心のアーカイブ 伊波伴准

家族、という幸せ(HOME 愛しの座敷わらしを見て)

水谷豊さん主演・和泉聖治監督の映画「HOME 愛しの座敷わらし」を見ました。
ここしばらくみた映画で、一番の感動作でした。

ストーリーは決して派手ではありません。
アクションでも、サスペンスでもない、どこにでもありそうな家族が登場します。
水谷豊さん演じるお父さんは、一般的なサラリーマンとして出てきます。

でも、感動しました。
私の涙腺が緩くなったせいかもしれませんが、
本当の幸せは何だろう、なにが幸せなんだろう、と考えさせられる内容でした。

サラリーマンのお父さんが抱えるであろう問題が、物語にいろいろと出てきます。
転勤、子どもの問題、夫婦の問題、親と同居することの問題・・・。
もちろん、問題はないに超したことはありませんが、
映画の中では、問題を乗り越える「高橋家」を通して、家族の幸せについて感じ取れることが沢山あります。

物語に出てくる座敷わらしは、一家の中で存在感がどんどん大きくなってきて
見ていて、だんだんホッとしてきます。
さらに岩手県民としては、「あ!ここ知ってる!」という楽しみもあります。

私自身の家族について、そして自分の両親をはじめ親族との関係について、
さらに友人の結婚式で感じること…いろいろな思いが重なり、
こころ温まる内容が詰まった、素敵な映画でした。

水谷豊さんは、相棒のイメージが強くありますが
映画を見ていると、だんだん「お父さん」になってきました。
不思議な魅力を感じるためにも、お時間のある方はぜひ劇場でご覧になってみては?

2012 年 5 月 13 日 17 時 16 分 31 秒