心のアーカイブ 伊波伴准

明日開催 マリオスサマーフェスティバル

学校が次々と夏休みに入っています。
街中に子どもたちの姿が増え始め、さらに夏休みの映画も次々と公開されています。

そんな中、IATの目の前、盛岡駅の東西を会場に
あす23日午後1時から、マリオスサマーフェスティバル2011が開かれます。

盛岡駅東口滝の広場で様々なステージイベントがありますが、
IAT・マリオス前に「ゴエティーふわふわ」が登場します。(13:00~16:00)
子どもたちにはぜひ楽しんでもらいたい遊具です。

さらに、仮面ライダーオーズが握手会に登場します。
盛岡駅周辺にお立ち寄りの際は、マリオスサマーフェスティバルにぜひお越し下さい。

一方で、高校野球の準決勝も県営野球場であります。
岩手の代表を決めるまで、あと勝利2つ。
どんなプレーが展開されるのか楽しみです。
ぜひ、IATで球児たちの活躍を見守り、
そして応援メッセージ(FAX,Eメール)などで声援を送ってほしいと思います。

2011 年 7 月 22 日 19 時 23 分 56 秒

高校野球 ベスト4

ベスト4が決まりました。
花巻東、盛岡四高、盛岡三高、盛岡大附属と
盛岡地区から3校が残りました。
沿岸地区の高校として唯一残っていた大船渡は、
花巻東の前に6-2で散りました。

盛岡四高は去年に続いてベスト4入り。これも大変な活躍です。
対戦相手だった一戸は、去年はシード校ながら初戦敗退。今年は1回戦からノーシードで準々決勝まで残る健闘です。

盛岡三高は1989(平成元)年の甲子園出場時以来のベスト8。
22年ぶりのベスト8、ベスト4となり、甲子園まであと2戦。OBたちの喜ぶ顔が見えてくるようです。

盛岡大附属は去年の準優勝校。
2回戦の水沢一高戦以外は安定した試合運びで勝ち進みました。

花巻東は、きのうの久慈東戦では1点差の接戦を制しましたが
それ以外は点差をつけての勝ち上がり。

どの高校も、それぞれの球児たちの思いがあります。
あすの休養日、しっかり休んでもらって準決勝で良いプレーを見せて欲しいと感じます。
全国から注目される岩手大会であるのはもちろん、
高校球児たちの素晴らしいプレーが、震災後に苦況にある人々の励みになっているのは言うまでもありません。野球中継も、白球ダイジェストも、甲子園への道もぜひご覧下さい。

さて、この高校野球期間中に3日間にわたってミニ番組を放送しています。
様々なリアクションが私の所に寄せられていますが、
その3回目の放送が、明日の夜11時10分からあります。

撮影風景は…放送で見る分とずいぶん違う雰囲気なのです。
その放送では、IATに入って初めてのことがずいぶん沢山ありました。
最も大変だったのがメイク。


ひとまず、22日金曜日夜の11時10分「金曜deないト!」をご覧下さい。

追記:このミニ番組、8月1日(月)14:00、8月8日(月)14:00、8月15日(月)14:00に再放送決定。貴重な映像をぜひチェックしてください!

2011 年 7 月 21 日 19 時 03 分 14 秒

日焼け

夏の高校野球岩手大会は、きょう休養日を迎えました。
前半5日間は、県営野球場で一時通り雨がありましたが、
それ以外はこれでもか、というくらいの快晴で推移しました。

大会の期間中、花巻球場での取材のため、2回お邪魔しましたが、
いずれも快晴で気温も32~33度という状況でした。
このため、一気に日焼け。真っ黒になってしまいました。

花巻では、朝から夕方まで3試合をずっと見続け、時々簡易中継をするため、
カメラの隣から動けず。
屋根がないため、日焼けは仕方ありません。
こんな時は沖縄生まれで良かった、と思うのです。多少は我慢できるかも?と感じます。
格好は悪いのですが、ぬらしたタオルを頭にのせて…という時間帯もありますが、
頑張って取材・放送をすると、その後疲れますが体調は整う感覚があります。

球児たちは、それ以上に大会前に練習をしてきたので体力は大丈夫かと思いますが、
熱中症の症状(足がつる、など)が出ることもあるので、
ぜひ、明日以降の試合も体調管理はしっかりてもらい、熱いプレーを期待したいです。

2011 年 7 月 19 日 18 時 38 分 13 秒

高校野球 最後まで、キャプテン

試合にはプレーの上での実力はもちろん必要ですが、
時に試合の流れをどこまでつかむのか、ということが結果を左右することがあります。

花巻球場の第3試合、釜石と一関学院の対戦。
1回ウラ、一関学院は相手エラーでランナーを2人出し、
4番松田惇が、センターへの犠牲フライ。まず1点を先制します。

しかし続く2回表、釜石はヒットで出たランナーを3塁まで進めると
1番、西沢直史がレフト線へ運ぶタイムリーツーベース。
すぐに1対1に追い付きます。

さらに一関学院は2回ウラ、1番村上大之と3番阿部悠斗にタイムリーが飛び出し、
あっという間に4点を追加。5対1と、勝ち越します。

しかし、一関学院の先発嶋村拓郎がつかまります。
3回表、釜石の3番の佐々木祐にライト前に運ばれ、
続く4番、前川昭平はライトオーバーのタイムリー。
これで5対2。
なおも、2アウト2塁から、7番鈴木祐平がセンター前に運び、
前川がホームイン。5対3と詰め寄ります。

