積雪が始まった頃…。

確か、土曜日か日曜日の勤務で、昼食を買うために出かけようとした時。

階段で滑ったのです。すってんころりん、とはこのことだ!という勢いで。
一緒に歩いていたカメラマンは大笑い。
私はまるでスケートリンクに無防備に入ってしまった子どものように
転びそうになりながら歩いて・・・いや、這うようにして移動したのでした。

そのとき、初めて聞いたのが「滑らない靴がある」という情報です。
靴の裏=ソールが、ギザギザになっていたり、スタッドレスタイヤのようになっ
ていたり
滑りにくくなっている靴が売っている、という北国らしい情報です。
むしろ、北国では常識すぎて、知らない私が非常識だったのです。

それを思い出したのは、金曜deないト!の撮影でお邪魔した
盛岡駅前の「ハッシュ・パピー盛岡駅前店」。

この時期は、冬用の靴が並び始めていて、
その中でも、「フミダス」というソールを使った滑りにくい靴を教えてもらいま
した。

北海道と東北の地域限定で発売されているという「フミダス」使用の靴。
フミダスとは、ガラスの繊維が入っていて、底も、細かく刻みが入っている、
ハッシュ・パピーのオリジナル商品だそうです。
雰囲気はまるでスタッドレスタイヤ。

さらに店頭の説明書きには「すり減っても修理可能」とあります。

お店の社長さんに「きょう入ってきたばっかりのこの靴もフミダスで滑りにくい
んですよ」と教えてもらいました。


その紳士靴も、ひっくり返すと「フミダス」。

しっかりと滑りにくいギザギザの切れ目を見ていると、
10数年前のすってんころりん騒動を思い出します。
ああ、これを最初から持っていれば、滑らなかっただろうに、と。

特に、転勤や就職などで初めて北国に移り住んできた方は、今からすぐに準備を
すべきです。

特に、お店のすぐ隣にある、架橋120周年の開運橋を渡るときは
足下が凍りやすいのでご注意を!

2010 年 10 月 21 日 20 時 21 分 45 秒