心のアーカイブ 伊波伴准

ふるさとCMの競演

ふるさとCM大賞inIWATE2014の審査会が開かれました。

今回の司会もマギー審司さん。
会場に集まった市町村の関係者を
軽妙なトークで楽しませてくれました。

15秒のCMも、見てみると、
市町村の担当者も慣れてきて、とても面白い、巧みなものが多くなりました。

今回の対象は田野畑村。
奇麗な映像が印象的でした。
27日には審査会の模様をオンエアします。
ぜひ、ご覧ください!

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2014 年 11 月 30 日 19 時 11 分 44 秒

彫刻の「表情」

岩手県立美術館で開かれている「舟越保武彫刻展ーまなざしの向こうにー」を見てきました。

私が岩手にきて間もない頃。
舟越保武という名前を初めて聞いたのは1999年、文化功労者に選ばれた時です。
そのニュースの原稿を書くことになったのです。

全く知識がない中、
岩手県庁の担当者が丁寧に資料を出して教えてくれたのが
彫刻家・舟越保武の偉大さです。

原の城をはじめ、様々な彫刻作品をつくりあげた、
そしてカトリック教会での洗礼を受け、キリスト教信仰をテーマにしたものが多かった・・・。
そして当時もっとも記憶に残ったのが「長崎26殉教者記念像」の作者だったということです。

学生時代に訪れた長崎。
長崎駅の近くの西坂公園で見た荘厳な雰囲気のあるあの像の作者。
私は、岩手の彫刻家が活躍していることを、とてもうれしく感じました。
このときのニュース映像は、既に車いす。しかし左手でデッサンと彫刻を続けていたそうです。

2001年に開館した岩手県立美術館には
舟越保武の常設展示がありました。
まとめて見た彫刻は、どれも動き出しそうなものばかり。強い印象が残っています。

次にニュース原稿を取材して書くことになったのが 2002年。多臓器不全のために89歳で死去。
舟越保武に直接取材する機会が無いまま、ご本人は逝ってしまいました。
今となっては、彫刻への情熱を、本人ではなく作品から感じ取るだけとなってしまいました。
改めて今回の展示を見ると
彫刻の動きや表情が、迫ってきます。

特に女性の胸像は、どれも話し声が聞こえてきそうなほど
精巧に彫られています。

無表情なもの、穏やかな笑顔に見えるもの、
そして、ささやき声が聞こえてきそうなもの・・・。

どれも実際に見て、肌で感じてほしいものばかりです。

個人や企業が所蔵しているものも並んでいて、圧巻です。

さらに晩年に近い作品は、左手で作った彫刻。
荒々しい作風の中に、作品を作りたいという強い意志を感じます。

心穏やかに、非日常の中で彫刻と向き合うのは、とてもぜいたくな時間です。
多くの方に舟越保武に触れて欲しいと思います。

2014 年 11 月 17 日 14 時 23 分 53 秒

盛岡駅西口、新しいカフェ

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盛岡駅西口エリアに新しいカフェができました。「ミカフェート盛岡店」です。

きょうのいいコト!でもご紹介したお店です。

写真は「盛岡ブレンド」。

いつも飲んでいるコーヒーと違って、コーヒーの香りというかコクが深いのに飲みやすい、

そんな味です。

 

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お菓子はスタッフが手作りだそうです。

私が行った日はイチゴのタルトでした。上品な味わいでした。

お皿にパウダーでかわいい模様!

 

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ホットサンドも頼んでみました。優しい味、優雅な気持ちになります。

盛南大橋と盛岡駅の中間あたりにある、小さなお店。

ただ(食べるのに夢中で写真を取り忘れてしまったのですが)店内のインテリアはとても落ち着くものばかりで、

ちょっと贅沢に過ごしたい、そしてコーヒー好きにはたまらない空間です。

ゆったりと一人で、またはカップルで行くといいなと思います。

真っ白な建物で、ガソリンスタンドのお向かいにあります。

 

(ミカフェートホームページの情報から)

