心のアーカイブ 伊波伴准

ほっとする「プリン同盟10周年記念展」

 

岩手町にある「石神の丘美術館」で開かれている
「プリン同盟10周年記念展」を見てきました。

プリン展、という名前で盛岡市内で毎年開かれている展示会が
ついに10周年なのです。

由来はいろいろあるのですが、プリンをこよなく愛するメンバーが
プリンを題材にして様々な創作物を展示するというものです。

過去の展示では、プリンの形をした風鈴が「ぷうりん」という名前になったり、
「プリンかるた」の1枚目はプリンと犬がぶつかっている絵が描かれていて
「犬も歩けばプリンにあたる」…など、
一見、だじゃれのオンパレードですが、いかにも真面目にプリンと向き合っている
そんな作品展です。

石神の丘美術館の入り口には、
観光地によくある、看板がくりぬいてあって顔を出すと記念写真が撮れる、
というものが設置され、


よく見るとプリンがいっぱい。

展示室内は写真撮影ができないので、画像はありませんが、
プリンがどれくらいぷるぷるするかを見ることができる、
バネの上にお皿がのって、引っ張って離すと台座全体がぷるぷるするという「プリン台」という作品があります。
テレビでしか見たことのないプリン台。
真面目にプリンのぷるぷるさを追求したプリン台。

実物を見て、改めて、ため息が出ます。すごい。プリンの為の情熱がこの台に…。
このプリン台は、確か岩手県芸術祭で何かの賞を取っています。(それもすごい。)

さらに、展示室には、かなり大規模な年表があります。
最初のほうを見ると「ビッグ・プリン・バンが起き、プリンの小宇宙が形成される」…。

歴史上の有名な人物の肖像画?と思われるクロッキーが並び、よく見るとみんなプリンを持っている…。

プリンをジャンプさせるための「プリンジャンプ台」…。

そもそも入口近くに、プリンに関する小説(真面目におかしな話)があり、
作者は、石神の丘美術館の芸術監督の斎藤純さん。

この徹底したおかしさは、実際に見てもらうよりほか方法はありません。
しかも、プリンをモチーフにしていますが、食べるプリンは一切展示されていません。
この独特の世界観は、はまるとたまらなくなります。

国道4号で、岩手町を通過することがもしもあれば、
道の駅の奥にある石神の丘美術館にぜひ立ち寄ってみてください。
ちなみに、道の駅のレストランでは、牛乳プリンがメニューに加わっていました。

2011 年 6 月 26 日 19 時 46 分 37 秒