心のアーカイブ 伊波伴准

支援するイベント、子育てフェスタ

いわて子育てネットが主催の「子育てフェスタ」に行ってきました。
サブタイトルには「安心・楽しい子育て生活inモリオカ」とあります。

盛岡で人気の岩渕みどり先生のリズム体操、親子でひっつみを味わう、
おもちゃ広場、塗り絵コーナー、音楽読み聞かせ、など
いろいろな催しがあります。
100人の参加想定が、200人を超える大盛況でした。

実は、このイベントは「被災地乳幼児家庭支援事業」という側面があります。
様々な事情で沿岸地域から避難、または一時的に滞在している親子に、
盛岡での子育て生活をより楽しくしてもらおう、ということと、
盛岡市内にもともと住んでいる親子にも参加してもらい、
楽しいあそびの「場」の提供ということが、支援になるという催しなのです。

東日本大震災で、特に子どもたちの環境を考えると、
最も重要な観点は「日常を奪われた」ということです。
いつもの生活が一変した、ということは、子どもにとって当たり前の日常が奪われているということを意味しています。

せめて、盛岡にやってきた親子が
今までであれば当たり前に遊べたり楽しかったりする「場」が
今、一番求められています。

その証拠に、会場は沢山の親子が
リズム体操や音楽読み聞かせなどに熱心に、かつ楽しそうに参加していました。
子育ての楽しい場への需要の高さを実感することができます。

今回、いわて子育てネットのメンバーと一緒に絵本の読み聞かせをしました。
「よくばりすぎたねこ」(さとう わきこ/作・絵)と
「うんちっち」(ステファニーブレイク/作、ふしみみさを/訳)です。
特に「うんちっち」は一度絶版になっていた本ですが、今月から再版された人気の絵本。
ナンセンス絵本の代表作の一つです。

会場では、熱心に聞き入る子どももいれば、
会場が広いので、にぎやかな中でなかなか集中できない子どももいました。
絵本の楽しみ方は、一人ひとり自由なので、
子どもの顔を確認しながら、一行ごとに心をこめて読んでいきます。
読むというよりも、訴える感じでの読み聞かせでした。

3歳児前後が多かったので、今後保育園や幼稚園に通うと
また、絵本の読み聞かせの受け止め方が変わるかも?と思いながら、
進めていきましたが、
子どもより保護者の方が、じっと一生懸命耳を傾けてもらったのが印象的でした。

2011 年 11 月 21 日 20 時 56 分 29 秒