心のアーカイブ 伊波伴准

支える事例検討会

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盛岡市のアイーナで、岩手看護コミュニティ協会が開く「支える事例検討会」を取材しました。

特別養護老人ホームや、介護老人保険施設などで介護に従事する人たちは

施設の中での研修などで「このような場合はどう対処するか」ということを勉強したり情報交換をしたりします。

その時「この人はこれができない」とネガティブな状況から検討することが多いそうです。

そこで、介護される側をもっとポジティブにとらえて考えようというのが「支える事例検討会」です。

この人にも良いところがある、こんなやり方だともっと楽しくなる、などと考える方法です。

今回の取材では、民生委員と施設に入所した高齢者との関係。

どのように地域として特養と関わるか、ということでもあります。

参加者は介護職として働いている人だけではないそうです。

施設や地域の垣根を越えて集まり、意見交換をすることによって、新しい発見も沢山あるそうです。

 

事例シートに記入された内容から、それぞれの人が疑問に思ったりしたことや「なぜこうなったのか」という事を推理していきます。

その中から、解決するためにどうすればいいか、家族関係や地域とのつながり、趣味や体調、

制度のなかでどうするか、システムをどう生かすか、法律の面ではどうなのか・・・。

参加者個人が持つ知識が次々と発表され、それを受けてどう考えるか、真剣な検討会です。

 

介護職について、ここしばらくの報道では、残念なものばかりが目立ちます。

しかし、こんなに真剣にがんばって勉強している人もいます。

仕事が終わってから開催されている「検討会」の真剣さを感じ、私はすこしほっとしたのでした。

2016 年 2 月 19 日 22 時 15 分 46 秒