放送番組審議会

6月(第79回)

概要

 岩手朝日テレビの第79回番組審議会が平成16年6月24日(木)、盛岡市盛岡駅西通の岩手朝日テレビ会議室で開かれた。

合評番組は「純情応援歌~生徒がつくった学校紹介」。

  • 視聴者参加型の番組であり、いまどきの高校生を知る意味でも見ていて楽しい。親にとっても、各高校の特色が分かる。
  • 中学の同級生が番組に出たり、自分の母校が紹介されたりするので、高校生をはじめ一般の高校野球ファンらからの関心が強い番組だ。
  • 生徒がつくっていることもあり、学校の雰囲気が映像から正直に伝わってくるので面白い。
  • 全体的に明るくてのびのびした印象だが、もう少し厳しい部分も見せて欲しかった。学校紹介より野球部を中心にした方がよい。
  • 番組の作り方が画一的なので、局側でテーマを絞るように助言するなどもう一工夫ほしい。
  • せっかくの番組なので、学校紹介にとどまらずに、近所のおばちゃんが出てきたり、野球部のOBが出てきたりと、地域性をもっと出せばいい。

という意見が出た。

出席委員は、増子 義孝委員長、笠川 さゆり委員、松本 直子委員、宮野 裕子委員、村田 久委員、高橋 真裕委員、小田島 利昭委員、石井 三郎委員、松尾 正弘委員の9名。欠席委員は、大坊 忠委員の1名。

議事録

1.開催日時 平成 16年 6月 24日(木)午前11時~

2.開催場所 岩手朝日テレビ本社 3階会議室

3.委員の出席

委員総数 10名

出席委員数 9名

委員長 増子 義孝

委員 石井 三郎

委員 小田島 利昭

委員 笠川 さゆり

委員 高橋 真裕

委員 松尾 正弘

委員 松本 直子

委員 宮野 裕子

委員 村田 久

欠席委員数 1名

委員 大坊 忠

会社側出席者名

代表取締役社長 川崎 道生

常務取締役総務局長 伊東 正義

常勤監査役 斎藤 芳朗

報道制作局次長 浅田 英利

技術局長 佐々木 正樹

報道制作部課長 中嶋 勝則

営業局編成業務部長 堀江 宣裕

番組審議会事務局長 小倉 潔

4.議題

(1)7月の改編・単発番組について

(2)番組合評

「純情応援歌~生徒がつくった学校紹介」について

(3)次回の審議会

 開催日: 平成16年7月22日(木)

合評課題: 「第86回全国高校野球選手権岩手大会」中継について

5.概要

◎視聴者参加型の番組であり、いまどきの高校生を知る意味でも見ていて楽しい。親にとっても、各高校の特色が分かる。

◎中学の同級生が番組に出たり、自分の母校が紹介されたりするので、高校生をはじめ一般の高校野球ファンらからの関心が強い番組だ。

◎生徒がつくっていることもあり、学校の雰囲気が映像から正直に伝わってくるので面白い。

◎全体的に明るくてのびのびした印象だが、もう少し厳しい部分も見せて欲しかった。学校紹介より野球部を中心にした方がよい。

◎番組の作り方が画一的なので、局側でテーマを絞るように助言するなどもう一工夫ほしい。

◎せっかくの番組なので、学校紹介にとどまらずに、近所のおばちゃんが出てきたり、野球部のOBが出てきたりと、地域性をもっと出せばいい。

6.議事の内容

小倉事務局長

 第79回放送番組審議会を始めます。

 本日は合評番組「純情応援歌」担当の中嶋が出席しておりますのでよろしくお願いいたします。

増子委員長

 それでは川崎さん、一言お願いします。

川崎社長

 ご報告を申し上げます。

 去る6月16日に弊社の株主総会を開催し、役員人事がございました。

 辻、小倉が取締役に選任され、本日出席しております斎藤が常勤監査役に選任されました。また開局以来、弊社にご尽力頂いた桑折が、本人たっての希望で退任されます。新しい布陣でもってデジタル時代に臨んで参ろうと考えております。従来にも増してご叱正賜りながらよろしくご指導頂ければと考えております。

