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高校男子生徒の自殺問題 元バレー部顧問を懲戒免職処分【岩手】

 2018年に岩手県立不来方高校のバレーボール部の男子生徒が自殺した問題で、県教育委員会は、2015年から2018年にかけ複数の生徒に不適切な言動を繰り返し行ったとして当時の高校の元バレー部顧問を懲戒免職処分にしました。

 24日付けで懲戒免職処分となったのは、元不来方高校バレーボール部顧問で総合教育センター研修指導主事の45歳の男性です。

 2018年7月、当時不来方高校3年の新谷翼さんは、バレーボール部の顧問の指導に悩む内容の遺書を残し自殺しました。45歳の男性は、2015年から2018年6月にかけ、不来方高校でバレーボール部の顧問を務めていました。

 県教委によりますと、男性は複数の男子生徒に対し「バカ、アホ」など暴言をはいたほか、新谷さんに対しては「もうバレーするな」「そんなんだからいつまでも小学生だ、幼稚園児だ」などと発言を繰り返していました。

 また、県教育委員会は5人を戒告の処分にし、暴言と男子生徒の自殺との因果関係については「議論はしたが判断することは難しい。」としています。

 処分決定を受け遺族の代理人の弁護士は、午後5時半に記者会見し、遺族のコメントを発表しました。

 新谷翼さんの父、聡さんは「処分決定したことで顧問による3人目の被害者を出すことは防ぐことはできたと思う。他の類似事案を発生させない抑止力になる。引き続き、過去の学校長の不作為を解明していくよう働きかけていきたい。」と話しているということです。

 また、現在も懲戒免職となった教諭からは直接の謝罪がないということですが、今後も求めていくつもりはないということです。