放送番組審議会

10月(第72回)

概要

 岩手朝日テレビの第72回番組審議会が平成15年10月22日(水)、盛岡市盛岡駅西通の同社会議室で開かれた。

合評番組は、「30人31脚全国大会2003 岩手大会」。

  • 単調になりがちな競技だが、チーム紹介や練習風景を織り込み、飽きることなく最後まで番組を見ることが出来た。
  • 小学生と先生と父兄、三者間の信頼関係が見てとれた。学級崩壊などが危惧される昨今にあって、本来の小学生の姿を見たような気がして気持ちが和んだ。
  • 小学生同士が体をくっつけて何かしたり、大声で叫んだり、嬉し涙や悔し涙を流すといった、今の小学校生活では得ることが出来ない貴重な体験をこの企画を通して出来たことは評価すべきだが、番組企画でしか体験できない今の学校教育制度に疑問を感じざるを得ない。
  • 番組冒頭で競技ルールの説明があったのが良かった。これからは30人以下の学級や小規模校も増加するであろうから、そういった問題もクリアしていくべき。
  • タイムを競うことばかりに重点を置くのではなく、大会参加までのエピソードなどに重点を置いた番組も良いのでは。是非、大会の番組とは別枠で制作して欲しい。
  • 開会式の模様も流れたが、大会関係者の挨拶等は短めにし、選手宣誓など小学生に重点を置いたほうが好ましいのではないか。

という意見が出た。

出席委員は、増子 義孝委員長、石井 三郎委員、小川口 柳太郎委員、笠川 さゆり委員、大坊 忠委員、高橋 真裕委員、松本 直子委員、宮野 裕子委員、村田 久委員の9名、欠席委員は、松尾 正弘委員の1名。

議事録

10月(第72回)