〔住所〕盛岡市盛岡駅西通2丁目19-27
〔電話〕019-656-8325
〔営業時間〕火~土11:00〜19:00、日11:00~18:00、※定休日月曜日

2014 年 11 月 15 日 16 時 46 分 27 秒

気温とにらめっこ

私が放送の仕事を始めた頃、気温を調べるにはその都度
盛岡地方気象台に電話して取材する必要がありました。

要領が悪いと、何度も何度も気象台の職員の手を煩わせてしまい、
さっき聞いた「最低気温」について「史上何番目に低いか」と聞き、
さらに「マイナス10度を下回ったのは何カ所でしょうか・・・」
その都度、電話の保留音が流れ「ああ、一度に質問すべきだった」と反省していました。

今では、アメダスで観測した最低気温や最高気温のデータは
その日のうちに、気象庁や、地方気象台のホームページからすぐに調べられます。
観測が始まって以来の数値かどうか、も、以前に比べれば簡単に分かるようになりました。

気温と言えば、2007年の11月23日、この日花巻のアメダスが県内の観測地点で最も低い
マイナス10.2度を記録しました。
区界(くざかい)でも、薮川(やぶかわ)でもない、
標高も高くない市街地である花巻がダントツに低かった、はとても不思議。
当時、気象台や花巻の観測所にも聞いてみたのですが、はっきりした理由はわかりませでした。

ちなみに「花巻」のアメダスは花巻空港のデータです。

そう思って、急に沖縄のアメダスデータは、那覇空港で観測しているよね?と思って調べてみると
(こういう時の、気象庁のホームページ!)
沖縄県内のアメダスに「那覇空港」という表記はありません。

そんなはずは・・・と思って細かくみてみるとありました。
「安次嶺(あしみね)」というアメダスの地点に、丸括弧で(那覇空港)とあるではありませんか。

ちなみに沖縄には大小あわせて13の空港があるのですが、
小さい島のアメダスの観測は、島の中心部かな、と思ったら・・・!
ほぼ、空港の場所に観測点があるものの、
必ずしも・・・というより、聞き慣れないアメダス観測地点=離島の空港、
という場所が多くあるのです。

気象庁ホームページのアメダス地点表記を見ると
旧東(きゅうとう)=南大東空港
所野(ところの)=与那国空港
盛山(もりやま)=新石垣空港

どれもこれも、沖縄本島出身の私には馴染みのない地名です。

那覇市の鏡原(きょうはら)、かがんじ、とも言う地名が宮古島にあったのですが、これは
鏡原(かがみはら)=宮古空港

さらに
志多阿原(したあばる)=波照間空港
仲筋(なかすじ)=多良間空港
北原(きたはら)=久米島空港

読める地名でも・・・
北大東(きただいとう)=北大東空港
粟国(あぐに)=粟国空港
下地(しもじ)=下地島空港
慶良間(けらま)=慶良間空港

結局、美ら海水族館からも見える伊江島の「伊江島空港」だけは、
伊江島にアメダスがない、ということを除くと、
12の空港の場所が、アメダス観測地点だったのです。

飛行機にとって特に風や雨のデータが必要、ということなのでしょう。

しかし、岩手のように空港の名前がそのままアメダスの場所だとわかりやすいのに、
あくまで地名で設置している、というのが面白いなと思いました。
岩手は空港は1カ所しかないので、なんとも思わないのですが、
鹿児島や長崎でも、同じような状況のようです。

2014 年 11 月 13 日 17 時 32 分 09 秒

3年8カ月

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あれから3年8カ月。盛岡駅構内のお土産品の販売店です。

きょうは「11日」。東日本大震災の月命日です。

普段は無い横断幕。月命日を強く意識させられます。

あれだけ大きな災害があって、その時はみんなが津波被害に心を痛めて・・・

それが。残念ながら忘れ去去られていくのを、年々感じます。

前を向いて歩くのも重要ですが、忘れないという気持ちを持つのも重要です。

この横断幕を見て、多くの人の心に伝わってほしいと思います。

きょうIATのニュースでは、山田町で行方不明者の手がかりを探す一斉捜索などのニュースと

老舗醤油店の「奇跡のもろみ」からできあがった、復活の醤油について特集しました。

寒くなってきて、暖房も必要な時期。まだ仮設住宅も多く残っています。

復興、という言葉を堂々と使えるようになるまで、テレビの役割は多くあると感じます。

2014 年 11 月 11 日 18 時 33 分 49 秒