放送番組審議会

11月(第103回)

概要

 岩手朝日テレビの第103回番組審議会が平成18年11月30日(木)、盛岡市盛岡駅西通の岩手朝日テレビで開かれた。

 合評番組は「楽茶間~イワテヲオモシロクスルテレビ」。

  • 「地域応援」をキーワードにする番組なら、もっと地元PRに繋がる内容にすべきである
  • 司会者のトークは、あたたかい雰囲気が伝わり好感が持てた
  • 食べ物情報が多すぎる
  • 紅葉のシーンなど、時間をかけて撮影されたと思われる映像が多かった
  • 取材対象に対するリポーターの関心の薄さが目立った

という意見が出た。

出席委員は、増子義孝委員長、稲垣義孝委員、小田島利昭委員、笠川さゆり委員、松尾正弘委員、松本直子委員、村田久委員、宮野裕子委員の8名。欠席委員は、高橋真裕委員の1名。

議事録

1.開催日時

平成 18年 11月 30日(木)午前11時~

2.開催場所

岩手朝日テレビ 3階 会議室

3.委員の出席

委員総数 9名

出席委員数8名

委員長 増子 義孝

委員 稲垣  義孝

委員 小田島 利昭

委員 笠川 さゆり

委員 松尾 正弘

委員 松本 直子

委員 宮野 裕子

委員 村田 久

欠席委員数1名

委員 高橋 真裕

会社側出席者名

代表取締役社長 川崎 道生

常務取締役営業局長 幾度 恭嘉

常務取締役 小倉 潔

取締役報道制作局長 小椋 和雄

技術局長 佐々木 正樹

編成業務局長 渋谷 知行

業務推進部課長 阿部 卓司

番組審議会事務局長 佐藤 祐介

4.議題

(1)12月単発番組について

(2)番組合評

「楽茶間~イワテヲオモシロクスルテレビ」

(3)次回審議会

開 催 日:平成19年1月25日(木)16時~

ホテルメトロポリタンニューウィング11階マーキュリー

合評課題:「ふるさとCM大賞 in IWATE 2006」

放送日時:12月30日(土) 12時~13時25分

5.概要

*「地域応援」をキーワードにする番組なら、もっと地元PRに繋がる内容にすべきである

*司会者のトークは、あたたかい雰囲気が伝わり好感が持てた

*食べ物情報が多すぎる

*紅葉のシーンなど、時間をかけて撮影されたと思われる映像が多かった

*取材対象に対するリポーターの関心の薄さが目立った

6.議事の内容

佐藤事務局長

 ただ今より、第103回岩手朝日テレビ放送番組審議会を始めます。本日欠席されております委員の方は、高橋先生です。

 また、本日は、合評番組の制作担当者として業務推進部の阿部卓司が出席しております。

 後ほど、合評の際よろしくお願いします。

 それでは、増子委員長、議事をお願いいたします。

増子委員長

 それでは川崎社長、一言お願いします。

川崎社長

 本日も大変お忙しい中ご出席賜りまして、ありがとうございます。

 また、本年も毎回熱心なご討議を頂き、あらためて感謝申し上げます。

 今年一年振り返ってみますと、地上デジタル放送スタートの年、また当社開局10周年を迎える年でもあり、新たな決意のもと平成18年を迎えたわけですが、年の初め1月に委員の皆様にも大変ご心配をおかけしました、「放送確認書改ざん」という問題が発生し、およそ3ヶ月位この問題の対応に追われることから始まった年でありました。その後、6月1日には、地上デジタル放送に対応していくための、アナログからデジタルへのマスター切替え、そして10月1日の岩手民放4局そろってのデジタル本放送スタートと、当社の歴史に残る一年となりました。

