心のアーカイブ 伊波伴准

盛岡さんさ踊りに向けて

「2015ミスさんさ踊りコンテスト」に出席してきました。

これまでも何度か審査委員として参加していますが、今年も、非常に難しい審査でした。

会場のプラザおでっては、独特の緊張感があります。

9人の一次審査を通過した出場者が浴衣姿で自己PRなどをしていきます。

毎回そうなのですが、残っているみんな、だれもが

盛岡さんさ踊りが大好きで、しっかりと自分の考えをしゃべることができ、素晴らしい方ばかり。

選ぶのは大変難しい作業です。

特に、審査委員から出た「得意な歌があれば・・・」という質問に、

「さっこら、ちょいわやっせ」というかけ声や、得意な歌を歌う度胸に、私は本当にびっくりしました。

若さはパワーであり、パワーは流れを作り、人を引っ張るのだな、と実感します。

今年のミスさんさ踊りには

中舘 瑞希(なかだて みずき)さん
上杉 ゆり(うえすぎ ゆり)さん
佐藤 夏実(さとう なつみ)さん
虫壁 奈那実(むしかべ ななみ)さん
髙橋 優里奈(たかはし ゆりな)さん

の5人が選出されました。

8月の「盛岡さんさ踊り」にむけて、しっかり踊りの練習に取り組んでください!

決定直後

2015 年 5 月 23 日 18 時 00 分 30 秒

突然の揺れに慌てると、普段と違う結果

日によって違いますが、まだぐっすりと眠っている時間のことです。

目がさめると低い地鳴り。
もう一度頭を振ってみると、地面が揺れています。
気付くと、枕元で携帯電話が、聞きたくない嫌な音を出しています。
緊急地震速報です。

飛び起きて、しばらく様子をみますが、
しばらく、家全体がガタガタと揺れ、30秒くらいで収まりました。

感覚的に震度4以上、揺れている時間が若干長い・・・。
頭の中で2011年の3.11が瞬時によみがえってきます。
これは、とてもまずいことになりそうだ、とあわてながらも
ひとまず、背広を着て会社に行かなければと、大急ぎで着替えます。
寝間着ごと一度全部脱ぎ捨てて、下着、Yシャツ、ベルト・・・。
テレビをつけて、次の情報を見ながらの着替えの最中に
「津波なし」という情報が画面に表示されました。

よかった、最悪の事態は起きない・・・!
でもすぐに放送にとりかからなければなりません。
大至急会社へと向かいます。

会社では既に地震発生直後の様子のVTRが準備され、
緊急放送をするためのカメラもライトも準備ができていました。
それぞれが、情報収集や放送準備を進めています。

この日は、岸アナウンサーが緊急対応として「グッド!モーニング」や「モーニングバード!」で
IATからの中継をしましたが、
映っていないところで、
記者、ディレクター、アナウンサーが、作業を分担して
大急ぎで情報を集めたり、取材に向かったりしました。

建物のひび割れなどが各地で発生しましたが、
県や市町村に「甚大な」被害の報告はなく、
なんとかお昼のニュースや、夕方のニュースに向かっての取りまとめをすることができました。

しかし・・・朝6時12分発生の地震から、あっという間にJチャンいわてが終わってしまいました。
その日、一日、とにかくたくさんの電話を受けたりかけたりしたこと、
そしてたくさんの記者・アナウンサーが取材にかけまわったこと、
大きな災害は起きないに越したことはないのですが、しっかり取材し、あっというまの一日でした。

こうした緊迫感ある一日で、自分自身がよほど慌てていたのがわかることがありました。
昼前に急いでトイレにいったところ、パンツを後と前、逆にはいていたのです。
仕方がないので、トイレの個室に入り、もう一度はき直しました。
慌てると、普段とは違う結果を招くのです。次は、気を付けよう、と思います。

