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遮断機上がった状態で列車が通過 IGRいわて銀河鉄道の踏切【岩手】

 IGRいわて銀河鉄道の踏切で遮断機が上がったまま列車が通過していたことが分かりました。2002年の開業以来初めてで、再発防止に努めるとしています。

 IGRによりますと、1日午後9時51分ごろ、二戸市内の踏切で遮断機が上がったまま旅客列車が通行しました。落ち葉により、踏切を作動させるセンサーが動かなかったとみられています。また、2日午前6時19分ごろにも一戸町内の踏切で遮断機が上がったまま貨物列車が走っていて、同日午前0時15分ごろ別の貨物列車が落ち葉による空転で立ち往生したあと、踏切を作動させるスイッチを扱うのを失念していたということです。

 IGRいわて銀河鉄道の鈴木敦社長は「踏切を通行される方やご利用のお客様にご不安を与える事象を発生させてしまい、お詫び申し上げます。確認作業について改めて指導を徹底するなど再発防止に努めます」とコメントを発表しました。