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子どもの頃に事故で両足を失った男性が中学校で夢に向かって歩き続けることの大切さを語る【岩手・盛岡市】
子どもの頃に両足を失った75歳の男性が、盛岡市の中学生たちに夢に向かって歩き続けることの大切さを語りました。
仙北中学校で講演した鈴木勝良さんは大船渡市出身で、5歳の時にトラックにひかれ両足を切断しました。
義足をつけてのつらいリハビリを乗り越え、東京などでコンピュータープログラマーとして働き、現在は、盛岡市内の社会福祉施設で事務をしながら講演活動をしています。
鈴木さんは、小学校時代の友だちが野球などの遊びに誘ってくれたことに感謝し、今も「一番の宝物」だと話しました。
50代からは、チェアスキーなどのスポーツにも挑戦している鈴木さんは、夢の実現のためには立ち向かうことが大切だとユーモアを交えながら経験を語りました。
鈴木さんは来月、盛岡市の下橋中学校でも記念講演する予定です。