 それから、一つご報告でございますが、次回の合評番組であります、「ふるさとCM大賞」の審査会を先週アイーナで行い、審査員に宮野先生に新たに加わっていただきました。

 宮野先生と、司会進行の山本監督との絶妙なトークもあり、非常に盛り上がった審査会でありました。

 審査の結果は、軽米町が大賞となりましたが、今回は市町村合併が進み県内35市町村になった中で、最終的には29の多くの市町村に参加いただき大変感謝しております。今後、宮野さん以外にも審査員をお願いするかもしれませんが、その際は、宜しくお願いいたします。以上です。

増子委員長

 ありがとうございました。

 それでは、12月の単発番組についてお願いします。

渋谷編成業務局長

 それでは12月の主な番組についてご説明させて頂きます。

 2日土曜日19時からは「キャノンスペシャル たけしのヒューマンミステリー 人体は究極のセンサーだ」、同日深夜、26時40分からは「世界の絶品ちゃんこ 年に一度のどすこい祭」が放送されます。これはテレビ朝日の社会貢献事業のひとつとして毎年行われています、社会福祉大相撲の番組です。

 3日日曜日12時5分から、恒例となっております、福岡国際マラソンの模様を、また9日土曜日16時からは、キングスフィールズゴルフクラブから、男子ツアー、女子ツアー、シニアツアーのゴルフ対抗戦のスポーツ番組をお送りいたします。

 夜になりまして、19時から小学生クラス対抗「30人31脚2006全国大会」の模様をお送りいたします。

 16日土曜日、17日日曜日は二夜連続で,フィギアスケートグランプリファイナルの模様をお送りいたします。

 30日土曜日12時からは、先程川崎からも報告がありました11月26日、アイーナでおこなわれました「ふるさとCM大賞inIWATE2006」の模様をお送りいたします。

 単発番組は以上です。

 続きまして11月の視聴率ですが、全日7.9%で第4位、ゴールデン13.5%で第4位、プライムが13.4%で第3位、プライム2は6.6%で第2位でした。

 高視聴率番組としては、11月11日放送のフィギアスケートGP第3戦中国大会が14.6%、19日放送の同第4戦仏大会が15.6%となっております。また、19日に放送された日曜洋画劇場「ディ・アフター・トゥモロー」が21%と高い視聴率を得ました。

 自社制作番組としては、IATスーパーJチャンネルが、 11月6日月曜日の放送が9.7%の今年度最高の数字を記録しました。また、本日合評番組として取り上げられております、「楽茶間」ですが、11月11日放送の100回記念番組は、5.2%と、今年1月、2月以来の5%台をマークしました。視聴率は以上です。

 なお、視聴者応答記録は特に大きな苦情等も入っておりません。詳しくは、お手元の資料をご覧ください。以上です。

増子委員長

 ありがとうございました。何か質問等ございませんか。

村田委員

 めんこいテレビは視聴率が良いのですが、内容的に何が良かったのでしょうか。

渋谷編成業務局長

 月曜9時の「のだめカンタービレ」、木曜日10時からの「ドクターコトー」など、キー局のレギュラーのドラマが20%台の高視聴率をコンスタントに取っていることが考えられます。

増子委員長

 バレーの放送は、私もつい見てしまったのですが、視聴率は高いのですか。

渋谷編成業務局長

 女子が6試合、男子が3試合放送されたわけですが、試合も盛り上がっているようで、女子の視聴率が平均20%を超える高い視聴率となっております。

増子委員長

 他に何かございませんか。

川崎社長

 委員長、私の方からもう一点報告があります。

 先日、今年度30人31脚で全国大会に出場した、大更小学校の担任の先生と児童の代表からお礼のお手紙を頂戴しております。これから回覧いたしますので、どうぞご覧ください。

