放送番組審議会

11月(第23回)

概要

 12月、1月の番組編成の内容を局側から説明した。

 このあと「外科医・夏目三四郎」(12月10日終了)について講評した。コミカルなタッチで気やすく見られるという指摘もあったが、医者の世界ではありえないことが多いのではという意見もあった。特に現役の医者である大堀委員は11月19日の分しか見なかったが、「外科医の立場から見ると怒りを感じる」と発言した。あってはならないこと、ありえないことが描かれている為のようだ。ドラマなのだから楽しめばいいとする意見もあったが、焦点がはっきりしないとの指摘もあった。

議事録

1.開催年月日     平成10年11月26月(木)

2.開催場所      株式会社岩手朝日テレビ本社演奏所会議室

3.委員の出席     

            委員総数   12名

            出席委員数  10名

  出席委員の氏名

    奥寺一雄委員長、大橋瑠璃子副委員長、大島正蔵委員、大堀勉委員、

    佐々木明子委員 佐々木友江委員、照井章夫委員、箱崎敬吉委員、

    箱崎安弘委員、盛内政志委員

  欠席委員の氏名

    三好京三委員、山川清委員

  放送事業者側出席者名

    望月代表取締役社長、桑折常務取締役、横舘報道制作局長、菊地技術局長、

    佐々木営業局長、河邊営業局次長

4.議 題

  (1)12・1月の番組編成について

  (2)番組「外科医・夏目三四郎」について

  (3)次回の開催日および課題について

  (4)その他

5.議事の概要

 12月、1月の番組編成の内容を局側から説明した。このあと「外科医・夏目三四郎」(12月10日終了)について講評した。コミカルなタッチで気やすく見られるという指摘もあったが、医者の世界ではありえないことが多いのではという意見もあった。特に現役の医者である大堀委員は11月19日の分しか見なかったが、「外科医の立場から見ると怒りを感じる」と発言した。あってはならないこと、ありえないことが描かれている為のようだ。ドラマなのだから楽しめばいいとする意見もあったが、焦点がはっきりしないとの指摘もあった。

6.議事の内容

◎桑折事務局長

 定刻になりましたので始めさせていただきます。今日は三好委員と山川委員が欠席です。この番組審議会の模様は定期的に講評しなければならないので、本日はテレビカメラが入っています。夕方のニュースで今日の番組審議会の模様を紹介させていただきます。それでは望月社長からご挨拶申し上げます。

◎望月社長

 諸先生方には師走も間近にせまりまして、何かとご多用なところをこのようにご参加いただきまして誠にありがとうございます。秋の叙勲では箱崎先生が勲四等瑞宝章という栄誉を受けられまして、本当におめでとうございます。それから奥寺委員長には番組審議会代表者会議で九州まで出張していただきまして誠にありがとうございました。テレビ業界も厳しい情況になっておりまして私どもも引き締め策などもやっております。私どもも何とか営業活動をし、成果を収めているということをご報告申し上げご挨拶にかえさせていただきたいともいます。それでは本日もよろしくお願いいたします。

◎桑折事務局長

 奥寺委員長、それでは議事の方をお願いいたします。

◎奥寺委員長

 今日の議題はそこに書いてありますとおり、12、1月の番組編成について、番組講評は「外科医・夏目三四郎」、そして次回の開催日と議題、その他ということで進めていきたいと思います。最初に佐々木局長さんからお願いします。

◎佐々木局長

 お手元に単発一覧表と年末特番編成案という2種類のプリントがありますのでそれをご覧ください。年末年始の単発を中心に掻い摘んで紹介させていただきます。12月の一週目につきましてはスポーツ番組が多く編成されます。ボウリング、福岡国際マラソン、ボクシング、それから今年最後のプロのトーナメントとなります、沖縄オープンゴルフというのが12日と13日にあります。

 2ページ目、12月の第2週はレギュラーの拡大版が多くあります。18日(金)20時から「驚き・ももの木・20世紀 スペシャル~真説 忠臣蔵~元禄赤穂事件始末記~」。

 3ページ目、23日(水)14時から14時55分「クリスマススペシャル’98杜の都恋物語~春菜17歳の決心~」。これは仙台の東日本放送の制作です。毎年全国の一般視聴者から作文を公募しましてそれをドラマ化するという企画物です。今年も417編程の応募があったそうです。その中から宮城県の17歳の少女の作品をもとにして、仙台を舞台にしたドラマを作成します。