その後、一関学院は6回にも1点を追加。
6対3で迎えた、8回。

5番上野寛弥、6番代打村山勝葵、7番鈴木裕平の3連打でノーアウト満塁。
ここで、8番岩切大河のセンター前タイムリーで1点。
さらに9番佐々木慶多のセンター前タイムリーでさらに1点。
さらに、満塁から2つのデッドボールで2点。
あっという間に6対3と劣勢だったのが、7対6とひっくり返します。

このあと9回表にも7番鈴木裕平、8番岩切大河、9番佐々木慶多の3連打で
1アウト満塁という場面もありましたが、
一関学院の3人目のピッチャー沼田健人が後続を打ち取ります。

9回ウラ、6対5という1点差を追う一関学院は快音泣く、
ラストバッターはキャプテンの宮順之介君。

2アウトランナー無しという場面からのバッターであれば
いろいろな思いを込めての打席だったと思います。
しかし最後はセンターフライでゲームセット。
球場の中は釜石の押せ押せムードの中、一塁側は歓喜に湧き、
バッターだった宮君は、1塁ベースでうずくまり、しばらく動けませんでした。

強豪校を苦しめた釜石の粘りが光ったのはもちろんですが、
一関学院も最後まであきらめずに全力プレーだったと感じました。

試合後、一関学院ナインはベンチで泣き崩れました。
しばらく、誰も声をかけられないくらい、泣いていました。

15分ほど経って、宮君がインタビューに答えてくれました。
「最後まであきらめないでって、頑張りました」と
涙をこらえて気丈に答えていました。
しかし、最後の打席のことを聞くと「今年は本当にいろんな事があって・・・」
と、こらえていた涙がこぼれ始めました。

2年連続の甲子園を目指し、そして去年甲子園で達成できなかった一勝のために…
様々な思いがあったはずです。
この純粋な気持ちに触れると、本当に素晴らしい心だと感じるのです。

インタビューする前、ベンチで泣き崩れるメンバーに、そして控えのメンバーに
宮君は一人ひとり回って「ありがとうな」と声をかけていました。
自分だって泣きたいのに、涙をこらえて一人ひとりに「ありがとうな」と声をかけていました。

最後までキャプテンらしく頑張った宮君と、一関学院に
素晴らしい試合を見せてくれて、本当にありがとう、と思いました。

一関学院の応援団と選手(試合後)

釜石        012000040=7
一関学院140001000=6

2011 年 7 月 18 日 19 時 55 分 49 秒

高校野球 若き監督

県営野球場の第1試合では1990年生まれの監督が率いる一関高専が登場。
結果は負けてしまいましたが、最後まで伝統校を苦しめました。
創立87年の伝統校・黒沢尻北。ただ、夏の大会の最高はベスト4。甲子園にはまだ出場していません。
一方の一関工業高等専門学校(一関高専)は、夏の大会過去最高が3回戦進出。
それを上回るためにも初戦突破は至上命題です。

そのチームを率いるのは、1990年生まれ、現在20歳の菊地健斗監督。
一関高専野球部OBで、現在は一関高専の専攻科に在籍しています。
まだ学生という身分で、5年制学校の高専チームの中の「高野連チーム」(16~18歳の選手によるチーム)を指導しています。

自分の授業や研究などがあるので、指導する時間が限られる中、
選手たちに年齢が近く、兄貴的な存在で「最後まであきらめない」「中途半端なプレーにならない」ことを懸命に教えてきました。
そして「全力でプレーする選手たちをぜひ見てください」と笑顔で話す、若き指揮官です。

試合は序盤、一関高専の9番の田頭祐也が内野安打で出塁。
それの田頭を送ったあと、2番佐藤俊のヒット。
3番佐藤裕樹がフォアボールを選んだあと、
4番佐藤光がレフト前ヒット。1点を先制します。

一関高専のピッチャー佐藤光と中里祐介のバッテリーが巧みに黒北打線をかわし、
5回まで無得点に抑えます。

しかし、6回表、集中打で黒沢尻北が一挙4点。
試合の流れをつかみます。
一関高専は6回ウラの攻撃で代打・佐藤雅典のタイムリーで4対2に。
さらに、
7回ウラは、5番佐々木俊耶の大会17号ソロホームランで4対3。
決して大量リードではなく、試合の流れも分からない状況に追い込んでいきます。

9回ウラでは、この回先頭の代打藤原健汰が二塁打。
さらに代走の千葉倫太はワイルドピッチで3塁まで進みます。
ノーアウト3塁。誰もが同点に追い付くのでは、と思いましたが、
続く8番村田晨、9番田頭、最後の代打赤坂旭も三振でゲームセット。
あと一歩の所まで黒沢尻北を追い込んだ一関高専。最後まで良いゲームを見せてくれました。

試合後、キャプテンの佐藤裕樹君は
「まだ1・2年生に何を言うか、考えていないが、来年は強い高専でベスト8,ベスト4になって欲しい」と話していました。

菊地監督は「最後は、スクイズは考えなかった。ノーアウト3塁だったが、犠牲フライとか、とにかく打って点数を入れて欲しい、それが私のイメージでした」と
静かに試合を振り返りました。

この大会唯一の国立チーム、さらに「高専」という5年制の学校ならではの特徴があり、
これまではなかなか上位進出がかなわなかった一関高専。
しかし、若い菊池健斗監督のもと、最後まで本当にあきらめない、素晴らしいプレーを見せてくれました。

今年のチームの主力は2年生。佐藤キャプテンの思いをつなぐ1・2年生たちがきっと来年活躍してくれるでしょう。
黒沢尻北 000004000=4
一関高専 001001010=3

試合後の一関高専

2011 年 7 月 17 日 17 時 34 分 00 秒