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食を通して先人を知り人を敬う気持ちを育む「金田一京助ゆかり給食」【岩手・盛岡市】
給食を通して先人の功績を学びました。
盛岡市出身の言語学者・金田一京助にちなんだ給食が、盛岡市内の小学校で提供されました。
「先人ゆかり給食」は、食を通して盛岡の先人を知り人を敬う気持ちを育んでもらおうと、盛岡市教育委員会が毎年行っていて、緑が丘小学校6年生36人が内舘市長らと会食しました。
日本で初めてアイヌ語を研究し、国語辞典の編集にも携わった金田一京助ゆかりの給食です。
ラタシケブは「合わせる」という意味で、トウモロコシや豆、野菜を混ぜ合わせた料理です。
一方、チェプオハウは魚の汁物という意味で、金田一の好物のサケが塩で味付けされました。
この日に合わせ金田一やアイヌの文化について勉強してきた児童たちは、歴史に思いをはせながら給食を味わっていました。
児童たちは今後も岩手の偉人について学びを深めていくということです。