心のアーカイブ 伊波伴准

光を感じる年になりますように

2015年が終わろうとしています。

 

今年1年を振り返ると、幸せを感じること、悲しみを感じること、それぞれ沢山ありました。

特に、広島の豪雨災害、口之永良部島の噴火、関東北部の豪雨などの自然災害が頻発し、

東日本大震災を思い出すような場面が多く、胸が痛みました。

 

岩手県内のいわゆる”被災地”も、未だに失われた日々を取り戻せずにいます。

来年は震災から5年を迎えますが、仮設住宅を解消できないまま、月日だけが過ぎていきます。

本当にこれで良いのかと問えば、誰もがこのままではいけないのでは?と答えるはずなのに

遠くの地域の人たちは、東日本大震災があったことそのものを忘れているような気がします。

 

少なくとも、仮設住宅の暮らしが日常であるかのような状況は何とかしなくてはと感じます。

 

そして、毎日思い出してとは言いませんが、年に何度か被災地を思い出し、

そして時間があれば岩手県の沿岸部に多くの人が足を運んで、

実際にどうなっているのかを見てもらいたいと思うのです。

 

さらに、テレビとは何かを考えると、

本当に復興したと言える時まで、伝えるというテレビ局の役割は途絶えることはないーそう感じる1年でもありました。

IATはテレメンタリー2015を始め、多くの震災関連番組を作り、現状を伝えてきました。他の局も同様です。

しかしまだ十分ではありません。今後も取材を続け、放送する必要があります。

 

来年こそ光を、より多くの光を感じられるような、前進できるような年になりますように、そう願わずにはいられません。

2015 年 12 月 31 日 22 時 38 分 47 秒