NEWS / 県内ニュース

利便性向上や利用促進など 北上線沿線自治体がJRに要望【岩手・盛岡市】

 岩手県北上市と秋田県横手市を結ぶJR北上線の利便性向上を求め、沿線自治体で組織する団体が要望書を提出しました。

 5日は、北上市・西和賀町・秋田県横手市で構成する「北上横手地域開発促進協議会」の代表者らが岩手県盛岡市のJR東日本盛岡支社を訪れ、協議会会長の北上市の八重樫浩文市長からJR東日本盛岡支社の大森健史支社長に要望書が手渡されました。

 要望書には、北上線で交通系ICカードを使用できるようにすることや、東北新幹線との接続が良くなるようダイヤを見直すことなどの他、2025年度から西和賀高校の定員が2倍になり、利用者の増加が見込まれることから、朝の通学時間帯の車両を増やすことなどが盛り込まれています。

 要望に対してJR側は、沿線自治体と協力して利用促進を図ることに前向きな姿勢を示したということです。