心のアーカイブ 伊波伴准

子育てに強烈な効果?のアプリ

スマートフォンに切り替えて、様々な「アプリケーション」を試していますが、
意外と子どもに受けるのが、怖い画像や声が出る、お化け系のアプリです。

友人夫婦の子どもたちと肝試しゲームのようなものをやったときに
「スマホ連携」と書いてあったものをダウンロードしましたが、
その中にあるミニゲームは、何度か「やらせて」とせがまれます。

肝試しをゲーム感覚で出来て、失敗すると「ぎゃーっ!」と叫び声が出る、
というものです。
子どもたちは「ぎゃー!」までの過程を本気で怖がり、それが楽しいようです。
大人の感覚だとちっとも怖くありませんが、子どもたちは真剣です。
怖いくせに「もう一回!」とせがみます。

しばらく経った先日、3歳の甥っ子が「こわいの、やって」とせがんできました。
いつもと同じ物ばかりではなくたまには違うもの、と思って調べると
強烈なアプリがありました。
鬼からの電話、というものです。
言うことをきかない子に聞かせると効果がてきめん・・・そうか、では挑戦。

いざ、このアプリを使ってみると大変なことになりました。
言うことをきかないとき、食べ物を残したとき、などの項目があり、
試しに「言うことをきかないとき」のボタンを押してみました。

すると・・・
急に電話がけたたましく鳴ります。実際にはアプリが音を出しているのですが、
画面には「着信中 あかおに」と書いてあります。

甥っ子は、その瞬間から動きが止まり、画面を凝視しています。
ボタンを押すと、相手の声がスピーカーから聞こえてきます。

ものすごーく怖いだみ声で
「もしもし。・・・あかおにです。言うことをきかない子がいるのかぁ?」
携帯電話の画面は、怖い形相の鬼が表示されています。

怖い声は続けます。
「じゃあ、いうことを聞かないなら、今からそっちに行こうか!?」

隣にいる甥っ子は、その段階でもう泣いています。
一拍おいて「いやー!!!」と泣き始めました。

「ごめん、ごめん、もう電話切るから!うちはみんないい子しかいないって
おにさんに言うから!」

しかし、時既に遅し。しばらく甥っ子は泣き叫ぶことになりました。

申し訳ない、ごめんね・・・と思いつつ、強烈な効果を実感しました。
強烈な効果があるので、よほどのことが無い限り、このアプリを起動することはありませんが、
本当に困った時は「鬼から電話が来るよ!」と言えます。

そういえば、小さい頃に夜更かしをすると
「山からやまんばが来るよ!」とおどかされたなあ、と思い出しました。
時代が変わると、こういう方法もあるのです。

2013 年 10 月 7 日 15 時 47 分 18 秒