心のアーカイブ 伊波伴准

復興は「観光」から

盛岡から八戸に向かって走る鉄道が「IGRいわて銀河鉄道」です。
そのIGRが、岩手の沿岸のために、様々な動きをしています。

様々なボランティア活動のツアーが沿岸に入っていますが、
IGRと銀河鉄道観光が募集しているのが、鮭のふるさと大槌川再生プロジェクト河川清掃ボランティア。
県災害ボランティアセンター主催ですが、募集・催行を銀河鉄道観光が実施しています。

盛岡より北の内陸部を走る鉄道会社として、一見関係なさそうに見えますが、
観光資源を取り戻す活動は、今後の「着地型観光」に結びつくという思いから、
このツアーを実施しているそうです。

同じ考え方で実施しているのが「東北『道の駅』スタンプラリーの旅」。
県内の道の駅を巡りながら、気仙大工の技に触れるというものです。
今回は、陸前高田市の普門寺や、気仙大工左官伝承館などを巡る予定で、
銀河鉄道観光の担当者、川村さんにお話を聞くと、
気仙大工が作った建物は、あの地震でも大きな被害はほとんどなかった、とのことです。

その素晴らしさを見ながら道の駅を回る…素晴らしいツアーです。

沿岸部にとっては、どんなに支援や義援金が来ても、これから自立するためには
まず観光関係業種は、お客さんが来てくれなければ話が始まりません。
地元の市民団体「もさばロハス倶楽部」の皆さんとIGRとで密接に連携をして
岩手にお客さんを呼ぼうと、頑張っているその第一歩というべき動きです。

どう考えてもIGRの沿線でもないし、直接IGRの増収にもつながらない、
しかし岩手の観光を長い目で見て必要だと、考えて、行動していることは
本当に素晴らしいと思います。
また、沿岸部の皆さんも前に進むために本当に頑張っていることを感じます。

テレビとしても、手伝えることがいろいろあるかもしれません。
沿岸部の人たちから元気をもらう話だ!と感じます。

2011 年 7 月 7 日 14 時 22 分 05 秒