心のアーカイブ 伊波伴准

がんばろう岩手 来た!「はやぶさ」

岩手県民会館で、小惑星探査機「はやぶさ」特別展を開きました。
いつもであれば「開かれました」という表現がほとんどですが、「開きました」。
IATが。
IATが主体の催しなのです。

開局15周年記念として開催されたこの展示は、とても好評でした。
開催期間(3日間)中に、運営要員として会場にいましたが、
来場した方は、皆さん本当に熱心でした。
というのも、事前の申込みが沢山あり、期間中は込みあう時間帯もありましたが、
大きな混乱なく理路整然と整列してもらい、
さらに、展示室内でも、列が大きく乱れることもなく静かに、じっくりと見る方ばかりだったのです。

列の並び方や、熱心に見ている様子だけでも、なんて素晴らしいお客様なのだろう!と感じます。

会場には、はやぶさの「パラシュート」の実物、「電子機器」の実物などが並びました。
何の説明もなく見ると、これは何だろう?としか思わない物体です。

しかし、宇宙へ向けて打ち上げ、惑星「イトカワ」まで行ってきて、
さらに何度もトラブルを乗り越えながら奇跡的に地球に戻ってきた…と聞くと
その実物の尊さというか、貴重さが伝わってくるようです。
「はやぶさ」の成功の裏には多くの人の技術や思いが詰まっています。

さらに、岩手中学校・高校の自然科学部が作成した実物大の「はやぶさ」模型もあり、
展示をよりリアルに感じることができます。
別の視点では、こんなに細かく実物そっくりに作ったんだ!という努力にも
驚き関心するばかりです。中高生のパワーと宇宙への思いを感じます。

困難を乗り越えたはやぶさは、いま岩手が置かれている状況に似ているかもしれません。
大勢の科学技術者が力を合わせて困難を乗り切ったはやぶさ。
同じように、岩手は県民が力を合わせて困難を乗り切ることができるはずです。

協力して頂いた、奥州宇宙遊学館や、JAXA(ジャクサ=宇宙航空研究開発機構)など
関係各位に感謝する次第です。

2011 年 6 月 19 日 18 時 48 分 48 秒