心のアーカイブ 伊波伴准

思い出に残る夏 ~2012夏

ベスト8が出そろう今日、花巻球場では3試合ありました。

地域の思いも載せてプレーする学校は、夏の高校野球で毎年ありますが、
特に、住田は気仙地域から通ってくる生徒が多く、
震災に負けないという思いもこもったプレーだったように感じます。

花巻球場の第3試合は、盛岡四高と住田の対戦でした。
盛岡四高は去年・おととしとベスト4まで進出している強豪。
住田は、8年ぶりのベスト16です。

試合は静かなはじまり。
前半3回までで住田はヒット3本。盛岡四高は1本と、
まずは両校の先発(住田:佐々木元気、盛四:高橋将太)のピッチングの
様子見をしている感じでした。

試合が動いたのは5回。
盛岡四高は、この回トップの小向翔太がフォアボールを選んで出塁。
続く7番の大坂宏陽(こうよう)が高橋を送って1アウト2塁。
ここで8番の高橋将太が右中間へと運ぶヒットを放ち、
盛岡四高が先制します。

盛岡四高はさらに8回、たたみかけるように攻撃します。
2番小畑和也が2塁打、3番佐藤勇太郎が相手エラーで出塁。
続く4番民部田竜也が右中間へのタイムリーで3点目。

このあと、フォアボールにデッドボールも続き、押し出しで1点。
これに加えてタイムリーなども飛び出して、この回だけで6点を追加。
7対0と、8回の時点で7点差が付いたためにコールドゲーム成立。
盛岡四高がベスト8進出を決めました。

試合後に、住田の佐々木元気キャプテンに話を聞くと
最後まであきらめないで自分たちの野球ができた、と振り返り、
「3年生は9人しかいなかったが、その仲間に感謝したい」と
話してくれました。

午後からは日差しが差し込み、かなりの暑さの中の熱戦。
住田は学校は小規模でも、大きな心意気を見せてくれたと感じます。

試合後、地元CATVの取材を受ける佐々木元気主将

花巻球場
第1試合 
不来方 000220200=6
大東 001100030=5

第2試合 
大槌 000103001=5
花北青雲000000100=1

第3試合
住田 00000000 =0
盛岡第四00001006x=7

2012 年 7 月 17 日 18 時 12 分 16 秒