心のアーカイブ 伊波伴准

沿岸地区の活躍を ~2012夏

きのうよりも暑さが若干和らぎ、風のある花巻球場では、
葛巻と種市、
住田と一関第二、
一関工業と盛岡市立の3試合がありました。

第1試合の葛巻と種市は、実力拮抗の好ゲームとなり、
延長13回までもつれました。
最後は、葛巻が、1番小田勇気のレフトへのタイムリーで里美脩太朗が4点目を入れ、
4-3、葛巻が3回戦に進出。

第3試合は、ここ一番という場面で一発が出た一関工業が
シード・盛岡市立を下し、4-2で駒を進めました。
第2試合は、住田と一関第二の対戦。
初回、住田は内野安打で出た及川凌太を泉田卓が送り、1アウト2塁。
続く3番の猪俣竜司が、センター前ヒットを放ちます。

この場面で、一関二高の守りにほころびが出てしまい、
外野からホームへの返球が逸れます。
その瞬間を見逃さなかったランナー及川が一気にホームイン。
結果、相手エラーでの1点を住田がもらいます。

2回にも住田は、8番伊藤公斗(なおし)がセンターオーバーの二塁打。
そこから9番の村上がセンターへのタイムリーとなり、
2対0とリードを広げます。

さらに住田は3回もヒットで出た泉田を、5番佐々木元気が内野安打で返し、
3対0とリードを広げます。

一方、3回ウラの一関第二は、相手エラーで2番熊谷一輝が出塁。
その熊谷が送りバントなどで3塁まで進みます。

ここで打順は5番熊谷俊太郎。
センターへのタイムリーヒットで1点を返し、3対1とします。

一関二高は、5回に6番荒井貴之(たかふみ)がスクイズを決め1点。
8回には相手エラーで1点。
これで3対3まで詰め寄ります。

しかし、9回住田が3番・猪俣がタイムリーを決めて、4対3の勝ち越し。
一関二高は9回ウラに7番佐々木駿がヒットを放ちますが、ここまで。
住田が逃げ切りました。

1点を争う好ゲームと言える試合。
住田高校は、気仙地区にありますが、
内陸部にあったので建物自体の大震災の影響は少なかった高校です。
しかし、生徒は陸前高田市や大船渡市からも通っています。
全体の4割が被災している中での、野球部の夏2勝はとても明るい話題です。
2004年にはベスト16になっている住田高校を始め、
沿岸部の高校の活躍に注目です。
花巻球場第1試合 
葛巻 003000000 0001=4
種市 010000020 0000=3(延長13回)

第2試合
住田 111000001=4
一関第二001010010=3

第3試合
一関工業010002100=4
盛岡市立100000100=2

2012 年 7 月 11 日 18 時 00 分 51 秒