心のアーカイブ 伊波伴准

学ぶ、ものづくりの心

愛知県豊田市にある、トヨタ自動車にお邪魔してきました。

東北にあるトヨタ系列の生産会社3社が7月1日に合併し、
トヨタ自動車東日本が設立されました。
これまでトヨタは愛知県豊田市を中心とした三河地域と北九州が
いわゆる「2大拠点」と言われていましたが、
今後、東北地域が「第3の拠点」に位置づけられます。
岩手にも旧関東自動車工業岩手工場があり、アクアなどが生産されています。

今回訪問したトヨタ自動車堤工場では、
ハイブリッドカーのプリウスなどが生産されています。

 

工場の生産ラインを初めて見ましたが、無駄なく効率的な作業です。
一番驚いたのは、ガソリン車もハイブリッドカーも同じラインで組み立てていることです。

1つのラインで1車種という固定観念があったのですが、
話を聞くと、ガソリン車でバッテリーを配置する場所が、
ハイブリッドカーではインバーターを取り付け、
その取り付け作業自体は、作業者にとって同じものだそうです。

その他にも、効率よく生産できる工夫は随所にありました。

また、工場自体も環境負荷をかけない取り組みが続いていて、
例えば太陽光パネルによる発電で工場内での電力の数%程度は賄っていることや、
周辺の緑化、Co2排出の少ない植物を開発・植栽すること、
さらに大気を浄化できる光触媒入りの塗料を工場の壁に塗る、など
驚きの連続です。

その一つひとつが、良い車を作ることと、地域に愛されること、環境に配慮すること
全てにつながっているものばかりです。

自動車製造に関わる多くの人の「ものづくり」の心意気を実感することができました。

もう一つ、小さな驚きですが住所に「トヨタ町」があったことです。
地域に浸透しているな、と感じました。

2012 年 8 月 1 日 19 時 28 分 21 秒