心のアーカイブ 伊波伴准

献血への取り組み

 

岩手県献血推進協議会、という集まりがあります。
病院関係者や日本赤十字社岩手県支部、県などがあつまって、献血について考えるというものです。

献血の難しさは、提供をもらった血液が保存がしにくい、というところにあります。

血液製剤には「国家検定から2年」という有効期限がありますが、
赤血球製剤は21日、血漿(けっしょう)製剤は1年、血小板製剤は4日、など
それぞれまちまちです。

「協議会」の会合での説明では、
2012年度は、全血献血は4万400人、成分献血では1万4000人を
それぞれ「献血目標」としています。
実際、2012年の4月から12月にかけての実数は
全血献血で29881人、成分献血で10583人。
年度途中ですが、全血献血は、若干目標を下回っているペースです。

来年度は、特に献血可能な高校生の世代(若年層)を中心に、
献血をまず体験してもらおう、という方向になり、
400mlの献血では不安、という人のために200mlの献血も進める、ことになりました。

また、私はなかなか意識することは多くなかったのですが、
会議での報告の中で、
献血は、東日本大震災でも大きな影響を受けている、という話もありました。
確かに医療機関が重要となる災害時、献血はどうなっていたのか、
私も勉強不足の面がありました。

おととし3月11日の災害発生で、献血事業は岩手県内では一時ストップし、
岩手県外からの提供に頼ることになったそうです。
また、受け入れ先が対応できずに、移動採血車も沿岸部に行くことができず、
2011年度は被災前の5割程度の献血だったそうです。

その後、徐々に献血自体が再開し、今年度は陸前高田市や大槌町で
献血を再開したそうです。

有事の際に医療機関に頼らなければいけないことは多くあります。
献血は個人の意志での実施ですが、少しでも興味がある、
特に若くて元気だと自信がある方は、一歩踏み出してみてもいいかもしれません。
盛岡市では、大通りにある「献血ルームメルシー」で献血を受け付けているそうです。
【献血ルーム メルシー】
盛岡市大通2丁目3-7 「CT33」4階
電話019-653-6511
【成分献血】
10:00~12:00/14:00~17:00
【400・200mL】
10:00~12:45/14:00~17:45

2013 年 1 月 23 日 19 時 13 分 30 秒