 17時から17時54分は「かけはし誕生5周年記念 岩手-沖縄2500キロ 今、ー海を越えて広がる絆」(仮)。これはIATの制作です。平成5年の冷害の時に種もみを石垣島に送って稲を作ってもらったことをきっかけに結ばれた絆を、現地石垣島に行って取材しました。54分の番組にまとめて放送します。ぜひご覧いただきたいと思います。 4ページ目にまいります。26日(土)は自主制作番組が2本あります。13時30分から14時40分まで「トークいわて人スペシャル」。これは「トークいわて人」の今までの出演者を一同に網羅しまして一時間にわたって放送します。16時から17時は福岡県知事と岩手県知事の対談番組があります。これは12月2日に東京の福岡県の事務所で収録させていただきます。30分番組です。ぜひご覧ください。

 5ページ目にまいります。27日(日)14時から14時55分は静岡朝日テレビ開局20周年記念番組「ピアノミステリー 海を渡った幻のメロディロマン紀行」があります。それから24時45分から「第29回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会 女子決勝」の模様を放送します。

 それから28日、29日、30日の3日間にわたりまして9時55分から11時45分「劇的紀行 深夜特急」を放送します。これは名古屋テレビ放送の制作した番組で沢木耕太郎の大ベストセラー「深夜特急」のドラマ化です。28日が~熱風アジア編~、29日が~西へ!ユーラシア編~、30日が~飛光よ!ヨーロッパ編~です。

 6ページ目、28日(月)24時25分から25時40分まで「第29回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会 男子決勝」の模様を放送します。秋田の能代工業の田臥などが注目されます。

 7ページ目にまいります。30日(水)12時から13時55分、「’98第11回全国おもしろニュースグランプリ」。全国のテレビ朝日系列局26局を結んで特別番組を放送します。IATからは山田美保アナウンサーが出演します。

 8ページ目。30日からはだいたい朝から晩まで特別番組が編成されます。この中では30日(水)24時から25時15分「世界夢紀行3 バーンスタイン・わが愛しのニューヨーク」。深夜ですがクラシックファンには見逃せない番組です。31日(木)18時からは定番の「大晦日だよ ドラえもんTV&映画20周年3時間超スペシャル」。たっぷり3時間子供さんには非常に喜ばれると思います。

 10ページ目、1日(金)8時から「みのもんたの見て幸せ 縁起がいいご利益TV 涙と笑いの元旦生中継!!列島開運スペシャル」。司会はみのもんたです。これは岩手からも生中継があります。統一テーマは縁起のいい所とか物を紹介するということです。今のところ我が社でも候補を探していまして、岩手から何を紹介するかはまだ決まっていません。13時からは「志村&所の芸能界今世紀最後のお正月大決戦 激突ライバル!!負けてたまるか!!」(仮)それから元旦から3日間連続で深夜に映画を編成しています。元旦が「愛と哀しみの果て」、2日が「危険な情事」、3日が「プレシデオの男たち」です。かなり話題になった映画ばかりです。

 11ページ目、2日(土)10時から10時55分東北ブロックネット「美しく健康で長生き!東北の薬善料理食べ歩き」。東北各地の薬善料理をご紹介します。岩手からは葛巻町の雑穀をつかった郷土料理をご紹介する番組です。11時から11時45分「新春知事対談」。出演は増田知事、エッセイストの澤口たまみさん、当社の社長望月の3人で岩手の政治、経済、暮らしについて語り合っていただきます。

 12ページ目にまいります。3日(日)5時20分から6時45分「’99新春クラシックスペシャル」。出演は朝比奈隆、小澤征爾他です。17時15分から19時はゴルフファン必見の「新春に豪打!プロゴルフ6人衆 パート10」。

 13ページ目、5日(火)深夜24時50分から25時45分「岡田前監督が熱く語る!!」。7日(木)20時から21時48分は五木寛之のベストセラー小説「青年は荒野をめざす」。それから10日から大相撲が始まりますのでいつものように「大相撲ダイジェスト」があります。

