放送番組審議会

6月(第49回)

概要

岩手朝日テレビの第49回番組審議会(委員長 増子義孝県立大学教授)が、6月27日(水)、盛岡市盛岡駅西通りの同本社で開かれ、「たけし・所のWA風が来た!」について審議した。

 その中で、面白くて為になる番組で、娯楽番組としては一級品である。海外で活躍する日本人に感動した。更に海外取材が素晴らしいとの評価をうけた。一方、クイズ形式はバラエティー色が強く、番組のイメージを損なっているとの意見も出された。

出席委員は、増子義孝委員長、及川和男副委員長、植本花子委員、小川口柳太郎委員、斎藤五郎委員、松尾正弘委員 、松本直子委員、山川清委員、宮野裕子委員の9名。

欠席委員は、荻野 洋委員の1名。

議事録

1.    平成 13年 6月 27日(水)午前11時~

2.    岩手朝日テレビ本社・会議室

3.委員の出席

委員総数 10名

出席委員数 9名

委員長 増子 義孝 

副委員長 及川 和男

委員 植本 花子

委員 小川口 柳太郎

委員 山川 清

委員 斎藤 五郎

委員 松尾 正弘

委員 松本 直子

委員 宮野 裕子

欠席委員数  1名

委員 荻野 洋

会社側出席者名

専務取締役 桑折 勇一

専務取締役 村上 昇

業務局長 河邊 喬

取締役報道制作局担当 横舘 英雄

技術局長 菊地 一行

番組審議会事務局長 佐々木 瑞夫

4.議   題

(1)7月の番組編成について

(2)番組合評

  「たけし・所のWA風が来た!」

(3)系列24社放送番組審議会委員代表者会議の報告

(4)次回の審議会

 開 催 日:平成13年7月25日(水)

 合評課題:「みなみらんぼう岩手山に登る」

 (7月11日水曜 19:00~19:54)

 「第83回全国高校野球選手権岩手大会」中継

(5)閉 会

5.概    要

▽「たけし・所のWA風が来た!」は海外で活躍する日本人の姿に感動した。海外取材が素晴らしい。面白くて為になる番組。

▽クイズ形式にする必要性があるのか。バラエティ色が強く、番組全体のイメージを損なっているのではないか。

6.議事の内容

佐々木事務局長

 第49回番組審議会を開催いたします。

 始めに弊社専務の桑折より、ご挨拶申し上げます。

桑折専務

 本日はお集り頂きまして有難うございます。株主総会のシーズンとなりました。弊社でも去る21日に株主総会を催しまして、10人の取締役を選出しました。特に今回は社内から局長クラス4名の取締役を選任しました。これは来るデジタル化の課題に対して、社内の執行体制を強化する狙いであります。今年の夏は高校野球中継のほかに参院選、世界水泳と大きなイベントが控えておりますので、意欲的に取り組んで参りたいと思います。今日も忌憚のないご意見を頂戴したいと思いますので、よろしくお願い致します。

佐々木事務局長

 それでは早速、議事に入りたいと思います。

 増子委員長、お願い致します。

増子委員長

 それでは、議事に入ります。7月の番組編成についてお願いします。

河邊業務局長

 それでは説明させて頂きます。7月スタートの新番組についてはお手元の資料をご覧下さい。

 単発番組としては、7月7日「メールdeゲット!~サマー&ギフト・スペシャル」。IAT制作の、好評のテレビとメールを連動させたプレゼント番組で、今回で4回目の放送です。

7月11日「みなみらんぼう岩手山に登る」をIAT開局5周年記念番組として編成します。7月1日に3年ぶりに岩手山の入山規制の一部緩和をテーマにして、元気な岩手県をコンセプトに制作いたします。らんぼう氏は、日本の多くの山に登り、高山植物や登山者との楽しいエピソードを多数執筆しておりますが、岩手山は初めて登るということです。登ってみての感想や、周辺のペンションの喜びの声などをインタビューしながら編成して行きたいと思います。

