青森で震度6強の地震 津波の心配なし【岩手】
25日朝、青森県で最大震度6強を観測する地震がありました。この地震の影響で県内では2人が転倒によるけがをし、重傷です。
気象庁によりますと、午前7時半ごろ発生した地震は震源が岩手県沖で、地震の規模を示すマグニチュードは7.2、深さは44キロと推定されています。
県内では盛岡市、軽米町、二戸市などで震度5強を観測したほか、広い範囲で震度5弱から4を観測しています。
この地震による影響で釜石市の90代女性が家の中で転倒し、右腕の骨を折る重傷。岩手町では60代女性が脚立から転倒して、頭を打ち重傷です。またJR仙北町駅では、小学生がエレベーターの中に一時取り残されましたがけがはありませんでした。
震度5強を観測した軽米町の自動車販売店では、正面の窓ガラス複数枚が割れ、社員らはその対応に追われていました。各地で物的被害が発生。盛岡市内のスイミングスクールでは地震発生直後に建物から水が漏れる被害があり、盛岡市内の飲食店でも店に並べていたグラスが割れる被害がありました。この飲食店のオーナーは朝から片付けに追われていました。
影響は宿泊施設でも。紫波町の大正時代から続く旅館では天井の一部が崩れ落ちました。けが人はいなかったということです。JR一ノ関駅につながる東口交流センターでも天井や壁など5カ所で亀裂が入る被害がありました。この施設では建物に被害が出るのは東日本大震災以来ということです。
地震発生時、盛岡駅では通勤通学の時間と重なった影響で、多くの人が足止めとなり混雑が見られました。東北新幹線は東京~新青森駅間の全線で運転を見合わせていましたが、午後2時ごろ全面で再開しました。在来線と三陸鉄道も運転を再開しています。IGRは安全確認が終わった区間から随時運転を再開しています。
気象庁は会見で、北海道・三陸沖後発地震注意情報の発表基準には至らなかったと発表しましたが、今後一週間程度は強い地震に注意するよう呼びかけています。