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魅力再発見!「盛岡そぞろ歩き」
今回の特集は盛岡の魅力を再発見する。
古き良き町を中尾・畑山両アナが歩いてきましたよ。
◆大慈寺界隈◆
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中尾アナは大慈寺界隈へ。
「大慈寺」といえば、原敬の菩提寺として知られていますね。
境内のそこかしこには原敬にまつわるエピソードが。
当時原敬の秘書であった高橋光威のお墓もここにあるんだそうです。
亡くなってもなお原敬を守っていくという強い絆を
感じます。
県内では数少ない黄檗宗という宗派のお寺。
中国で起こった宗派で、建物の様式だけではなく、
お経も中国語で読み上げるそうなんです。
石畳の本堂。
実は明治時代の大火で一度消失したそうです。
そこで原敬が再建のために寄付し、改めて建立されました。
丸窓というのは中国様式の中で使われていますが、
この中の紋は原家の紋である三つ割り桜になっています。
正面にある額は”ほうしゃく”と書かれており、
その意味は、何事をやっても見返りを求めるなということなんだそう。
改めて来てみると、色んな歴史を感じることができる場所でした。
◆鉈屋町◆
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続いてやってきたのは「十文字御休處 一盃森」
今年の4月に開店したばかりのたい焼きを楽しめるお店。
おいしそうなたい焼きには、ご主人の町への思いも
ぎゅっと詰まっているわけです。
十文字御休處 一盃森(盛岡市鉈屋町)
TEL:019-622-8416
営業時間:11:00~20:00
定休日:月曜
鉈屋町といえば、清らかな水も魅力の一つ。
青龍水のそばに、地元で長らく愛される「スーパーかわてつ」があります。
こちらには充分すぎるというほどのお惣菜が!
お店の方も数を数えたことがないほどの量です。
今だと人気はうなぎのかば焼きなんだそう。
夏に向けてスタミナをつけるにはうってつけですね!
当時はうなぎや川魚を料理屋さんへ卸す仕事と料亭業と、
二足のわらじだったんです。
料亭として使われていた建物は今も残っていて、
毎月1度一般開放されているそうです。
おそらく原敬も味わったであろう、
うな重などを味わうことができるそうなので、
今回特別につくっていただきました!
ふかふか身は甘みがあり、継ぎ足しで作られてきたタレ。
歴史や伝統のある雰囲気とともに楽しんでみたいですね
◆紺屋町◆
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畑山アナは紺屋町へ
「紺屋町番屋」は、120年以上前に建てられて以来、
町を見守ってきた建物です。
紺屋町は趣のあるお店がいろいろ軒を連ねています。
そして「紺屋」という名前の通り、
昔ながらの染物屋さんが残る地域でもあるんです。
全国から染物の発注が来ているという「巴染工」。
現在は10月に開催される国体へ向けた商品づくりでも大忙し!
近くにある第2工場では、
パソコンでデザインしたのぼりやタペストリーを印刷していました。
現在、巴染工はポリエステルの印刷量で東日本のトップ3に入るほど
なんだそうです。
1ヶ月に印刷するポリエステル生地は、なんと20~30キロメートルにも
なるとか。
古き良き町並みを見つめてきた巴染工
新しい息吹をたたえながら、伝統の技術を今に受け継いでいます。
上の橋のたもとにある「肉の米内」。
創業以来この場所で、精肉店を営んできました。
併設された食堂がオープンしたのは、
40年ほど前のこと。
この時期には冷めん、そしてお肉はやはりカルビ!
卵につけてすき焼き風な食べ方を楽しむ事ができます。
レトロ雑貨を扱う「巴倫堂」。
店内所狭しと懐かしさを感じるアイテムがずらりと
並んでいます。
この黒いもの実はレジ。ちゃんと動くんです。
トムとジェリーのかき氷機は回すと目が動くんです。
畑山アナの実家にもあったんだとか。
味わい深い町並みにぴったりのレトロなお店。
青春時代に戻してくれるアイテムがあるかもしれませんね。
巴倫堂(盛岡市紺屋町)
営業時間:13:00~18:00
定休日:日曜・祝日