 それから15ページ目ですが、1月から新しいドラマが始まります。11日(月)20時からは「月曜ドラマ・イン 可愛いだけじゃダメかしら?」。出演は榎本加奈子、岡田義徳他です。それから14日(木)20時からは「木曜ミステリー 京都迷宮案内」という番組が始まります。新聞記者が色々なミステリーに挑戦していく、一話完結形式の現代ミステリーです。出演は橋爪功、野際陽子他です。21時から21時54分は「木曜ドラマ ニュースキャスター・霞涼子」。出演は賀来千賀子、高島政宏他です。

 以上、12月・1月、年末年始の番組を中心にご説明しました。

◎奥寺委員長

 ありがとうございました。何か感想や質問はありませんか。

◎盛内委員

 ちょっとうかがいますが、「年末特番編成案」のプリントの方に第2案と書いてありますが、これは変更になることもあるという意味でしょうか。

◎佐々木(瑞)営業局長

 中身がまだ固まらない部分がありまして、例えばこの12月30日の15時からの部分は“本社営業企画”と書いてありますが、これはまだ番組の内容が固まっていません。それから1月2日の15時からの部分は“検討中”となっていまして、これも同様です。12月の始めくらいには最終的に決定します。今の時点では途中経過という形ですのでこのように第2案となっています。

◎奥寺委員長

 では次に講評番組「外科医・夏目三四郎」について各委員さんから講評いただきたいと思います。では大島さんからお願いします。

◎大島委員

 11月2日だけ見ました。内容はコミカルなタッチで作られていますね。ただ外科医というのはどちらかというとシリアスなものですよね。その辺がはっきりいえばちょっとマッチしないような気がしました。私が見たのは研修医さんが初めて手術をするというのでしたが。

 それから岩手日報と朝日新聞の番組案内を見ましたが、11月2日は朝日新聞でこの番組を紹介していますし、11月10日は両紙で紹介しています。かなり力を入れている気がしました。こういった番組案内がでると見る人は当然多くなるのかなと思いました。以上です。

◎大堀委員

 私は19日の放送を見ました。ですからちょっと他の回はわかりませんが、19日のだけを見て率直な所は一言でいうとおもしろかったという印象です。ストーリーそのものはそれほど珍しいものではないと思いますが、演出あるいは俳優さんのすばらしい演技力のせいか、大変おもしろく見ました。喜劇なのでしょうね。

 ただ外科医ということで、私も外科医になって50年、ここ10年は切っていませんが、40年間はずっと切りっぱなしでした。一般に映画とか小説とかいうものについては、医者、看護婦、病院とかを題材にすることによって成功することが多いというような話を前から聞いておりまして、実際にそういうケースが極めて多いわけですが、一般のかたがたが見て「おもしろいな」ですんだのか、「ちょっとおかしいな」と感じたのか、むしろ私は聞いて見たいんですが、外科医の立場から見ますとあの手術の場面はちょっとおかしいです。一般のかたがたに手術なんてあんなものだと思われたら物凄く怒りを感じますね。わたしたちは手術場に入るときは真剣勝負ですから、喜劇風だといっても最初の場面の「手術をちょっと代わってくれ」とかああいうことは考えられませんね。 それから最後の場面の手術する人が来るんだか来ないんだかわからないなんていうことはありえません。一般には手術そのものについては私たちはスパルタ教育を受けます。真剣勝負なんですね。ちょっと人の体を考えていないと思われる場面がありました。           その外の場面はからっとしたおもしろい番組で、とてもいいのではないかと思いました。

◎佐々木(明)委員

 私も11月19日分しか見てこなかったんですが、テレビ朝日のホームページでこの番組のあらすじ等を第1回から紹介していましたので、とりあえずそちらだけは覗いてきて、どんなストーリー展開なのかをおさえてはきました。

 ここしばらく連続ドラマは昔のような大ヒットがあまりなくて、各局とも苦労しているのではないかと思います。その中でいわば今まで主役をはったことのない内藤剛志という俳優さんが主演で登場したということはテレビ朝日さんとしては冒険でかなり力を入れた番組なのかなと思いながら見ました。

 私が今まで見てきた、病院とかお医者さまとか看護婦さんなど病院関係者の在り方と現実とは大分ずれているのではないかと思いました。ただそれが逆にドラマだからこそコミカルな路線でやっているのかも知れません。1回しか見ていないので何ともいえないんですけれど、その1回だけ見たかぎりではシリアスなところもやりたいんだし、ちょっとおもしろくもやりたいんだというところがありますね。もう開き直ってどっちかでやった方がいいんじゃないかと思います。