2015 年 5 月 13 日 18 時 59 分 33 秒

ゴエティーフェスタ御礼

DSC_6343

Go!Go!ゴエティーフェスタが9日10日の2日間、岩手公園で開かれました。
たくさんの皆さんにご来場いただき、ほんとうにありがとうございます。

いいコト!の生中継に始まり、ゴエティーニョ!ステージ、お笑いライブ、
そして10日は絵本コンサート「はなちゃんの はやあるき はやあるき」、
アンダーパスのステージや、男性保育士連「チームファンタジスタ」も登場。
楽しいステージばかりでした。

最も印象的だったのは、絵本コンサート「はなちゃんのはやあるきはやあるき」です。

この絵本は、東日本大震災で実際に野田村保育所であったできごとを
多くの人に伝えようと作られた絵本です。

保育園では月一回、避難訓練があります。
主人公のはなちゃんは、その訓練の列から遅れてしまいます。

そこで「はやあるき」を頑張ろうね、といわれてがんばります。

そんな中本当に大地震・大津波が来てしまいますが、みんなで必死に避難をしました。
津波が来たら、それぞれで命を守るために避難する「てんでんこ」の精神を
幼い子どもたちにも丁寧に伝える内容です。

ステージでは、朗読・歌・ピアノ演奏で、物語を展開していきます。
軽快なピアノの音色で始まりますが、徐々に緊迫する場面が出てきます。
朗読を聞いていても、2011年のことを思い出して、ドキドキしてきます。

会場には多くの親子連れが来ていましたが、
大地震が来たらてんでんこ、という大切な教えを
しっかりと聞いてくれていたと思います。

心に残るステージ。いいな、と思いました。

大勢の視聴者の方に楽しんでいただき、大変うれしく思います。
来年もGo!Go!ゴエティーフェスタで、楽しい時間を過ごしてください。

DSC_6347

(ゴエティー休憩中の様子)

2015 年 5 月 11 日 10 時 41 分 58 秒

あす、岩手公園にて

今年も「Go!Go!ゴエティーフェスタ」が開かれます。

あす9日は9時30分から、日曜日10日は10時からスタートです。

IATの番組のステージのほか、どきどきゲーム広場、抽選会などあります。

ぜひ、IATに会いにお越しください!

2015 年 5 月 8 日 19 時 40 分 30 秒

球音

hatimantai

春の高校野球の地区大会が始まっています。

なるべくいろいろな試合を見たいと思いつつ、すべて回りきれないことばかりです。

八幡平球場へ行ったときのことです。

隣に座ったかなりの高校野球ファンと思われる男性に、試合途中に声をかけられました。

「・・・このチーム、勝ったらどこと対戦でしたっけ?」

私の手元に日程表があったのを見て、聞いてきたようでしたので、わかる範囲で答えました。

そこで攻守の交代が終わったので、また試合に戻り、集中して見ていました。

隣の男性もじっと試合を見守っています。

すると、イニングが終わると、また話しかけてきます。

「・・・この場内放送、誰がやっているんだろうね。もっとハッキリしゃべったほうがいいよね・・・。」

わかる範囲で、女子マネージャーがやっているんですよ、と答えると

「守備交代のあと、すぐに放送してほしいよね・・・。」と静かに話します。

ほどなく次の回がはじまったので、また会話がとぎれ、試合を見るのに集中します。

3アウト・・・するとこちらをパッと見て、こう言い始めます。

「・・・やっぱり、エラーはだめだね。高校野球はね。」

試合の途中から、このように3アウトになる度に、この男性と野球談義をすることになりました。

この方は一人で見に来ているようでしたが、とても高校野球が好きで、いつも観戦をしていることがわかりました。

試合が終わったところで、最後は「じゃあ、また夏にお目にかかるといいですね」と

スマートに言葉を残し、去っていきました。

高校野球は、静かに試合の行方を見守る人たちによっても、支えられているのです。

この日の試合観戦は、なんとなく心あたたまるものになりました。

2015 年 5 月 6 日 20 時 29 分 55 秒