増子委員長

 それでは合評に入ります。

稲垣委員

 私は11月18日と25日の放送を見ました。

 放送されている、土曜日のこの時間帯は、他のテレビ局も同じような情報番組が多く、視聴率を上げるにはなかなか厳しい時間帯なのかなと思いました。

 私はこの手の情報番組はあまり得意なほうではないのですが、感想としては、取り上げている素材は非常にオーソドックスで季節に合わせて作られていると感じましたが、ターゲット層はどこなのか、また、司会者やリポーターの方だけで盛り上がっているような感じがして、私にはどうも馴染めませんでした。

 バスツアーの企画では、なぜ前編、後編の2回に分けて放送されていたのかが良くわかりませんでしたし、ツアー中のゲームの場面でも、質問内容と場所、又は特産品との関連性など、こちらもよく分かりませんでした。

 もう少し関連性をもたせ、地元PRに繋げる内容にすべきではなかったでしょうか。

 小山羊右さんの「わがまま温泉」のコーナーでは、三陸海岸の海沿いで、ドラム缶のお風呂に入る場面が出ていましたが、あの場面では、ドラム缶風呂よりも穴を掘ってビニールでも敷いてその中にお湯を入れ、水平線を眺めながら入っている映像の方が良かったと思いました。以上です。

小田島委員

 私は「楽茶間」をはじめ、この手の番組は非常に好きで、よく見ております。

 「楽茶間」は放送開始当時、12時から放送されておりましたが、その後、午前9時半からの放送に変わり、他の局でも、同じ時間帯に情報番組を放送しておりますので、私もなかなか視聴率を上げるには難しい時間帯だと思います。

 しかし、放送時間の長さからいえば、30分、1時間、1時間半とそれぞれ違い、30分では短いし、1時間半では長いし、「楽茶間」の1時間という長さがちょうど良いいのかなと感じました。

 11月11日の放送は第100回記念番組として、宮古からの中継でしたが、その日はちょうど寒い日の中継で、スタッフの方も大変そうでしたが、内容、企画ともによく工夫されていたと思いました。

 一つ気になったのは、100回記念だったこともあったのか、プレゼントの企画が妙に多く感じました。

 18日の放送でも、プレゼント企画が目立ち、視聴率を上げる手段かもしれませんが、あまりプレゼントに頼り過ぎないほうがよろしいかと思いました。

 以前より良くなった企画は、「寄り道マップ」です。以前は何も決めずその場所へ行く企画でしたが、二度目となる今回からは、予め行く場所を決め、紹介する項目も事前にしっかり調べられており、18日の放送で、盛岡が紹介されておりましたが、私も知らないところがたくさんあり、興味を持って見させていただきました。

 これからもいろいろ工夫しながら、視聴者に飽きられないような企画でやっていただきたいと思いました。

 最後に、寄り道マップの映像がレトロ風になっていますが、見た感じボヤッとして見えます。あえてレトロ風にしているのかもしれませんが、私は、はっきり見せたほうがいいのでは、と感じました。以上です。

笠川委員

 先ず、この番組のCMですが、矢部さんのボケぶりと羊右さんの突っ込み具合がおもしろく、毎回雰囲気の良い番組イメージが伝わってきます。

 番組内容につきましては、試行錯誤しながら企画していることと思いますが、気になる点としては、羊右さんの体型から、彼を食の話題に関係した企画に多く登場させておりますが、安易に体型と食を繋げていいものなのか、そろそろ違った内容の企画に変えても良いのではないかと感じました。

 また、お料理を作る企画がありましたが、作っている最中に、材料を買いに行くという、不自然さを感じるシーンがありました。普通、料理企画は、材料も調味料もちゃんと用意されていて、炒めたり、焼いたりと調理人の技術も見せるのが当たり前で、その場面で材料を買いにいくのはサプライズかも知れませんが、あまり良いとは思えませんでした。