増子委員長

 ありがとうございました。斎藤さんからも一言お願いします。

斎藤常勤監査役

 先般の株主総会で監査役に就任しました斎藤でございます。よろしくお願いいたします。

増子委員長

 7月の番組についてお願いします。

堀江編成業務部長

 それでは主な番組を説明します。

 7月は参議院選関連、高校野球関連、東北6県ブロックネット番組という3大番組がございます。

 参議院選に関しては3日に「政見放送」を、11日の投開票日は「選挙ステーション」を編成します。

 27日は東北ブロック特番「みちのくの夏 涼みの旅」。例年は8月に放送しますが今年は7月に放送します。「涼」をテーマにした番組で鋭意制作中です。岩手からは藤沢町のむかしながらの豆腐の味を紹介します。高校野球関連番組と7月改編の新番組に関してはお配りした資料をご覧下さい。

増子委員長

 「純情応援歌~生徒がつくった学校紹介~」の合評に入ります。

小田島委員

 「純情応援歌」もそうですが、「ふるさとCM大賞」など視聴者参加型の番組が多く、好意を持っています。毎年番組構成も変わって、今年は高校野球ラブラブ委員会なるものも出来て、応援メッセージの紹介も新しい試みがあって良いと思います。

 各高校の紹介の内容が、野球部の応援よりも学校紹介に重点を置いたものが多くてちょっと残念です。学校によっては放送コンクールのような仕上がりのものもありました。もっと野球部をメーンにした作りが個人的には好きです。高校生がつくるものなので、内容に差があるのは仕方ありませんが、テーマを絞っても良いのではないでしょうか。

 高校生が見るには放送時間が早すぎる、という意見も私の周囲にありました。高校生も視聴できるもう少し遅い時間帯に放送できればもっと良いですね。

村田委員

 「生徒がつくった学校紹介」とタイトルにあるせいか、応援歌よりも学校紹介のほうが出過ぎた印象が強い。勢いで喋るので聞き取りづらい高校もあって気になりました。野球部の紹介部分を比較しますと、真面目に紹介している学校もあり、悪ふざけしすぎの学校もありですが、野球は厳しいというイメージを持っている私にとっては、全体的に明るくてのびのびした印象を受けました。時代の流れでしょうか。しかしもう少し厳しい部分も見せて欲しかった。それからテロップが各校バラバラで、小さすぎて見えないものがありました。文字の鮮明さには気を配って頂きたい。

 全体的には、なるほど学校とはこういった在り方で、こういった練習をしているということを知る、という面では上手く作られていました。

 欲を言えば、野球部は学校を代表する花形クラブですから、各校とも、もう少し野球部をメーンにした映像を多用したほうが良かった。

宮野委員

 「純情応援歌」は毎年楽しみに見ています。自分が見たい高校はいつ放送なのか、いつもネットでチェックしますが、紹介順はランダムでして、このランダムさが良いのか、或いはもっと違う紹介順にするのか今後の課題だと思います。

 この番組はネット番組の「速報!甲子園への道」のイメージが強いのか、野球部よりも学校紹介に重きを置いたものが多いですね。今後、各高校に依頼する時は文字の大きさを統一するとか、これに重点を置いて下さいとかすれば、もっと高校野球に通じるものが出来るでしょう。視聴者参加型番組としては特徴があって良いし、これから高校を選択する子を持つ親にとっては各校の特色を知るのにも良い番組だと思います。

「おはよう!高校野球です。」も始まりましたがこちらは早朝5時台で、「純情応援歌」は18時台。どちらも高校生には見づらい時間帯ですので、再放送で良いから高校生が見られる時間帯に放送して欲しい。

