心のアーカイブ 伊波伴准

まだ終わらない「震災後」 津波注意報で感じること

「あの音」で飛び起きました。寝ていたのですが、心底驚いて飛び起きました。
夜が明け始めた頃、午前4時22分、あの音は突然、携帯電話からけたたましく鳴り響きました。
久しぶりに聞く、もっとも聞きたくない「あの音」が鳴ったあと、
十数秒くらいして、部屋が小刻みに揺れ始めました。

とにかくびっくりして、しばらく胸のドキドキが止まりません。
携帯やテレビからの情報で、ほどなく「津波注意報」が出たことを知り、すぐさまIATへ向かいました。

震災から3年4カ月も経っているのに、結果的にこの地震は東日本大震災の余震だと分かりました。
そしてマグニチュードが6.8、津波注意報・・・。
まだ心休まる日はやってこないのです。

会社に行ってみると、既にスタッフが出社してきています。
東京・テレビ朝日と連絡を取り合い、沿岸のスタッフは避難してからの情報収集です。

情報カメラの映像からは、大きな変化は感じられませんが、油断できません。

結果、6時15分に津波注意報が解除されるまであわただしく過ごすことになりました。
今のところ大きな被害はありません。

きょうは夏の高校野球の開会式。沿岸から出発する高校にも影響が出たようです。

忘れてはならないことが、まだまだたくさんあります。
仮に1mの津波でも足を取られると大変危険です。
その危険な津波と向かいあって生きていくことは、本当に辛く、しんどいことです。
震災から3年経っても、復興したとは言えず、穏やかな日々とも言えません。
このことを一人でも多くの人に知って欲しいのです。

2014 年 7 月 12 日 10 時 45 分 44 秒