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震災身元不明等に関する相談会【岩手・大槌町】
東日本大震災の発生から来月で14年となります。
いまだ遺体の身元が分からない身元不明者の情報提供を求め警察による相談会が開かれました。
県内では、震災の行方不明者が1107人、遺体が見つかったものの身元が判明していない身元不明者が47人います。
大槌町で開かれた2日の相談会には手がかりを捜す家族らが訪れ、身元不明者の似顔絵や特徴などが書かれた資料を見ながら警察に相談をしていました。
震災から時間が経ち相談数も減っていますが、直近では、おととし8月に大槌町、山田町、陸前高田市の3人の身元が判明しています。
県警察本部は、身元の特定に向けDNA型鑑定の資料や情報の提供を広く呼びかけていて、来月は大船渡市と陸前高田市で相談会を開く予定です。