 スイーツ紹介や寄り道マップ等のコーナーは、以前よりも工夫され面白くなってきております。これからも視聴者に愛される楽しい番組を期待します。以上です。

松尾委員

 この番組は、番審でも取り上げられることが多く、毎回とは言えませんが、見る回数も多いこともあり非常に愛着がある番組です。

 小山さんと矢部さんについてはすっかり定着していて、見ていて安堵感があります。リポーターの千葉さんについては、当初たどたどしい感じがして、この先どうなるのかと思っていましたが、最近では上手になってきたと思います。同じくリポーターの三浦さんについては、千葉さんの最初の頃に比べれば、まずまずと言ったところでしょうか。

 「寄り道マップ」は2周目に入りましたが、うまく季節感のある話題や映像なども紹介され、飽きられない工夫を凝らしていると思います。

例えば、西和賀町の紅葉のシーンでは、紅葉をバックに2両編成の電車がそこを通るさりげない光景が映し出されており、すごく短いシーンだったのですが、これを撮影するために時間をかけているのだろうなぁ。というスタッフの努力が感じられました。

 バスツアー企画については、非常に馬鹿馬鹿しくて、私は好きな企画でした。くだらないと言ってしまえばそれまでですが、次は何処へ行くのだろうと興味を持って見ていました。

 以上が良い点を申しましたが、これが視聴率的になぜ反映されてこないのか考えてみましたが、私もやはり同じ時間帯に他局でも同じような情報番組を放送していることが要因だと考えます。

 ターゲット層も含め、他局の番組と差別化できる企画、コーナーを設けるなど、工夫が必要かと思います。

 最後に、稲垣委員も話しておりましたが、100回記念番組のとき、続きは次週へ持ち越しのような終わり方でしたが、これはだめですね。100回の区切り放送でもありましたので、完結してもらいたかったです。以上です。

松本委員

 大雑把なところだけお話します。

 小山さんと矢部さんのあったかい雰囲気は健在で、引続き好印象を持ちましたが、リポーターの方には不満を感じました。

 以前に比べれば慣れてきているものの、リアクションやボキャブラリーがまだまだ足りませんし、また取材している相手や物に対しての感心や興味が、薄いのではないかと見ている側が思ってしまいます。例えば、25日のお任せチョイスの中で、ベースボールのカレンダーが出ていましたが、紹介された瞬間、私はおぉ。とビックリして見ていたのですが、そこで視聴する側が期待するコメントやリアクションも無く、淡々と紹介するだけ、また、パルからの生中継でも、次から次へとお店や人を紹介するだけで、相槌を打つでもなく、コメントやリアクションをするでもなく、わざわざ外に出かけて中継するなら、もっと臨場感が伝わるリポートができないのか。と思いました。

 とりあえずコーナーを作ろう、時間を埋めよう、という作り方に見えます。リポーターの役割をきちんと果たせるよう、制作サイドは、指導、教育する必要があると思います。以上です。

宮野委員

 今回見た限りで言いますと、特選バスツアーでは、岩手町、葛巻、久慈、宮古に宿泊し、広い県内をぐるりと回り詳しく紹介されており、かなりの労力や時間を費やされていると感じました。

 この番組はもともと好きな番組で毎週見ておりますが、中年のおばさんが見るにはテンポがゆっくりでちょうど良い番組で、よく言えば、ゆったりしていて、悪く言えば、メリハリがないような気もしますので、若い女の子が見た場合どうなのか、疑問です。

 また先日の放送で、オープンしたばかりの「かっぱ寿司」を紹介していましたが、このような旬の情報を伝え、土日に家族で出かける際に参考となる情報をもっと増やせば、さらに視聴者を引き付ける番組になっていくと思います。以上です。

村田委員

 今回見た番組に関しては、大雑把なところは良いと思いましたが、バスツアーの企画で、テロップが必要以上に出されていたのが気になりました。

 例えば、西和賀町の紅葉を映しているときに、どうしてテロップが必要なのか分かりませんでした。テロップを出すときは、方言で何を話しているのかわからなく、解説のように出すのなら納得しますが、あの場面では必要ありません。テロップは必要性、または映像とのバランスやタイミング等、工夫が必要だと思いました。

