心のアーカイブ 伊波伴准

子どもたちの遊ぶ場所

NPO法人のいわて子育てネットが、子どもたちや子育て中の親たちを支援するために
歌や踊りなどの場を披露する「出前ぽこぽこ」が大船渡市で開かれました。
この催しに私もお手伝いで参加しました。

会場は、私が以前読み聞かせでお邪魔した大船渡市の猪川保育園。
いわて子育てネットのメンバーが、歌やリズム体操、パネルあそびなど
子どもたちが楽しく時間を過ごせる内容を繰り広げます。

今回は、その中に私の読み聞かせも加えてもらい、
「へんしんトンネル」(あきやまただし/作・絵)と
「うんこ!」(サトシン/作、西村敏雄/絵)を読みました。

集まってきてくれた親子は、みな笑顔で参加してくれて、
さらに、歌やリズム体操などに目を輝かせてチャレンジしてくれている様子が
とてもうれしいなと感じました。

園庭には「ゴエティーふわふわ」も登場。沿岸地域で初めてのゴエティーふわふわです。
集まってきてくれた子どもたちや、猪川保育園の園児たちが大興奮でゴエティーふわふわで遊んでくれました。

とても元気な様子に見ているこちらもほっとしますが、
それでも沿岸の子どもたちは、まだまだ厳しい環境が続いています。
今まで遊んでいた近くの公園や広場は、仮設住宅が建てられているところが多く、
遊び場が少なくなってきています。

親自身も、仕事が以前より多忙になった、勤務地が変わった、仕事探しの最中、など
精神的な負担が増えている状況も考えられます。

子どもたちの心のケアまで考えると、まだまだ不安定な環境での生活が強いられている現実があるのです。

地域全体の道路や公共施設をいちはやく用意することも大切ですし、
子どもたちが安心して遊べる場所、思い切り体を動かしても大丈夫な場所は必要です。

まだまだ、復旧や復興の道のりは長いと感じます。

2011 年 10 月 29 日 18 時 01 分 43 秒

オーケストラと読み聞かせ~明和保育園・大船渡保育園

Go!Go!子育て応援宣言の一環で実施している沿岸地域の読み聞かせ。
第7弾となる今回は、いずれも2度目の訪問となる、明和保育園と大船渡保育園です。
今回は、普段からいろいろとやりとりをさせてもらっている
仙台フィルハーモニー管弦楽団さんが協力を申し出て頂き、
一緒に沿岸に行こう、ということになりました。

多忙な中、岩手まで来てもらったのは、担当者のほか、
仙台フィルのフルート、芦澤曉男(あしざわあきお)さん、
ピアノの星簇亜実(ほしむれあみ)さん、
歌を歌ってくれるソプラノの齋藤翠(さいとうみどり)さんの3人です。

仙台フィルは、これまでに何度も地域に元気を与えようと、
小編成で各地を回る活動を続けています。
今回は、仙台フィルの活動とIATの読み聞かせ活動で
一緒にもっと楽しいものができるのではないか?ということになり、
岩手まで来てもらいました。

 

そしてIATからは藤原規衣アナウンサーと私が参加。
事前に、絵本の物語に音楽を付けると楽しくなるよね、という話をしていたので、
「へんしんトンネル」(あきやまただし/作・絵)と
「うんこ!」(サトシン/作、西村敏雄/絵)に、それぞれメロディーを付けてくれました。

「へんしんトンネル」では、どんなふうに変身するのかな?という場面に、
軽快な音楽を演奏してくださいました。
また「うんこ!」では、うんこが動き出すシーンに
元気なメロディーを付けてくれました。

子どもたちの想像力によって、絵本は、すぐに子どもたちに新しい世界を見せる事ができます。
それに音楽まで付くと、想像力の幅はもっとひろがります。
藤原アナウンサーや私が読み聞かせをしていても、
その目の輝きはこれまでとも違い、一層、子どもたちの心に物語が届いていることを
実感することができます。
絵本だけ、の時よりももっと楽しそうです。

音楽には力。子どもたちの表情がそれを教えてくれます。
この他にも、プロの歌や、優しいフルートのメロディーに
子どもたちはひきこまれているようでした。
保育士さんたちに聞いても、本物の歌や演奏を聴く機会はなかなかないので、
「子どもたちにとって、本当に貴重ないい時間でした」と話して頂き、
このような催しは、沿岸にとってぜひ必要なのだと感じます。