7月13日「政見放送」。参議院選挙に先駆けましての編成です。

スポ‐ツ番組が多く編成されております。まず7月1日から全米シニアオープン、7月19日からは全英オープンが編成されております。7月8日からは大相撲名古屋場所がありますので、7日に「OH!相撲」を、8日から22日まで「大相撲ダイジェスト」を編成しております。また世界水泳の事前番組もいくつかありまして、7月20日からは世界水泳が開幕しますので、ゴールデン枠で放送いたします。詳しくはお配りした編成案をご覧下さい。

7月29日には世界水泳最終日の模様と、選挙ステーションを編成しております。更に、7月14日から25日まで「第83回全国高校野球選手権岩手大会」の中継をお送りします。こちらもお配りした編成資料をご覧下さい。以上で解説を終わります。

横舘取締役報道制作担当

 「みなみらんぼう岩手山に登る」に関しましては、7月1日の入山解禁日に登山して頂きたかったのですが、らんぼう氏の都合により4日に登って頂くことになりました。1日には山田美保アナウンサーが登ります。それも織り交ぜながらの放送にしたいと思っております。3年間、岩手山には人が登っておりませんので、高山植物がとても綺麗だと聞いております。

 高校野球につきましては、世界水泳が重なりますので、放送時間が去年より減りますが、開会式から決勝まで中継します。去年までは外部のアナウンサーに実況を一部お願いしていましたが、今回からは3人の局アナで対応しようということになりました。山田美保アナの登板回数も多くなりますので、是非、ご覧頂きましてご意見を頂戴したいと思っております。

増子委員長

 番組説明について、ご意見や質問等ございますか。

松本 委員

 新番組の金曜ナイトドラマ「生きるための情熱としての殺人」というタイトルが気になります。土曜ワイド劇場などの一回完結の番組で「殺人」というタイトルを目にすることは多々ありますので、それ程気になりませんが、連続ドラマですと、私は拒否反応があります。

桑折専務

 「○○殺人事件」といったタイトルは小説にも多いですから、あまり拒否反応も起きませんが、テレビドラマで毎回となりますと、そういった反応もあるかも知れませんね。

及川委員

 木曜日のゴールデンが3番組とも変わりますが、これは他局と何か競るような時間帯だからなのでしょうか。

河邊業務局長

 特にそういったことではないですが、勿論、裏番組等を考慮した上だと思います。木曜のゴールデン枠はミドル改編の流れをずっととってきた枠でもありますので、偶然にということと思います。

増子委員長

 他に質問はございますか。

 それでは番組合評「たけし・所のWA風が来た!」に入ります。

宮野委員

 結論から言いますと、耳障りの良い番組です。マカダミアナッツの話は非常に面白かったです。特に印象深かったのは、ブラジルに移民した女性たちが、あちらの食材で何とかして日本食を作ろうと努力する姿です。見ていて本当にホロッとしました。そういう意味では、自分が話題を作るときの一つの参考になるなという感じを受けました。

 見ていて嫌味もないし、取材もしっかりとしていていいと思います。1箇所の取材で沢山撮ってくるのでしょうが、番組編成上、上手にやっていると思います。ただ、番組自体が派手さに欠けるのですが、逆に落ち着きがあっていいと思います。以上です。

松本委員

 我が家では既に人気番組の一つになっております。且つ、為にもなります。たけしさん、所さんは司会進行をすることが多いのですが、その二人が解答者席に座っていることがまず面白いです。番組が始まって3回目くらいまでは司会の方が面白くないなと感じて見ていましたが、見ていくうちに、解答者席を引き立てる役割だと思いました。

 ただ、司会者がボキャブラリー不足なのか、言葉に詰まるところが見受けられて、番組に物足りなさを感じるのはそのせいかなと思いました。総体的には楽しくみております、良い番組だと思います。

松尾委員

 日本人が海外でグローバルな活躍する姿を見るということは、大変に気分が良いことで、日本人の心を擽る、的を得た番組だと思います。たけし、所コンビの番組は他局にもあるので、そのイメージが払拭できないかなとも思いましたが、そんな感じは受けませんでした。番組はクイズ形式ですが、正解を導くよりも、いかに面白い解答をするかという点に焦点があって、ゲストによってはどんな解答をするのか楽しみで、特にYOUさんの解答は楽しみです。「WA風を尋ねてあの街小町」のコーナーは、特別に凄い活躍をしている人達を取り上げる訳ではないのですが、共感したり感心したりで、内容も毎回良いですね。以上です。

