いいコト! ~見たい 知りたい 出かけたい~

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BACK NUMBER 放送内容

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「岩手の匠」

お米とソーセージを極めた匠が登場!

知っているようで知らない豆知識やよりおいしく食べられるこだわりなど

プロの技をご紹介!

◆お米マイスター 佐々木尚人さん◆

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訪れたのは盛岡市の佐々木米穀店

五つ星お米マイスターの佐々木尚人さん

品質や特徴、炊き方などお米のことを知り尽くした男。

なんと五つ星のマイスターは県内に8人しかいないそうです。

 

「お米は生きている」

ということで持ってきてくださったのは、1週間前に水につけたお米。

なんと芽が出ているではないですか!!

生きているお米をいただいているんですね~

 

それではマイスター流のご飯の炊き方を皆さんにご紹介!

ポイント① 一番最初の水は一番きれいなものを使うこと。

ポイント② 米をつぶさないようにやさ~しく洗うこと。

ポイント③ すすぎはなんと2回!たった2回でいいんです。

なんでもそれ以上やってしまうと美味しい部分を流してしまうんだとか。

 

それではどんなご飯が炊けるのか!

ご覧ください!つやつやなお米が。

ここでシャリ切りを行います。

余計な水分を飛ばして、表面に膜をつくることによって保温状態がよくなるそう。

 

ここで違いのわかる男、中尾に挑戦状!

上の赤いところにある「ひとめぼれ」を基準として

3つの品種を当てるのですが・・・

違うということはわかるのですが・・・難しい!

中尾が出した答えはなんと全問正解!

あっぱれ!!

 

おかずとごはんの選び方も教えましょう!

肉などの濃い味のおかずにはあきたこまちのようなさっぱりとしたものを。

魚などの薄味のおかずにはミルキークイーンのようなモチモチしたものが

良いそうですよ。

 

炊きたてご飯を街のみなさんにも食べていただきました。

炊き方を変えることによって、お米が美味しくなったことを

実感していただけました。

 

いかがでしたか?

今日から美味しいご飯を食べてください!

分からないことがあったらマイスターのいる

佐々木米穀店へ行くといいアドバイスがもらえますよ。

 

 

◆ソーセージマイスター 峠舘泰之さん◆

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盛岡市のフェザン南館にあるベアレン。

一度食べたらはまるというソーセージを作っている

ソーセージマイスターを訪ねて、一戸町奥中山へ。

 

ソーセージマイスターの峠舘泰之さん

ドイツで5年半修業し、ドイツの国家資格である「フライシャーマイスター」に

なんと1度で合格したそうです。

 

今回見せていただくのは、

ドイツの伝統的な「ヴァイスブルスト」というソーセージ。

白くてなめらかな食感なんですが、それを出すための材料というのが

なんと「お肉の脂」と「凍らせた牛乳」!

 

牛乳を入れるのは、より一層柔らかくするためであり、凍っているのは

カッターをかけていくとき生地の温度が上がってしまうため、上がらないように

するために凍らせているんです。

 

脂とは分けてお肉の赤身の部分を作業。

玉ねぎやレモン、カルダモンなど、峠舘さんが調合したスパイスを加えて

さらに混ぜ、ある程度なめらかになったらここで初めて先ほどの白いベースと

合わせるんです。

 

そして腸詰作業、ボイルしたら完成ですが、ここまで5時間以上かかっているんです。

 

このソーセージは中身を食べるものということなので、

なんとナイフを縦に入れて、皮を剥いで食べるんです。

旨味が強くてふわふわでしたよ~

 

ソーセージづくりで大切なことはと伺ったところ・・・

ドイツ語で「リーベ」

日本語で「愛」

牛に持つ愛。ソーセージに持つ愛。それが伝われば美味しいと思ってもらえる

 

そんな愛がぎっしり詰まったソーセージ、ぜひご賞味ください。

 

峠舘マイスターのソーセージは、

カワトクキューブⅡ

ななっく

なにゃーと(二戸市)でも販売しています。

ただし、「ヴァイスブルスト」は販売していないので、ベアレンのお店にお出かけください!