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文化財の無断切り取り問題 コンプライアンス研修会【岩手】

 岩手県立博物館の学芸員が文化財を無断で切り取っていた問題を受け、再発防止と学芸員の意識向上のための研修会が開かれました。

 県教育委員会と県文化財愛護協会が開いた研修会には、博物館の職員や市町村の文化財の担当者およそ80人が出席しました。県内では2019年に県立博物館の学芸員が預かった文化財の一部を無断で切り取っていたことが発覚し、学芸員はその後、解雇処分となっています。今年3月には最終報告書がまとめられ、被害は国指定の重要文化財を含む103点に及んでいたことが明らかになりました。

 研修会では、東京文化財研究所の早川泰弘副所長が講師を務め、文化財を科学的調査の必要性と調査のリスクなどについて話しました。

 県教育委員会は今後、再発防止や学芸員の意識向上のための研修会を定期的に開催するということです。