明和保育園も大船渡保育園も、直接の津波被害はなく
だんだんと落ち着いた日常を取り戻しつつあるようです。
しかし、仮設住宅から通っている職員や子どもたちもいますし、
目の前の街は、3.11以前と違った厳しい光景のままです。

絵本の読み聞かせや、演奏が
子どもたちの心に少しでも安らぎを与えられたらと思います。

 

2011 年 10 月 26 日 19 時 01 分 15 秒

15周年CM

IATでは今、15周年関する様々なCMを放送しています。
その中には、15年前の私が出てくるものもあります。

塚本アナウンサーは、少年野球をやっていたころ。
丹野アナウンサーは、駅伝と思われるワンシーン。
どちらも、小学生、中学生のころの初々しい感じのする写真と
現在の顔が出てくるCMです。

私は、15年前、IAT開局の年で社会人1年生の頃の写真。
他の2人は15年前、大変若い未成年ですが、私は既に働いているのです。

ぜひ、皆さんもオンエアで確認をしてみてください。

CMを見た私の友人たちの反応は、一様にこうです。

「15年前、ほっそいね~」。

・・・
多少、そうかもしれません。

1996年9月

2011 年 10 月 19 日 15 時 38 分 50 秒

沿岸の子どもたちに笑顔

盛岡地域と宮古地域のライオンズクラブが協力して、
宮古地域の小学生を盛岡に招待し、楽しい一日を過ごしてもらおうという
企画がありました。

ライオンズクラブの用語では「アクティビティ」(活動)と言うそうです。
盛岡でわんこそばを楽しんだほか、盛岡市子ども科学館、
そしてIATが主催している「ドラえもんの科学みらい展」を見学に訪れました。

どんな子どもたちが盛岡市民文化ホール展示ホールにやってくるか楽しみでした。
午前と午後に分かれてやってきた宮古市内の3つの小学校の子どもたちは
とても元気!

様々な境遇で生活しているであろう子どもたちは、
予想をはるかに上回るほど、展示をみて感激し、走り回り、笑顔を見せていました。

科学の展示会自体が、岩手では貴重なものですが、
ドラえもんのひみつ道具を目指した様々な展示をみて
本当に楽しそうな子どもたち表情をみてホッとしました。
親しみのあるものが多かったでしょうし、みんなで小さな修学旅行のよう。

沢山の元気を私ももらった気がしますし、
その楽しさを宮古に持ち帰って、多くの方に伝えて、
元気な街にしてほしいなと感じました。

2011 年 10 月 15 日 19 時 18 分 33 秒

ひみつ道具はどこまで実現できたのか?

ドラえもんの科学みらい展が、10月23日まで盛岡市民文化ホール展示ホール(マリオス内)で開かれています。
その運営に入っていますが、
展示を見れば見るほど、大人がみると知的な満足を得られる展示だなあ、と感心します。

透明マントというひみつ動画が、現在の技術ではどこまで実現できているか、
そのコーナーを見てみると、不思議な光景を目にします。

また、タケコプターに近づけている、と感じるのが、世界最小のヘリコプター。
その実物が展示されています。
長野県の企業が開発したという世界最小のヘリコプターは、購入することも可能です。
金額や、航空関係の許可など、現実的な問題をちょっと脇に置いて考えてみると、
これで実際に飛べるということに、科学技術の発達に、驚かされます。

会場では、様々な体験やパネルの説明のほかにも、音声ガイド(有料)も利用可能です。
音声だけではなく、手持ちの端末で画像でも説明が出てきて(これだけでも科学技術って凄いと実感)さらに時々クイズも出てきて、タッチパネルで答えるというシステム。
これも、ゆっくり見てみると見応えのあるものです。

今回の展示では、来場者にドラえもんグッズのプレゼントも全員にあります。
大人は科学技術の説明で納得し、子どもたちはグッズプレゼントに加え、
会場入口でのコミックスコーナーでも楽しめる内容です。

個人的には、会場で販売してるドラえもんの形をしたオリジナル商品(いろいろあります)が印象的だなと思います。
いくつか購入しましたが、楽しめるものばかりです。

運営にも携わっていますので、時々会場でお目にかかるかもしれません。
みなさんの来場をお待ちしています。

2011 年 10 月 13 日 15 時 55 分 04 秒