IAT 岩手朝日テレビ

岩手の秘湯めぐり

新緑が眩しいこの季節、

冬期閉鎖から待望の再開をした温泉をご紹介します！

さあ、まず私がやってきたのは、北上市の奥地にある秘湯、夏油温泉。

中でも「元湯温泉」は先月3日、冬期休業を経て待望の再開。

その歴史は千年を超え、７つのお湯を

楽しむことができます。

そこでさっそく、おススメの「大湯」からいただく事に。

熱さが自慢のお湯、どんなお風呂なんでしょう。

お目当ての大湯に到着し、まず迎えてくれたのはせせらぎが気持ちいい夏油川。

こちらのお湯は、川を眺めながら浸かることができる、絶好のローケーションなんです。

そしてこのお湯、46℃もあるんですよ！！

常連さんの中には、この温度じゃないとダメという方もいるらしく、

クセになるんだそうです・・・。

体に心地いい熱さを残しながら、次に向かったのは

「真湯」というお風呂。

こちらも川のせせらぎを間近に感じながら、

のんびりと楽しむことができます。

絶好のロケーションと良質なお湯。

これが愛され続ける理由なんですね～。

さて、もう一つの醍醐味といえば山の幸！

こちらの元湯夏油では、日帰りプランとして個室で

お食事を楽しむことができるんです。

お膳の他にも日帰りプランでは

リーズナブルなお弁当のプランもご用意。

もちろんこちらも個室でのんびりと食事を

楽しむことができますよ。

お食事の後は再び湯巡り。

実はこちら、お風呂によって泉質も若干違っていて、

内湯は内湯でまた異なる趣きを感じることができます。

大自然に抱かれながらのお風呂は、まさにこの時期ならでは。

歴史ある夏油の湯は、別世界へといざなってくれます。

続いてご紹介するのは、雫石にある休暇村岩手網張温泉。

こちらでは、湯めぐり券を購入すると、５つすべてのお湯を楽しむことが。

さんさんと降り注ぐ陽の光と、生い茂る新緑。

まさにこの日は絶好の温泉日和！

・・・いやいやまさかの雨ですよ。

ある意味貴重な入浴ができたところで、続いてはまた違った

趣きのあるお風呂へ。やってきたのは敷地内にある網張温泉館です。

こちらの薬師の湯は内湯も併設されていて、広々とした空間でのんびり寛ぐことが。

開放感に溢れた清々しいお風呂は、時間を忘れて長湯したくなるはずですよ。

温泉を楽しんだ後はやっぱりお料理。

「雫石スープカレー」は、雫石の地鶏「南部かしわ」の鶏がらスープをベースとしたスープカレーになっています。

さらに、「網張冷麺」も人気のメニュー。

程よくコシのある麺と、ダシの効いたスープが一体となり、

火照った体をクールダウンしてくれます。

そして、まだまだ温泉が。

その中の一つ「大釈の湯」は、天気が良ければ奥羽山の山々を望むことが。

本館には温泉が２か所あるので、こちらもまた、食事と合わせて楽しむことができます。

1300年の名湯、網張温泉。硫黄の香りに誘われて、

５つの湯めぐりを楽しんでみては？？