松本委員

 私も毎年楽しみにしている番組です。今年は応援メッセージを送ってくれた人に抽選でオリジナル手ぬぐいのプレゼントがありますが、とても良い企画ですね。応援メッセージは回を重ねるごとに増えると思いますが、重ねて手に持って紹介するのでは、後ろのメッセージは画面に露出されなくなりますね。ボードに貼るなどする予定はありますか。

中嶋課長

 はい、ディスプレイする方向で準備しております。

松本委員

 是非お願いします。そうすることで、より視聴者参加型という感じがしますし、自分が書いたものが映ることで、見ている人の嬉しさも特段違うと思います。応援メッセージは大会中も受け付けますよね。メッセージの送り先をラテ欄に載せるとか、中継の画面にたまに出してはどうでしょうか。ネットがすぐ見られる人ばかりではないと思いますので、ファックスを送りたい、メッセージをメールしたいと思ったら即出来るような、そんな取り組みをすれば、より視聴者がかかわり易くなるのではないでしょうか。

 今朝から始まった「おはよう!高校野球です。」も見ました。早朝ですが逆に良い時間帯だと思います。生徒達も眠い目をこすりながらも見たいので起きます。夕方の「純情応援歌」は生徒が作ったもの、「おはよう~」はさすがプロが作ったもので内容の濃さもまとまり方も違う、何よりも1校ずつテーマを設けて、それに沿った紹介をするので、短時間でそのチームが分かり満足度が高い、という生徒の感想を聞きました。

松尾委員

 高校生が一番関心を持って見る番組ですから、その親に聞いてみました。高校生の間ではこの番組の知名度は高いそうです。ただし放送時間帯が早いので、自分の高校は必ず録画をしてでも見るということです。女子校でも殆どの生徒が知っていて関心を持っているとのことです。中学の同級生が出るとか、そういったことのようです。私も母校が出れば見ます、一般の高校野球ファンも見ます、このように関心の強い番組であることが分かりました。

 NHKの学校紹介、チーム紹介番組といかに差別化するかに興味がありましたが、ちょっと物足りなかった気がします。中には悪ふざけギリギリの破天荒な作品もありました。もう少し違いが出ていたら良かったと思います。生徒がつくるのが前提ですが、学校側が関与しているのではと思える作品もありました。

 夕方の練習風景を撮ったせいか、画面が全体的に暗い作品もあって残念でした。

 客観的に一番知りたいのは、そのチームの何が一番の売りなのか、ということなので、そこがやや足りなかったかなと感じます。春の大会での実績があるのならば具体的に数字を出すなどあっても良かったでしょう。

 全体的には楽しんで見られる15分番組です。

石井委員

 合評番組でなければ見る機会のない番組だったと思います。

 15分の短い番組ながらも意外に面白いなという感想です。

甲子園にはストイックなイメージがありますが、地方大会は、最初から甲子園なんて目指していないチームがいたりして非常にリラックスしたムードがありますね。ですが村田さんがおっしゃったようにもう少しピリッとしたものが欲しい。頑張ることよりも楽しむことに重点を置く若者も悪くはありませんが、高校野球はもっと真面目にやるものだというイメージを私は持っているので、やや違和感は感じました。若者の立場からすると、この番組はこれで良いのかなとも思いますが。

 また、折角なので学校紹介にとどまらずに、地域性をもっと出しても良いと思います。近所のおばちゃんが出てきたり、野球部のOBが出てきたり、もっとそれぞれの個性を出して欲しい。今後ともこの番組は続けて欲しいのでもっと工夫をしていって欲しい。