山川委員

 昨日の回を初めて見ました。「WA風を尋ねてあの街小町」が一番良かったです。クイズ形式についてはバラエティ過ぎるかなと感じました。昨日の放送に限って言うと、回転寿司の場面で、賞味期限を過ぎた寿司をどんどん捨てている場面がありましたが、それでいいのかとフォローが必要でないかと思いました。平気で捨てているのですが、捨てる状況になる食べ物は本来作ってはいけないと思います。それがどんどん捨てられて、それがどこへ行くのかも一切考えていない。そんな捉え方はよくないと思います。何故こんなことになるのかを考えなくてはという、余韻を残す場面があるべきだと思います。

及川副委員長

 和風というテーマで、日本に関する面白さや文化的な再発見、国際化時代の現状認識といった狙いを予感して見ました私にとっては、満足できない番組でした。「ワットイズジス」では海外における和風との関連に欠けていたと思います。「世界WA風列伝」ではブラジル移民を取り上げていましたが、様々な困難に負けずに生き抜いてきた力を伝えていて、評価できます。しかし、先ほどもありましたように、司会者が余りに忙しすぎる感じで好感が抱けません。

 それから、たけし・所は様々な番組に二人で出演しているので、やや食傷気味です。二人とも疲れているのか、この番組では休憩をとっているかのように見えます。「WA風を尋ねてあの街小町」は情報収集や取材で大変だろうとは思いますが、もう少し深めて貰いたい気がしてなりません。「WA風」の文化的な意味合いを探ったり、我々の中では日常的な物事が国際的にはどうなのか、といった再発見や再認識、驚きを楽しく見せることに、もっと頑張って欲しいです。そもそもの狙いが実現されていない、不十分なテーマ不鮮明な状況に今あると思いました。

斎藤委員

 大変面白い娯楽番組でした。毎回見たのですが、あまり記憶に残っておりません。これは娯楽番組としては良い事だと思います。ただし「WA風がきた」というタイトルはピンと来ません。もう少しネーミングが番組を掴んで欲しい気がします。たけし・所が出ているなら面白くない訳がないと思いましたが、同時に騒々しい番組だろうと思って見ました。

 しかし、「WA風列伝」や「WA風を尋ねてあの街小町」は実に硬派な真面目なコーナーで、しかも時間も割いていましたし、取材もしっかりとした内容で、素晴らしいと思いました。面白い知識、教養、世界における日本といったことを感じました。「ワットイズジス」のコーナーでは、盛り塩をクイズに出題していましたが、海外で取材して日本の若者に逆に教えている部分もあるのかなと感じます。私自信も知識の甦りを感じました。冒頭で記憶に残っていない番組だと言いましたが、いろいろなことが連想されます。娯楽番組であって触発させてくれるという、一番理想的な娯楽番組だと思いました。

小川口委員

 番組冒頭からの司会者の早口とうるさいのにはついていけませんでした。内容が良いのだからもっとゆっくりとした司会に務めて頂けたらと思いました。「WA風列伝」のコーナーにいくまでのクイズですとかは全く面白みを感じませんし印象に残りませんでした。「WA風列伝」と「あの街小町」のコーナーはじっくりと見ました。この二つにもっとポイントを置いて頂けたら、もっとゆっくりと見られると思います。昨日放送しました、回転寿司の廃棄のシーンは山川委員と同様に見たくはありませんでした。フォローがないことも非常に気になりました。また、新聞の全国紙での番組紹介はどの位しているのかと思いまして、昨日の全国紙を見てみましたら、サンケイにかなり詳しく紹介がありましたが、この面白い二つのコーナーについての解説がもっと欲しいなと思いました。いずれにせよ、新聞の番組紹介にも力を入れて欲しいと思います。

