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「特定空き家」の解体撤去

倒壊の恐れがあるものの持ち主がいない建物を行政が撤去する「略式代執行」が北上市で始まりました。

北上市花園町にある旧北上文化服飾専門学校と、隣接する民家は、築50年以上が経過していますが、2013年に建物の持ち主が亡くなってから管理されない状態が続いています。

東日本大震災の地震で外壁のコンクリートが崩落していて安全を確保できないことから市は、去年これらの建物を倒壊の危険性が高いことを示す「特定空家」に認定し、28日から解体作業を始めました。

北上市によりますと、持ち主のいない危険な空家を行政が撤去する「略式代執行」で大きな建物を解体するのは、県内で初めてだということです。

撤去は北上市と国の費用で約5400万円をかけて行われます。

総務省の調査では、県内には空家が9万3500戸あまりあり、そのうち老朽化が進み破損しているのは2万2700戸とされています。