心のアーカイブ 伊波伴准

笑顔で初戦突破 ~2012夏

夏の高校野球岩手大会が開幕しました。
盛岡市の県営野球場に、出場する全ての高校球児がそろっての開会式。
いつもの年と変わらない、気持ちが改めて引きしまる気持ちになる日です。

宮古高校の豊間根練くんの「高校球児の力で岩手の復興を後押し」という選手宣誓に
2012年の夏の意義を感じます。ぐっとこころにくる言葉です。

きょうは花巻球場へ取材にお邪魔しました。
県営野球場と同じように朝は雨だったようですが、徐々に天気も良くなりました。

第一試合は、遠野と紫波総合の対戦。
6回に紫波総合は大きな場面を迎えます。
遠野の先発菊池怜(さとし)がこの試合初めてフォアボールを出します。
それまで丁寧なピッチングだったのが、このとき徐々に崩れていったようです。

フォアボールのランナーを送って、続く2番佐々木隆治は、ファーストフライに思えましたが、
結果、これが守りのエラーとなり、2塁1塁。

続く3番の吉田大地がセンターへのヒット。これで一気に満塁となります。

ここで紫波総合の4番・福士稔希がセンターへの鮮やかなタイムリー。
さらに外野の守りにほころびがでた間に3人のランナーがホームイン。
一気に3対0と流れを引き寄せます。

遠野も最後に押し出しで1点をもらいますが、攻撃がつながらず、ゲームセット。

去年も初戦が同じ対戦カードだった両校。
6-1で1年前に負けた紫波総合が、見事にリベンジを果たしました。

試合後に紫波総合の池脇大雅(たいが)主将に話を聞くと、
自分がノーヒットだったことを反省しつつ、
去年のチームよりもさらに頑張って努力したことで勝てた、と
屈託のない笑顔で話してくれました。

去年の先輩の分まで全力で初戦を戦ったナインに、たくさんの元気をもらった気がします。
逆に、遠野が来年さらに成長した姿で登場してくることに期待しています。
花巻・第1試合 
遠野 000000001=1
紫波総合00000300x=3
第2試合
雫石 000100100=2
盛岡商業00012000x=3

2012 年 7 月 7 日 19 時 57 分 38 秒