放送番組審議会

6月(第109回)

概要

 岩手朝日テレビの第109回番組審議会が平成19年6月28日(木)、盛岡市盛岡駅西通の岩手朝日テレビ社内で開かれた。

 合評内容は「IAT学びの旅倶楽部スペシャル『奥羽の息吹~西和賀の大地に魅せられて~』」

  • 水芭蕉や座禅草など様々な春の花々や、黒山椒魚の珍しい産卵の様子など素晴らしい映像が多く納められていた。
  • 冬の厳しい生活を伝える映像が加われば、もっと印象的なものになったのではないか。
  • 出演者の穏やかな雰囲気と、自然を映し出した綺麗な映像、そしてBGMもうまくマッチしていた。
  • 「学びの旅倶楽部」というタイトルだったが、内容がかみ合わない部分もあり、何を学びに出掛けたのか分からなかった。
  • 続編が見たい。出来れば、一年を通して取材されてはどうか。
  • 出演者と取材するアナウンサーの関わり方が中途半端だった。

という意見が出た。

出席委員は、増子義孝委員長、稲垣義孝委員、小田島利昭委員、笠川さゆり委員、松尾正弘委員、松本直子委員、村田久委員、宮野裕子委員の8名。欠席委員は、高橋真裕委員の1名。

議事録

1.開催日時 平成 19年 6月 28日(木)午前11時~

2.開催場所 岩手朝日テレビ 3階 会議室

3.委員の出席

委員総数 9名

出席委員数 8名

委員長 増子 義孝

委員 稲垣  義孝

委員 小田島 利昭

委員 笠川 さゆり

委員 松尾 正弘

委員 松本 直子

委員 宮野 裕子

委員 村田 久

欠席委員数 1名

委員 高橋 真裕

会社側出席者名

代表取締役社長 川崎 道生

常務取締役営業局長 幾度 恭嘉

取締役報道制作局長 小椋 和雄

  取締役番組審議会事務局長 横山 博文

技術局長 佐々木 正樹

編成業務局長 小林 直紀

報道制作部長 波岡 功

番組審議会事務局 佐藤 祐介

4.議題

(1)社長あいさつ

(2)7月単発番組について

(3)合評課題について

IAT学びの旅倶楽部スペシャル

「奥羽の息吹~西和賀の大地に魅せられて~」

(4)次回審議会

開 催 日:平成19年7月26日(木)11時~

本社3階 会議室

合評課題:「第89回全国高等学校野球選手権岩手大会」

放送日時:7月12日(木)~7月22日(日)

5.概要

*水芭蕉や座禅草など様々な春の花々や、黒山椒魚の珍しい産卵の様子など素晴らしい映像が多く納められていた。

*冬の厳しい生活を伝える映像が加われば、もっと印象的なものになったのではないか。*出演者の穏やかな雰囲気と、自然を映し出した綺麗な映像、そしてBGMもうまくマッチしていた。

*「学びの旅倶楽部」というタイトルだったが、内容がかみ合わない部分もあり、何を学びに出掛けたのか分からなかった。

*続編が見たい。出来れば、一年を通して取材されてはどうか。

*出演者と取材するアナウンサーの関わり方が中途半端だった。

6.議事の内容

佐藤事務局

 審議会を始める前に、事務局より報告があります。

 一昨日、26日に弊社株主総会及び取締役会が開催され、前回から出席しております、横山常勤顧問が、取締役デジタル推進室長兼放送番組審議会事務局長に就任しました。

 今後は横山事務局長を中心に運営してまいりますが、私も引き続き事務局として携わってまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

 それでは横山事務局長よろしくお願いします。

横山事務局長

 只今、事務局から紹介がありました、横山です。

 出身は朝日新聞社ですが、これまで5年ほど系列のテレビ局の非常勤取締役として、全国各地のテレビ局の様子も見てまいりました。前回はじめて審議会に出席し、こちらの番組審議会のチームワークの良さや、熱心な議論を拝見し、これは新聞社の先輩でもあります増子委員長のリーダーシップがなせる業かと感じたところでございます。

 今後も、皆さんから頂戴した貴重なご意見を、日々の番組作りに活かしてまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