植本委員

 気軽で元気なクイズ番組の中に、しっかりとした人物伝があり、真面目さもあり非常に為になって好感が持てる番組だなと思いました。テーマに沿った話題も豊富で、取材ぶりも見事だと思います。「WA風列伝」は、ハワイのマカダミアチョコを生み出した滝谷さんを紹介していましたが、先人の功績に普段あまり触れることがないので、私はとても感動しました。また「あの街小町」では、アフリカで自動車修理工をしている青年を紹介していました。私達の世代は青年海外協力隊に憧れますし、自分の技術や知識を海外で生かしてしかも収入を得ることはとても魅力です。この二人を比べますと、ハワイの滝谷さんは生計を立てるためにとても苦労されたと思いますが、私達の世代は海外に行くことは自分発見や異文化体験や思い出づくりであったりということで、考えさせられるところも少しありました。

 それから、司会者のことがいろいろ出ていましたが、司会の山寺さんは声優さんではないですか。大変有名な声優さんで、数々のキャラクターを持っている方なので、声色を替えて司会をしてくれるのかなと期待して見ています。全体的には、面白く真剣に見た番組です。以上です。

増子委員長

 ありがとうございました。とても評判の良い番組ですね。「WA風列伝」のストーリーがとても良いのに、何故あの番組にクイズ形式が必要なのか疑問です。ニュース性を持った我々が知らない事がテーマですし、それだけで1時間番組をやるには大変な力量が必要かと思いますが、それだけで充分に見せていけると思います。テーマの軽重はあると思いますが、このコーナーはNHKの「プロジェクトX」に良く似た作りをしていると思います。そう思うと、ますます1時間やってほしいと思います。今の若者はクイズを付けないと番組を見ないものでしょうか。クイズをやることによって、番組全体の印象が薄れてしまっている気がします。また、「あの街小町」のコーナーもあれだけで充分1本の番組が作れると思います。世界中には80万人の日本人が定住していて、うち30万人が定住しているのですから、とんでもない日本人が海外には沢山いるわけです。ですから番組としてとても勿体無い。全部が中途半端なんだと感じました。他にご意見はございますか。

山川委員

 たけし・所にこだわり過ぎて、視聴率を稼ごうとして番組を作るからああなるのだと思います。個人的にはあの二人はとても嫌いです。コメントの仕方が無責任すぎます。「TVタックル」でも言えることですが、彼らがお笑いにしてしまって番組を壊すんです。先日も一流のゲストの方、“大使館はいらない”という本を書いた方が出られましたが、3回しか発言してないし、しかも話を完結していない。それはたけし・大竹が話しを遮ってしまってお笑いにしてしまう。それで視聴率を稼ごうとしてる自体、大間違いです。

桑折専務

 及川先生も大変厳しいご意見でしたね。

及川副委員長

 番組の良し悪しと好き嫌いは別ですから。たけし・所という大きなタレントに頼りすぎているんじゃないかと思います。この番組ではたけしが生きてない、単なる解答者になってしまっている。それに、クイズで盛塩や剣山を当てるのも、「WA風」というテーマと関係あるのか、日本に来た外国人が街を見回して「あれは何だろう、これは何だろう」と言っているのと何ら違いはないと思います。

  

宮野委員

 たけしが出ているというだけで、子どもたちは番組を見ますし。その位、たけし・所というのは若い人に絶大な人気があるのでしょうね。

斉藤委員

 でも、私はこの番組はこのままでいいと思います。おもちゃ箱を引っ繰り返したみたいで。クイズにしても、視聴者には答えが解っていて、「当たりそうではずれた」というのを楽しむ、くすぐりですし、番組の流れも緩急自在な感じで、ワンパターンになるよりか良いですよね。このまま番組を継続していけば余計なものは削ぎ落とされ、良いものは育てられるでしょうし。たけしに期待することは「辛口」なのにそれが全然無い。遠慮をしているというか、出番が少ないせいだと思います。もっと際どい辛口を期待しています。

