心のアーカイブ 伊波伴准

修理か、どうか

長年使っているものが不具合を起こし、
修理するかどうか、というのを迷うことが増えてきました。

長く使っていると、だんだん壊れたり、動かなくなったりします。
金額の安いものは、仕方なく買い替え。
すぐに買えないものは、とても悩んでしまいます。

特に困ったのは腕時計。
10年以上前に数万円で買い求め、毎日使って愛着の湧いていた腕時計にトラブルが発生したのです。
生活防水だったはずが、手を洗ったあとに時計を見ると、
時計の内側に水滴が細かくびっしり付いていて、文字盤が読めないほどに
なっていたのです。

まる一日、涼しい場所に置いてみたり、扇風機に当ててみたりしましたが、
当然、何も改善しません。
仕方なく専門店に持ち込んでみると、
基本的にすべて分解して掃除をする(当然そうなります)、
その上で、部品の不具合がないかを見て、油を差し直して、という分解掃除です
との見解でした。

防水の機能が付いていても、どうしても経年劣化で
竜頭(りゅうず)と呼ばれる部品のパッキンがすり減って、
水が入ってしまうことがあるそうです。
毎日使うものなので、すり減ったり、壊れたりするのは仕方ないものです。
分解清掃とはいえ、それなりの期間と費用がかかるので、
もしかしたら同じ新品を買った方がお得かも?という考えもよぎりましたが
長く使いたいという気持ちが強かったため、修理することにしました。

というわけで、修理中につき腕時計のない生活が一時的に始まりました。
直ってきたら、きっと腕時計への気持ちは一層強くなって使うことになるのだろうなあ、と
首を長くして待っています。

2015 年 6 月 15 日 17 時 50 分 19 秒