 私のほうからもう一点、26日に管理職員の人事発令があり、小倉前局長にかわり小林直紀が編成業務局長になり、本日の審議会から出席しておりますので、紹介させて頂きます。

小林編成業務局長

 只今、事務局長から紹介がありました、小林です。

 昭和49年、テレビ朝日がまだ日本教育テレビと称していた頃に入社し、それから約32年間、映画部、編成部、広報宣伝部、など殆どの期間を現場に近いところで歩んでまいりました。

 ただ、こちらに来る数年間は総務部におりまして、ここはかなり現場から遠いところでございましたので、今回、「岩手朝日テレビの編成業務局でやってみないか」との話があり、心躍る気持ちで岩手に参りました。

 どうぞよろしくお願い致します。

横山事務局長

 次に進みます。

 本日は、合評番組の制作担当者として報道制作部の波岡が出席しております。後ほど、合評の際よろしくお願いします。

 それでは、増子委員長議事をお願いいたします。

増子委員長

 それでは川崎社長、一言お願いします。

川崎社長

 本日もご出席賜りましてありがとうございます。

 只今、報告がありましたとおり、一昨日、株主総会と取締役会が開催され、第12期決算と取締役等の人事について決議されました。

 詳細につきましてはお配りした資料のとおりで、私が引き続き社長を任されたわけですが、今まで以上に当社が確実に成長できるように頑張ってまいろうと思っておりますので、改めてよろしくお願い致します。

 また先程、紹介がありました、横山君にはデジタル推進室長として主に編成業務局と技術局を担当していただくと共に、来年度、系列番組審議会代表者会議が岩手で開催されることもあり、その準備も兼ねて番組審議会事務局長も務めて頂くこととなりました。

 小林君に関しては、テレビ朝日の中でもポジティブな考えを持ち、且つ非常にパワフルな人物で、テレビ業務の中でも重要セクションである編成業務局を担当してくれるということで、多いに期待しているところであります。

 いずれ確実にできる二人でございますので、色々な意味で忌憚のないご意見をいただきたいと思います。

 本日は以上です。

増子委員長

 ありがとうございました。何か質問などはございませんか?

 それでは、合評に入ります。

村田委員

 先ず、奥羽山脈の綺麗な風景に、鶯の鳴き声も加わり、なかなか良いオープニングでした。

 また、水芭蕉や座禅草など様々な春の花々や、黒山椒魚の珍しい産卵の映像なども納められており、4月末から6月という、これまでのIATには無かった長期間に亘る取材が見て感じられました。

 ただ、残念なのは、春到来の喜びを伝えるのであれば、西和賀の冬の厳しさ、例えば、吹雪の映像や屋根からの雪下ろし作業など、雪と共に暮らす人々の生活の辛さもちょっと映像で見せて欲しかったと思います。厳しい冬を越え、待ちに待った春の訪れ、カメラで追うならばそこから入って欲しかったです。

 それから「学びの旅倶楽部」というタイトルでしたが、どうも「西和賀に暮らす瀬川夫妻のドキュメント」のような番組でしたね。

 タイトルを考える際、もう少し内容と一致するものでなければいけませんね。

 「学びの旅」ということであれば、西和賀には、河鹿を育てている人、アケビを素材とした特産品を作っている老人の方々、障害のある方々が営業している喫茶店など、あまり知られていないものも沢山あります。

 瀬川夫妻が中心でも構いませんが、もう少しそういった部分も取材したり、地元の人々にもインタビューしたり工夫が必要でしたね。

 それから、山に登ってなかなかお目にかかれない珍しい花ばかりを紹介していましたが、僕みたいな山歩きが好きな人間にはこれでいいかと思いますが、一般の方々には分からない花の種類ばかりだったと思います。

 あの場面は、一般的に里で見られる花も一緒に紹介しないと、西和賀の本当の自然の姿が伝わってこないと思います。

 最後に、色々言いましたが、全体的には西和賀の自然の素晴らしさが伝わってくる見ごたえある番組でした。

 以上です。

宮野委員

 村田先生のような専門的知識はございませんが、番組の流れとしては、優しくて、西和賀らしい自然の映像が続いていてとてもよかったと思いました。

 西和賀というとどうしても、沢内地区と湯田地区と分けて見てしまうところがあり、今紹介されているのはどちらなのかな?とちょっとわからない部分もありましたが、それでも映像は奇麗だったと思いますし、バッグの音楽も良かったですし、矢部さんのナレーターも良かったと思います。