 100回記念番組を2,3回見ましたが、その中で、料理を作っているとき、店長がキノコをこれから採ってくるシーンがありましたが、普通、材料を揃えてから料理しませんか?途中でキノコを採りにいくなんておかしいと思います。進行も遅くイライラしました。

 また、矢部さんと小山さんの掛け合いは良いのですが、出演者間の絡みばかりが目立ち、そのわりに地元の方々へのインタビューや絡みが少なく感じました。

 例えば、漁師と一緒に船に乗り込む企画なら、漁師の生活に密着するとか、漁師だけが知っている料理や地元でしか食することができない料理を紹介するとか、そういうところまで突っ込んで取材しないと、見ている側は満足しませんよ。

 それから、バスツアーの企画では、私も出演者だけが盛り上がっているように見えました。はっきり言って視聴する側は面白くもなく、しらけました。

 全般的にどこの局もやっている企画が多かったので、真似るのではなく、独創的な企画や違った方向で探っていくべきですね。

 以上です。

増子委員長

 11月11日の放送は、これが100回記念番組なのかと思いながら見ていました。仲間内のじゃれあいばかりが目立ち、見ているほうは全く面白くありませんでした。

 地域応援番組なら、もっと地元の方を登場さ、取材した場所のPRに繋がる組み立てが必要だと思います。

 全体的に企画が貧弱で、とにかくネタ切れを感じさせる番組に見えました。もう一度原点に戻り番組制作に取り組んでいただきたいと思います。

増子委員長

 委員の意見を聞いたうえで、制作サイドから何かございませんか。

業務推進部・阿部

 100回記念番組ということで申しますと、今回のバスツアーは今年いっぱいで終了予定の「寄り道マップ」に変わる、旅ものの新企画のテストケースで行ったものです。

 反省点などは我々も把握しておりますが、今回委員の方々から出されましたご意見等は、新企画は勿論のこと、今後、番組全般の制作に関する貴重なご意見として、参考とさせていただきます。

 本日は、大変ありがとうございました。

川崎社長

 私の方からも一言申し上げます。

 現在、楽茶間を強化していかなければいけないということで、内部で検討を始めております。本日、ご指摘いただきましたレポーターの問題、番組企画の問題など、こちらが気付かない貴重なご意見もございました。

 リポーターの問題に関しては、私も、取材相手や物への愛着が欠落していると感じております。これは、ディレクターが段取りばかりで、その取材に何の意図があって、どのように取材をするのかをレポーターに深く教え込んでいないためだと思います。

 だから、視聴者に何も伝わらず、興味を引くことも、感動も生まれてこないのです。

 取り上げる企画やコーナーもそうです。食べ物が中心で、オープニングのスイーツから入り、寄り道マップでも矢部が半分は食べ物から入っていて、初めから終わりまで食べ物だらけです。

 そろそろ食べ物という考え方を外すべきだと私も思います。

増子委員長

 それでは、次回の開催についてお願いします。

佐藤事務局長

 次回は、1月25日(木)に開催いたします。

 合評番組は、12月30日(土)に放送されます「ふるさとCM大賞2006 in IWATE」です。よろしくお願いいたします。以上です。

増子委員長

 それでは終了します。ありがとうございました。

7.審議機関の答申または改善意見に対してとった措置

ご指摘頂いた点を、今後の番組作りの参考とすることとした。

8.審議機関の答申または意見の概要の公表

12/8 朝日新聞岩手県版に審議概要を掲載。

系列各局に議事録を送付。

本社受付に議事録を常備、閲覧に供す。

インターネットホームページに掲載。

9.その他の参考事項

特になし

10.配布資料

◎ 12月単発番組編成予定表

◎ 11月岩手地区視聴率

◎ 11月視聴者応答記録

◎ 30人31脚岩手県代表大更小学校・担任、児童からのお礼のお便り(写)