笠川委員

 野球部の紹介番組だと思ったら、サブタイトルに「生徒がつくった学校紹介」とあるのでなるほどと思いました。紹介される学校の関係者が興味を持って見る番組だと思うので、この作り方も納得できます。生徒がつくってますから、学校の雰囲気も映像から正直に伝わってきますので、それもまた面白い。生放送ならではのアナウンサーのドキドキ感も伝わってくる番組ですね。2週目からは女子高校生が登場していますが、彼女たちのほうがアナウンサーよりも落ち着いているのが凄いですね。これが今どきの子なんでしょうね。そして女子高校の生徒が高校野球の番組に登場することが、自分が高校生の頃には考えられないことだったので、随分と柔らかくなったな、自由になったなと感じました。最後ですが、遠野緑峰高校の映像はとても上手な手法ですね、感心しました。

高橋委員

 6月15日から見たのですが、丁度、私の母校が紹介されました。偶然ですが、懐かしい思いと番組への期待が一緒になった気持ちで見ました。番組全体的の印象は、殆どの学校紹介が型にはまっていて画一的だということです。学校の紹介、野球部の紹介、監督・キャプテンのインタビュー、そして最後に一斉に選手が駆け出して帽子を投げる。こういった作りばかりで、見ているうちに飽きてきます。そういった中で盛岡三高の作品がとても印象に残りました。ナレーションを使わずに字幕スーパーを多用する。昔、三高が甲子園出場した当時のモノクロ映像を使用するといった他にない映像が出てきたので感心しました。また、どうしても画一的になりがちな番組なので、アナウンサーの手腕が大切な要素として浮かび上がってきます。その面での工夫がもう一つ足りない感じがします。また、新聞のラテ欄にどの学校が紹介されるかが出ていませんね。

中嶋

 「岩手日報」の解説欄で紹介していますが、字数の関係でラテ欄には確かに掲載がありません。

高橋委員

 私が見た「朝日新聞」のラテ欄には残念ながら掲載がなかったので、その日にどの学校が紹介されるのか分からなくて残念でした。

 また、合評とは違いますが、学校によっては練習環境に大差があることを「純情応援歌」で見ることができました。かなり劣悪な環境のグラウンドで練習している高校も県内にあることを、改めて認識できました。

 番組全体の印象としては、皆さん好意的な意見が多かったのですが、画一的だという点で、辛い点数を付けざるを得ません。

増子委員長

 番組提供の「純情米いわて」と「おはよう!高校野球です。」のコマーシャルばかりが印象に残っておりまして。

 「純情応援歌」は生徒がつくった作品ですから仕方がないんですね。総じてワンパターンで、もっとサジェスチョンしてあげるべきです。

 冬の練習風景だとか、三高のような昔の映像を使用するとか、もう一工夫必要じゃないかという気がします。基本的に当事者しか関心がない番組なので作り手側も苦労が多いでしょう。新聞で言えば冠婚葬祭欄のようなもので、自分の知り合いや母校、自分と何らかの関係があれば見るけれども、それ以外は基本的に見ない、そういった類の番組であるという限界がまずありますね。つまり合評番組としては辛いものがあるんじゃないかということでして。客観的に見ると高橋さんがおっしゃるようにワンパターンで他に興味がある番組があればそっちを見てしまうでしょう。作り手も相当辛いと思いますが。

川崎社長

 今年は岩手大会参加87校中75校が純情応援歌に参加しますが、部員数が十数名のチームから優勝を競う上位校まで様々ありますので、野球部の紹介に重点を置くことが難しいチームもあります。石井さんがおっしゃるように地域紹介なども面白いでしょう。

 オリジナリティは乏しいですが、「純情応援歌」は高校生が今を語っている、大袈裟に言えば青春を語っている番組だといえます。

 我々が高校生にサジェスチョンすることによって、かなりのブラッシュアップは見込める番組であることは確かですが、果たしてそれを行ってよいものか迷いがあります。

 「純情応援歌」は他局ではやっていない面白いソフトです。これを続けて行く価値があると思っております。もう少しレベルを上げることが出来れば、何か面白い青春像が描けるのではないかと思っています。