 少し残念だったのは、瀬川さんの奥様のイメージが強すぎて、番組を見終わっても、瀬川さんの印象しか残らなかったところですね。

 以上です。

松本委員

 学びの旅倶楽部スペシャルというタイトルでしたが、見ている内にこれは、瀬川夫妻のドキュメンタリーなの?と感ずる部分があり、タイトルと内容がかみ合わない部分があり、途中で飽きてしまいました。

 「西和賀の大地に魅せられて」と銘打つのであれば、誰が何に魅せられたの?瀬川さんが西和賀に魅せられたの?それとも番組制作側の方が瀬川さんという人物に魅せられたの?と誰がどういう風に何に魅せられたのかが伝わる番組でなければいけないと思います。

 私は瀬川さんが非常に素敵な方だと映像から感じとれましたが、瀬川さん本人よりも奥様のコメントがたくさん入っていたり、少し趣旨と違う流れの話になっていたり、瀬川強さんの魅力的なところが十分伝えきれなかった事がちょっと残念に感じました。

 以上です。

松尾委員

 これまでも何度か「学びの旅倶楽部」を審議させて頂きましたが、今までの中では一番良かったのではないかと思いました。

 映像美と言いましょうか、景色や花の一つ一つまで、全編どこを見ても素晴らしく映像が流れ、また、BGMもビートルズで統一されていたところなど、大変満足できる作品だったと思います。

 カタクリの群生などは、実際自分の目で見ると絨毯のようになっていて素晴らしいのですが、これを映像に収めようとすると、素人ということもあり、パラパラっとしか映せないんですよ。それがさすがはプロですよね、ローアングルで映した映像は、あたかもそこにいるかのような臨場感溢れるものでした。

 先程、村田さんも話されておりましたが、私も、厳しい冬があり、雪解けをまって一気に花々が咲く。この部分が入っていれば、更に見る人に感動を与えられた作品になったと思います。

 やはり、雪の場面が欲しかったですね。

 それから、「その辺の沢ではイワナが釣れる」という話が出ておりましたが、あそこには、釣りのシーンがちょっとほしかったですね。釣りが趣味の方達は興味を持ち、西和賀に足を運ぶ地域観光PRにも貢献できたのではないでしょうか。

 最後に、少し気になったのは、夫婦の会話ですね。

 全体的にちょっと長かったのと、うるさい感じもして、西和賀のゆったりした映像とミスマッチでした。

 以上です。

笠川委員

 先程からお話に出ていましたが、今回の番組は、西和賀をこよなく愛する写真家がファインダーを通した視点で西和賀を紹介しているのか?または、写真家がそこに住む一個人として西和賀を紹介しているのか?または、矢部アナウンサーが取材していたので、テレビ局として西和賀を紹介する番組なのか?視点がはっきりしない番組でした。

 また、「学びの旅倶楽部」ということで、カタクリの花、座禅草、黒山椒魚の指の数など、その辺は学べたかと思いますが、その他は、正直、何を学びに出掛けたのか分かりませんでした。

 全体的に気になったことが、中途半端な矢部アナの起用ですね。

 肝心な部分で、矢部さんが出ていなかったり、この場面は矢部さんがナレーションはしているものの、現場には取材スタッフだけしか行っていないのかな?と感じるシーンもあり、行っていないのにナレーションだけが聞こえ、少ししらじらしく感じました。

 最初から最後まで、矢部さんが瀬川さんと一緒に行動し、取材していく構成であれば、一貫性があってよかったのかと思いました。

 最後に、山菜を紹介した場面ですが、山菜を取ったり、料理したり、岩手に住んでいる者としてはそれほど珍しいものではないので、あの部分は時間をかけ過ぎだったと思いました。