 それから講評番組のことではないんですが、テレビ朝日のホームページを見ますと色々な番組の紹介とか過去の番組のこととかが見られるんですが、この番組審議会でも評判の高い「驚き・ももの木・20世紀」のホームページがないのでこの番組を紹介するコーナーを設けてくれたらうれしいです。

◎佐々木(友)委員

 11月12日だけ見ました。見た瞬間に刃物で人を刺して、血がバッと出てくるシーンが出てきてまずはびっくりしました。あまりこういうのは見たくないような第一印象ですね。でも見る人は若い人なので、現実とドラマをきちっとわきまえて案外楽しんでいるのかなと思ったりもしました。逆にこんなお医者さんがいてほしいという一般人の要望も、あるいは取り入れているんでしょう。ほっとする部分もたくさんありました。言いたいことは何かなどということは考えるドラマではなく、楽しめばいいドラマかなと思いました。もうちょっとこういうドラマでほのぼのしたものを出してもらったらうれしいかなと思いました。

◎大橋副委員長

 私は講評番組に決まる前にこの番組を見たんですね。非常に意表をついた始まりで、おもしろくなるのかなと思ったんですけれど、見ているうちに、はて、何を言おうとしているんだろうという感じになってきました。「白い巨塔」と「家政婦は見た」の2つを思い浮べました。見ている分には非常におもしろくていいんですが、こんなことがあってもいいのかと思う部分もありました。手術室で南十字星を拝んだり、手術室でお医者さん同士がああしろとかこうしろとか喧嘩したり、これが当たり前だと思われるときっとお医者さんの方から文句を言われるじゃないかと思いながら見たんです。            ひとつひとつの話に教訓があるようにも見えました。11月5日放送分は研修医の力付け方を11月19日は愛のない結婚というのはまちがっているんじゃないかということを教えているのかともとれたんですね。見る人によってはおもしろいのかなと思って見ました。

◎照井委員

 4本見ました。ビデオを撮って連休に一気に見ました。私は喜劇だと割り切って見ました。先程話があったように、手術室でのああいう会話は絶対ないでしょうし、それから職場内不倫も常識という設定ですから、割り切って楽しく見させていただきました。山田邦子さんが女医役でしたが彼女の人間味が出ていて良かったなと思いました。以上です。

◎箱崎(敬)委員

 12日と19日の2回見ました。この種のドラマはあまり見ることがないです。先程からお話がありましたけれど、まず12日のストーリーですが、一番気になったのは最初にで暴力沙汰で刺されたヤクザが病院に運ばれるというシーンがあって、出だしにいきなり刃物を使ったヤクザというのがしばらく続いたわけですけれど、ドラマを期待して見ようとした人の中にも、あの段階でチャンネルを変えたくなる人があったのではないかと思います。やっぱりイントロの面が非常に大事ではないかということをまず感じました。

 ストーリーの内容もさることながら、いったいこのドラマは主人公のユニークなキャラクターを売り物にしているのか、そうでないのか、焦点がどこにあるのか疑問を持ちましたし、どういう年齢層をターゲットにしたのかということも感じました。先程の番組表を見ますとこの番組は間もなく終わるようですが。以上です。

◎箱崎(安)委員

 私は3本見ました。3つに共通するコンセプトは、いわゆる人の心を開かせる心の健康というのをいいたいのかなと思いました。例えば第2話のときには病院の会長の息子のこと、第3話は研修医、第4話はヤクザと妹の兄弟愛を描いていました。

 病院の番組だからそういうセリフが出ているのかもしれませんが、第2話の時に会長が「これは我が家のDNAだ」という台詞がありましたがこれはおもしろかったですね。それから所々気に入った台詞が出てきました。第2話の「もてるやつは振られた人間の痛みを知らない」だとか第4話の「こっちの常識で対応できない時はあっちの常識で対応すればいい」などなかなか面白いセリフでした。

 役者は個性があって非常に面白いと感じました。主人公もそうですし「キク」役の女優サンも面白かったですね。ああいう一話完結型の番組なんですが見たあとリフレッシュする感じがありますね。さっきもでていましたが、一般的に若い人にこの番組がうけるかどうかは疑問なんですが、「水戸黄門」みたいに見終わったあとの爽快感がある番組でした。以上です。

