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「イワテが誇る!美食材」
食材王国 岩手!ここ岩手には海の幸、山の幸が豊富に揃い、
まさに食材の宝庫!そこで今回の特集は、そんな岩手が誇る
「美食材」をピックアップ!生産者の熱き思いと美味しさの
秘密に迫ります!
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◆「イワテ美食材File①荒海ホタテ/荒海団」
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野田村が誇るブランド「荒海ホタテ」!
肉厚で濃厚な甘みは、多くのシェフからも愛される美食材!
今回お世話になるのは、荒海ホタテの漁師、
その名も「荒海団」の安藤正樹さん!
さっそく安藤さんの船に乗り、養殖している海まで
案内していただきました。
荒海団が行っているのは「野田式外海流育法」という独自の育て方。
プランクトンが豊富できれいな外海で養殖するため、
繊細で良質なホタテを育てることができるんです。
しかしその反面、荒海の影響を受けやすく、
漁師さんにとっては過酷な環境なんだとか。
荒海ホタテの養殖には、珍しいカゴやネットを使用。
カゴの中はいくつかの階層に分けられていて、まさにホタテのマンション!
成長に合わせて入れるホタテの数を調整しているため、
大きく育てることができるんです。
手塩にかけて育てられた荒海ホタテは、まさに漁師さんたちの努力の結晶。
今やミシュランの星付きシェフからも愛される、ブランドホタテなんです。
◆「国民宿舎 えぼし荘」(野田村玉川)
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さあ、気になるのは荒海ホタテのお料理!
そこでやってきたのは、「国民宿舎 えぼし荘」。
ここでは、荒海ホタテを贅沢に使ったお料理を提供しています。
「荒海定食」
“帆立焼き”はもちろんですが、違った食感で味わえるのが、
“ホタテの天ぷら”!貝柱とヒモの部分を余すとこなく
キツネ色に揚げ、燻製した野田塩と共にいただきます!
野田村が誇る美食材「荒海ホタテ」。
そこには、荒れた海に立ち向かう男たちの情熱と
優しさが込められていました!
◆「イワテ美食材File②江刺産りんご/及川りんご園」
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その甘さと美しい色艶に定評がある「江刺産りんご」。
いまや江刺産のりんごはブランドになるほど、生産者が誇る美食材!
奥州市江刺にある「及川りんご園」では、
ちょうど収穫作業の真っ最中でした。
ここ「及川りんご園」は50年ほど前からりんごの栽培を行い、
現在生産している品種はおよそ10種類。
及川さんの父 福雄さんがこの地でりんごの栽培をはじめ、
仲間と共に江刺産りんごのブランド化を確立。
その精神を受け継ぎ、現在も良質のりんごを栽培しているんです。
おいしさの理由は、なんといっても江刺の環境。
ここ江刺は気温の寒暖差が激しく、りんごの甘さが凝縮するんだとか。
さらに土壌が肥沃で、良質なりんごを栽培することができるんです。
また、太陽の光をたっぷり浴びさせるため袋をかけずに栽培。
キズのリスクはあるものの、鮮やかな甘いりんごに育てることが
できるんだそうです。
1つ1つ手塩にかけ、持ち味を引き出した江刺産のりんご。
ここ及川りんご園では、様々なりんごを搾ったジュースの
販売もしているんです。
◆「ミズサキノート」(奥州市江刺稲瀬)
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及川さんのりんごを味わえるお店が、
「ミズサキノート」という、りんご園に併設されたカフェ。
店内には、りんごを使った加工品の数々も並び、
落ち着ける空間が広がっていました。
「自家製サンふじのアップルパイ」
作ってるところを見てみると、生地の上には次から次へとりんごが!
1ピースにおよそ5個のりんごが使われているその姿は、まさに熱盛!
「キャラメルりんごとナッツのタルト」
こちらのタルトも及川さんのりんごを堪能できる1品!
季節のりんごをたっぷりと使い、異なる食感と
風味を楽しむことができるんです。
「サンふじの焼きりんご アイスクリーム添え」
この時期にピッタリなのが、自家製のりんごジュースで
アツアツに温めた“焼きりんご”。蜜たっぷりの「サンふじ」に
火を通すことで、より甘みが凝縮。冷たいアイスクリームとの
相性が抜群なんです。
江刺の地が育んだ、愛情たっぷりのりんご。
様々な形で楽しめる、岩手が誇る美食材です。
◆「振り返り」
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◆「荒海ホタテ」
現在、荒海ホタテそのものは時期的に数が少なく、
鮮魚店などでは取り扱いがないそうです。
「えぼし荘」で荒海定食を食べたい方も、
事前に電話で確認してから伺った方が確実です!
◆「江刺産リンゴ」
「ミズサキノート」の営業は木・金・土。しかし12月は
りんごの発送などで忙しく、不定期営業となっていますので
詳しくはHPで確認を。また、今月12月21日(土)と22日(日)は
仙台のニット作家によるニット展も開催。当日はクリスマスプレートや
スペシャルランチの提供も予定しているそうですよ!