 以上です。

小田島委員

 私は西和賀出身で、村田さんが話されていたとおり、あそこは非常に雪が多い地域で、小さい頃は、早く別の場所に行きたいと思っておりました。

 しかし、今回の放送を見終ったとき、幼少の頃は気付かなかった自然の素晴らしさや風土の魅力など、懐かしさと共に、故郷を誇りに思える気持ちになりました。

 番組は、瀬川さんの穏やかな雰囲気と、自然を映し出した綺麗な映像、そしてBGMもうまくマッチしていて、一時間ゆったりした気分で見ることができました。

 水芭蕉を紹介した場面では、「おろしたてのブラウスのようだ」と話しておりましたが、こういうちょっとしたコメントにも気を使っていてとても良かったと思います。

 私も、雪の恩恵でカタクリの花、山野草、などが綺麗に咲くという部分をもう少し詳しく紹介してくれれば、さらに良かったのではないかと思います。

 最後にこれは注文ですが、スポンサーの関係なのかよく分かりませんが、商品のPRらしい場面がありましたが、あれは無駄かなと思いました。

 以上です。

稲垣委員

 この番組は、私のような東京から来た人間が見た場合、まだ岩手県をあまり知らないせいもあり、「なるほど」と思う部分がたくさんあって、約1時間、真剣に見入っていました。単なる自然だけを紹介する番組ではなく、その自然を愛し移り住んできたカメラマン瀬川さんにスポットをあて、構成された内容はプラスアルファーの効果があったと思います。

 情報量が多かったこともあり、ビデオに撮って何回か見てみましたが、その度に納得する部分があり、一回見ただけでは伝わらない内容もありましたので、情報量をもう少し減らすなり、詳しく説明するなり、そのへんは今後工夫が必要かと思います。先程、笠川さんも話しておりましたが、私も瀬川さん夫婦と、矢部アナウンサーの関わり方が中途半端で、矢部さんが居ないシーンでのご夫婦の会話は、良い事を話していると思うのですが、サポートする方がいないせいか、その意味が十分伝わってきませんでした。

 ここも一回見ただけでは伝わってこない部分だったのかもしれませんね。

 最後に一番良かったのは、最近の番組で多く見られる構成として、面白い部分で一旦番組を止め、CMで引っ張り次へ繋げる。今回の番組は、そういう構成ではなく、区分毎にきっちり構成されていて、スムーズな番組進行に、清々しさも感じられました。

 以上です。

増子委員長

 カタクリの花、野草、西和賀の野山など、とても素晴らしい映像も多く含まれており、全体的に癒しをえられた良い番組だったと思いました。

 私も少し残念だったのは、あそこは雪がとても深く、寒さも厳しい地域で、その冬を越し、やっと春が来て木々が芽生える。冬の映像や、待ち遠しかった春の訪れを喜ぶ地元の人々の声が聞こえてこなかったので、伝わりかたも中途半端でした。

 この番組は、瀬川さんを中心に作られた作品ではありますが、瀬川さんは西和賀の大地に魅せられて移住してきた方ですが、そこには、元々そこに暮らしている方々との結びつきや触れあいがあると思います。

 そこの部分は、地元の方々にも出演いただきたかったですね。

 それから、昔は「カタクリ粉」というのは、まさしくカタクルで作っていたわけですが、この地域では現在も作られているのでしょうか?その部分も知りたかったですね。

 また、釣りをしているシーンがありましたが、そこではどんな種類の魚が取れるのでしょうか?さらに突然、小屋のような建物が出てきましたがあれは何ですか?など、もう少し掘り下げた取材や、説明を必要とする場面がありました。

 細かいところを言うと、そういう点も気になりましたが、3ヶ月間に亘り取材した番組はIATではそう見たことがありませんでした。はじめに話したとおり、全体的には良い番組でしたので、個人的になりますが、7月~9月まで今度は夏の様子も続編で見たいところですね。

 出来れば、一年を通して取材されてはどうですか。この映像はIATの財産になりますよ。

 以上です。

増子委員長

 委員からの意見を受けて、何かございませんか?