増子委員長

 視聴率はどうですか。

横舘取締役報道制作担当

 10%には届きませんが、9%台ではありますので、それほど悪いわけでもありません。

山川委員

 NHKの「プロジェクトX」と昔やっていた「クイズ日本人の質問」とを併せたような番組で、何か新鮮さに欠ける気がします。

桑折専務

 クイズ形式がバラエティっぽさが感じられるということですか。

山川委員

 そういうことです。

河邊業務局長

 豪華なゲストを呼んでクイズなどの娯楽をしないと、画面に華やかさや派手さがでません。「プロジェクトX」はじっくりと取材をした、一つのテーマについて1時間対談するドキュメント番組ですが、この番組は20時台のファミリー向けのバラエティ番組ですので、どうしてもバラエティ色は強いかと思います。

増子委員長

 見ていると、たけし・所やゲストには大変なお金がかかっていると感じますから、そのお金を取材にあてたらどれほどの番組ができるのかと斜めに考えてしまいます。回転寿司の話にしても、偉人ではなくて、身近にいそうな人間のストーリーで感動するし、若者も「もしかしたら自分もこうなれるかも知れないぞ」と思って勇気や元気が出ると思うんです。もっとお金と時間をかけて作ったら、どれほどいいかなと。でも、若者はクイズ形式にしないと見ないから、ああいう作りにせざるを得ないのかなとも思います。

ほかにもご意見ございますか。

山川委員

 世界水泳など、スポーツイベントが沢山ありますが、一つのメディアが前宣伝や中継を独占することによって、そのスポーツイベント自体の盛り上がりに欠けてしまうという状況があると感じています。今年、秋田で行われるワールドゲームズを例に挙げますと、視聴率の取れる種目はNHKが全て取ってしまって、民放にはその他の種目がまわってくる、すると協賛するスポンサーもつきにくく、イベント性が低くなってしまいます。お金が集まらないと全体として盛り上がらないという構図が出来てしまっています。メディアが一社で独占すると、全体には広がらないし、スポーツイベントを小さくしている一つの要因だと思います。そのうち、オリンピックなどもそうなるんじゃないかと思っています。これは、スポンサーとして参加したワールドゲームズで実感したことです。

松本委員

 大阪の池田小学校の事件の報道について一言申し上げたいと思います。どの局もそうでしたが、事件があった教室の子供にマイクを向けて「何があったの、何を持っていたの、それをどうしたの」とあそこまでああいう聞き方をあの時点でする非常識さにすごく腹を立てましたし、そんな取材をしておきながら同時進行で必ずどの局も子供達の心のケアに触れるんです。これを矛盾と言わずにして何と言おうと思いました。事件には興味がありますし子供達のことは気にはなりますが、インタビューを受ける子供達の姿を、果たして一視聴者として、心底から見たいと思うでしょうか。私は必要ないと思いました。あの時点で自制が効くかは解りませんが、あの報道の仕方はいけないと思いました。

桑折専務

 あの事件を目撃をしたのは子供達だけですから真実を伝えるためには子供達の話が必要だという考え方、それと精神的に痛手を受けた子供達の記憶を呼び覚ましてはいけない、規制すべきという考え方。非常に難しい選択だと思います。

河邊業務局長

 この事件報道の後、松本委員のおっしゃった件につきましては、報道関係者での反省点としてもピックアップされております。

松本委員

 インタビューをする大人の言葉の選び方一つで全く違うと思います。ただあれは突発的なことですから、ついついダイレクトな聞き方になってしまったのかなと思います。是非、その反省が出たのなら尚のこと、次に生かして欲しいと思います。

増子委員長

 他にもご意見はございますか。それでは次回の予定をお願いします。

佐々木事務局長

 次回の開催は7月25日です。合評番組は「みなみらんぼう岩手山に登る」と高校野球中継についてのご意見を聞かせて頂きたいと思います。よろしくお願い致します。

増子委員長

 それでは番組審議会を終了致します。ありがとうございました。

7.審議機関の答申または改善意見に対してとった措置

特になし

8.審議機関の答申または意見の概要の公表

6/30 付 朝日新聞岩手県版に審議概要を掲載。

系列各局に議事録を送付。

本社受付に議事録を常備、閲覧に供す。

インターネットホームページに掲載。

9.その他の参考事項

特になし

10.配布資料

◎ 7月度単発番組編成予定表

◎ 世界水泳編成案

◎ 第83回全国高等学校野球選手権岩手大会日程

◎ 7月スタート新番組