心のアーカイブ 伊波伴准

子ども文庫プロジェクトHPに・・・!

8月6日に訪れた小岩井農場での「親子で楽しむ小岩井農場 森を楽しむ」では
キリンビバレッジ「こども文庫プロジェクト」の一環としても実施されました。
その様子が、キリンビバレッジさんのホームページに掲載されました。

岩手での活動が、全国に発信される企業のホームページに掲載して頂けるのは
とても嬉しいことです。
小岩井農場や、岩手の自然は、岩手に住んでいる人ならすぐに分かってもらえますが、
県外の人に岩手の魅力、小岩井農場の魅力を伝えることは
これからの岩手にとってとても大切なことだと感じます。

2011 年 9 月 14 日 17 時 37 分 06 秒

「59.92%」

「59.92%」

岩手のこれからを左右する選挙の一つ、岩手県知事選がありました。
結果、現職が再選。
次点候補との差は27万5000票余り。大差がつきました。

津波被害を受けた沿岸地域の再生・復興はもちろんですが、
内陸の地震被害、雇用、教育、
さらに、これまでの県政課題ももちろん解決する必要があります。
一層の県政推進を、沿岸中心に進める必要があるのは、言うまでもありません。

それにしても。投票率の低さが際だちました。
今回の知事選挙の投票率は59.92%。前回よりも8.61ポイント下がっています。

また、沿岸地域では投票率が比較的高いのに比べ、内陸はやや低くなる傾向があります。
盛岡市は51.01%。県平均以下、そしておよそ半分しか投票していません。
おとなりの矢巾町に至ってはは48.07%。どうしてこのような低い結果だったのでしょうか。
一方、陸前高田市は、77.79%。選挙で民意を反映させたいという気持ちでしょうか。
内陸と沿岸には、見えない「差」が沢山あるような気がします。
開票結果

達増拓也 438,975
高橋博之 163,397
鈴木露道 25,240
芦名鉄雄 15,567

2011 年 9 月 12 日 18 時 46 分 38 秒

もしも、”絶対”があるとすれば

100%で成功すること…
10代の頃は”必ず””絶対に”やってやる!とよく心の中で誓うことがありました。
学校生活や、アルバイト、試験、いろいろな場面で「絶対に」と。

社会人として歩み始め15年目。なかなか100%で完成・完遂することは、まずありません。
例えば、
より多くの人が納得したり、面白いと感じることを作り出すことは本当に難しいことですし、
ましてや全員が納得することも、全員が面白いということも、なかなかありません。

絶対なんて、ありえない。それがだんだんと当たり前になってきました。
今年3月11日に、岩手そして日本は、想像を絶する体験をしました。

私はこれまでの経験をすべて動員して、3月11日の直後に災害報道に関わりました。
震災後に出来ることは限られていますが、
すこし落ち着いた4月からは沿岸地域の読み聞かせを開始し、
それを継続することを、今後のライフワークにしたいと感じています。

この半年、様々な個人や組織が心を一つに、困難を乗り越えようと活動をしています。
長い道のりですし、すぐに解決しないことばかりです。

しかし、改めて半年を振り返り思うのです。
絶対に、忘れてはならない、
絶対に、あきらめてはいけない、
絶対に、災害には負けない、と思うのです。

私の周囲の人たちを見渡しても
岩手県外の方たちから、たくさん、たくさん、助けてもらいました。

震災からまもなく半年。まだまだ足りないことばかりという気もします。

しかし、もしも、”絶対”があるとすれば、
日本は国全体が一つになって
絶対に困難を乗り越えることができるはずです。

私自身も含めて、そう心に誓うことが今一番大切なのだと感じます。

2011 年 9 月 9 日 20 時 45 分 58 秒

ミュージカル アテルイ

わらび座ミュージカル「アテルイ」を県民会館で見ました。
東日本大震災の復興を願い、県内のテレビ局が協力して実施した舞台です。
これまでに何度も上演されているミュージカルですが、
私は初めて見ることが出来ました。

どの地域でもそうですが、歴史のとらえ方は様々です。
同じ出来事でも、とらえる側が違うと全く別の出来事のように見えます。

かなり前は、アテルイは一般的には朝廷に逆らったとされるものもありましたが、
ミュージカルを見ると、アテルイは間違いなく東北の英雄であった、と感じます。

舞台では、何度も「蝦夷(えみし)は人ではない」など野蛮な存在として扱われることに対して
「蝦夷だって同じ人だ!」という場面が出てきます。。

地域や価値観が違うと対立することがこんなにも悲しいことなのか、と感じ、
次第に物語に引き込まれていきます。
そしてアテルイの仲間たちは心を一つに団結します。

不思議と、
乗り越える困難を「震災」、団結する力を「今の東北」に置き換えてしまいます。
胸が苦しくなるような思いがします。

しかし、最後まであきらめず生き抜くアテルイが、舞台の上で輝くように登場。
後半の全員で歌う歌に、私は思わず涙がこぼれました。
状況も時代も全く違いますが、いま東北が、東日本が、国全体が
見えない困難に立ち向かい、必ず乗り越えなければならないー。
そんなメッセージに感じられたからです。
多くのことを学ぶことができたような気がしました。
公演を成功させた関係者の皆さん、本当にありがとうございました。

2011 年 9 月 5 日 22 時 18 分 26 秒

復興の願い込めて二戸まつり

9月2日から4日にかけて、二戸まつりが開かれました。
まつりでは、街の中心部が通行止めとなり、毎日山車の運行があります。
その模様は、地元のメディア・カシオペアFMが特設スタジオから生放送で伝え、
さらに夜はカシオペアFMを使って音楽を流して実施する「流し踊り」があり、
二戸はこの期間、毎日盛り上がります。

今年も二戸まつりにお邪魔し、山車の運行を見させてもらい、流し踊りに参加しました。
二戸まつりの山車は、平三山車と呼ばれるもので、
盛岡秋まつりで見る縦長の山車に比べると、全長が長くなっています。
そして歴史上の人物、特に武将などが題材になることが多く、
その表情は、目をむいて、歯を食いしばるような表情が多く、
勢いのいい雰囲気が特徴です。

今年は復興を願うコメントがどの山車にも付けられていました。

二戸市は今年1月に大雪で停電が続くなどして、大きな災害を経験。
さらに3月11日の大震災もあり、災害について考える年となりました。
その時に地元の情報を発信できたのはカシオペアFMです。

お祭り期間中も地元情報を流していますが、
大雪、大地震と2つの災害によって、その存在価値が大きく注目されています。

スタッフの方に話を伺っても、自らの役割の重要性を認識しつつ、
どのような態勢を取るべきなのかを、改めて考えたと話していました。
新しいスタッフも増え、FM内も活気づいてきている印象もありました。
誕生した時は東北唯一のNPO運営のコミュニティーFMは、
東北に、全国に、コミュニティーのあり方を発信する存在になっています。

二戸まつりには、野田村からも流し踊りに参加がありました。
震災後、二戸市は野田村への支援を続け、そのお礼としての参加だそうです。

沿岸とのきずなも深まり、そして日常を取り戻そうと頑張る二戸市は
これまでよりも輝いている地域になったのだと感じます。

2011 年 9 月 4 日 19 時 11 分 55 秒