波岡報道制作部長

 皆さんからご指摘があった通り、冬の映像がなかったところは反省材料です。

 実際、瀬川さんに焦点を決めて取材を始めたのが4月初旬で、撮影しながら冬の映像も必要ではないか、春夏秋冬一年を通じ取材を行い放送したほうが良いのではないかと考えたこともありましたが、瀬川さんが代表を務める「カタクリの会」が主催する自然観察会が、今年の8月で200回という節目の開催を迎えることもあり、それも交えて紹介したかったので、この時期の放送となりました。

 雪の白と木々の緑を対比しながら紹介できなかったのは、非常に残念なところでした。

 夫婦の会話の部分は、ご指摘のとおり、少し趣旨と違う流れになってしまった部分もあり、もう少しコンパクトに纏めれば良かったと感じております。

 来年もこの時期に「学びの旅倶楽部スペシャル」の放送を考えておりますので、今回頂戴したご意見を踏まえ制作していきたいと思います。

 本日は大変ありがとうございました。

川崎社長

 このような番組を制作する場合、先ずは、地域のことをよく調べる、勉強することが大切ですね。

 今回、「奥羽の息吹」というタイトルですから、厳しい冬があるからこそ、春到来の喜びや木々が芽生える自然の感動などが伝わるわけで、制作者は西和賀という場所を取り上げると決めたのなら、「雪のシーンを撮影しなければ、この番組は成り立たない」と感じなければいけません。

 うちの制作者は、その辺のリサーチがまだまだ足りず、出演する人物のことばかりを考え、番組制作する傾向があります。

 今回、制作者は良い経験をしましたし、先生方から貴重なご意見も頂戴しました。次回は、それを十分に役立たせるよう現場にしっかり伝えたいと思います。

増子委員長

 その他ございませんか?

 それでは単発番組等についてお願いします。

小林編成業務局長

 それでは単発番組についてご説明いたします。

 7月はお配りしている資料のとおり、高校野球をはじめ、ゴルフ、サッカーなどスポーツ番組が多く組まれており、それに加え、7月29日の参院選投票日には、選挙ステーション2007が予定されております。

 また、7月は新番組として松方弘樹主演の時代劇「素浪人月影兵庫」、高島礼子主演の「警視庁捜査ファイル、さくら署の女たち」、ビートたけし原作となるシリーズ第3弾の「菊次郎とさき」、加藤ローサ主演の「女帝」、そして堂本光一5年振りの連続ドラマとなる「スシ王子」など、注目のドラマがスタートいたします。詳しくはお配りした資料をご覧下さい。

 次に視聴率ですが、全日では第4位と自慢するほどの視聴率は取れてはいませんが、プライム2においては7ケ月連続1位をキープしております。

 なお、前回番組審議会で合評いただきました「るくなす」につきましては、岩手からの中継だったこともありますが、過去最高の6.7%の視聴率となりました。これも委員の方々からのご意見をもとに制作した結果かと思います。

 視聴者応答記録につきましては、特に大きな、苦情・要望等はありませんでした。詳しくは資料をご覧下さい。

 以上です。

増子委員長

 質問等はございませんか?

 それでは次回の開催についてお願いします?

横山事務局長

 次回は、7月26日(木)に開催を予定しております。

 合評課題は、7月12日から開催される「第89回全国高等学校野球選手権岩手大会」の野球中継です。

 IATでは、開会式から22日(日)に予定される決勝戦まで、岩手県営球場で行なわれる試合を中心に生放送いたします。

 以上です。

増子委員長

 そのほかはありませんか。

 それでは終了します。ありがとうございました。

7.審議機関の答申または改善意見に対してとった措置

ご指摘頂いた点を、今後の番組作りの参考とすることとした。

8.審議機関の答申または意見の概要の公表

7/5 朝日新聞岩手県版に審議概要を掲載。

系列各局に議事録を送付。

本社受付に議事録を常備、閲覧に供す。

インターネットホームページに掲載。

9.その他の参考事項

特になし

10.配布資料

◎ 7月単発番組編成予定表(新番組紹介資料含む)

◎ 5月岩手地区視聴率

◎ 5月視聴者応答記録

◎ 第12期決算および取締役人事について(報告)

◎ 合評課題説明資料(学びの旅スペシャル出演者プロフィール)