◎盛内委員

 こういう娯楽番組には「病院もの」というジャンルがあります。病院を舞台にしたドラマっていうのは今までもたくさん作られてありますね。そのパターンどおりといえばパターンどおりですね。まず理事長がいて病院長がいて外科部長がいて事務局長がいる。これは病院物のパターンですね。それ自体は娯楽番組として悪いわけではないんですが。

 私は毎回見ました。三四郎も頭の上がらない家政婦のキクさんがいますね。あの人とのやりとりが面白いといえばおもしろいんですが、ちょっと“あちゃらか”すぎるなと思いました。

 私も実は大堀先生に執刀していただいた患者として病院の様子などを私なりに経験しましたが主人公が外科医ですからね。外科医が毎日あんなに飛んだり跳ねたりしていたんじゃ、執刀に差し支えるんじゃないかと思います。外科医というのはなるべく心を平静にしなければいけないんじゃないかと。外科医としての常識が欠けているような描き方ではないかと思いますね。以上です。

◎河邊営業局次長

 こちらから一つご説明いたします。岩手日報で広報をだしていますが、もう各局平等に扱うという決まりがありまして、各局3番組づつ出すわけですが、我々原稿を出す場合、今回は視聴率週間で、この番組は視聴率が悪いからこれを出そうとか各局だいたいその日のニュースの内容をだしているようですけれど。新聞社が編集権を持っていますので、希望する番組があっても向こうがダメといったらだめという感じで解説を出しているわけです。それから写真を入れるのも効果があるんですが、この写真を入れるのも各局順番に割り当てらまして、なかなか思うように出させてはくれません。こういったようにあの新聞欄に出させてもらっているのは、視聴率を上げたいものとか、自社制作番組でぜひこれは見てもらいたいとかいうものです。

◎横舘報道制作局長

 それからホームページの件ですが「驚き・ももの木・20世紀」は大阪の朝日放送の制作ですのでそちらのホームページをご覧ください。

◎河邊営業局次長

 それから「外科医・夏目三四郎」のターゲット層ですが、9時台というのはなかなか難しい時間帯なんですね。7時台、8時台は比較的若い人、10時台は割合高い年令の人がターゲットになるんですが、私たちは10時台は「ニュースステーション」がありますのでどうしてもドラマを組むのは8時、9時台しかできないという編成情況にあるわけです。従って9時台というのはターゲットを絞り切れていないというのがあります。

◎桑折事務局長

 それでは次回の開催日ですが、12月は休会ですので、1月の28日(木)でお願いします。講評番組はお正月番組で1月1日(金)8時から13時「ものもんたの見て幸せ縁起がいいご利益スペシャル 涙と笑いの元旦列島開運スペシャル」か1月2日(土)10時から10時55分「美しく健康で長生き 東北の薬善料理食べ歩き」かのどちらかでお願いします。

 それでは本日はこれで終わらせていただきます。どうもありがとうございました。

7.審議機関の答申又は改善意見に対して取った措置及びその年月日

 議事録をキー局と系列各局及び関係機関に送付した。

8.審議会の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表の内容、方法

 ローカルニュース番組IATスーパーJチャンネルで会議の模様を紹介。

 朝日新聞岩手版に審議の概要などを掲載。

 インターネットホームページに審議の概要を掲載。

9.その他

 特記事項なし。

速報

 岩手朝日テレビの第23回番組審議会(委員長奥寺一雄盛岡タイムス社長)が、26日開かれ、年末年始の特別編成番組などについて意見を交換した。

 岩手朝日テレビが自社あるいは共同制作するのは、「かけはし誕生5周年」(12月23日)「トークいわて人スペシャル」(同26日)「福岡・岩手知事対談」(同)「列島開運スペシャル」(1月1日)「東北薬膳料理食べ歩き」(同2日)「岩手競馬桐花賞中継」(同3日)など。

 また、この日は毎週木曜日放送のドラマ「外科医・夏目三四郎」について講評しあった。       

 なお、出席委員は奥寺一雄委員長、大橋瑠璃子委員、大島正蔵委員、大堀勉委員、佐々木明子委員、佐々木友江委員、照井彰夫委員、箱崎敬吉委員、箱崎安弘委員、盛内政志委員の10名。欠席委員は三好京三委員、山川清委員の2名。