笠川委員

 この番組では何か賞は設定していますか。

中嶋課長

 はい。一昨年から実施しておりまして、7月末の金曜日、今年は30日に「純情応援歌大賞」を発表します。

 毎年「純情応援歌」への参加募集をしておりますが、学校によって温度差が感じられます。先生が熱心な学校、父母、生徒、放送委員会と、学校によって解釈も様々でして。

 また、こちらからは最低限撮って欲しいものの要望は提示しますが、基本的には学校の生徒たちが制作したものを放送するスタイルです。

村田委員

 生徒たちが自発的にもっと面白く作ろういう方向になれば、バラエティに富んだオリジナリティある作品が増えるでしょうが、果たしてそうなるでしょうか。生徒が自発的にやるのか、局側が仕掛けるのか。私は局側から声掛けをするべきだと思いますね。

増子委員長

 私もそう思います。いくつか要点を示してあとは生徒に任せるのではなく、もっと面白く作ってみようよ、という刺激を与えるべきでしょう。

松本委員

 学校によって作品レベルに格差があるのは仕方ないですね。放送委員会の活動が活発で、県の大会でも上位入賞をしている学校の「純情応援歌」のレベルが高いのは当然です。その作品を見た他校が刺激を受けて、機材では勝てなくても、ソフト面、登場人物や撮り方の工夫が出来ることに気付いてくれたら、この先面白くなるでしょうし、別な意味での甲子園かも知れませんね。

宮野委員

 それは放送委員会が制作している場合に限ってのことですね。

 「純情応援歌」は、作った生徒たちの意気込みをかって欲しい。作品の出来はさておき、テレビで放送する作品を初めて作ったということを評価して欲しいですね。

川崎社長

 そうですね。宮野さんがおっしゃることは「純情応援歌」の大前提ですね。それをいかに広げていくかが皆さんからのご意見なんですね。

石井委員

 「純情応援歌」は岩手大会を盛り上げるための企画という位置づけも当然ありますよね。岩手大会の中継とはどんな関わりを持っていく予定ですか。

中嶋課長

 今年から対戦する両チームが「純情応援歌」に参加している場合は、大会の中継に「純情応援歌」の映像も取り入れる予定です。片方の学校のみですと肩入れになる恐れがあるのでやりませんが。

石井委員

 連動性があれば、岩手大会の視聴率も上がりそうですね。

増子委員長

 他にご意見はございますか。

 それでは先日行われた系列番組審議会委員代表者会議の報告をいたします。

 テーマは「報道ステーションについて」と「放送倫理について」で、報道ステーションについての意見が大半を占めました。全般の意見としては、放送開始1ヶ月程でしたので様々な問題はあるが今後に期待したいというものでした。岩手朝日テレビの当審議会の意見としては「好感が持て、まずは無難なスタートではないか」と述べました。その上で私の意見として、質問が強引すぎたりピンぼけだったりで、専門家やコメンテーターを当惑させる場面がしばしばある。的確な質問をして的確な答えを出すのが良いキャスターではないか。またイラクでフリージャーナリストと人権活動家が人質に捕らえられ、本人や家族がバッシングを受けた問題について、報道ステーションの報道は他人事のようで、自分自身に突きつけられた問題として捉えていない。もっと本格的に取り上げるべきだと述べました。

 そうしましたら大阪の著名な弁護士さんが人質事件のバッシングについて面白い事をおっしゃいました。政府が自己責任論を言い立てて、それが一般に広まり一つの流れになっていった。映像の力は巨大で、在り方次第では、時に国民的な意見を作り出してしまう。決して報道ステーションがそうではないが、一般論として注意しなくてはいけない。久米さんは自分の意見として物事を述べるスタイルであったが、古館さんは「私はこう思うが、皆さんもそうでしょう」と共同体的心情を作り出す上で、古館さんのスタイルは危険を含んでいる、という指摘がありました。少数派としての意見でしたがあえて紹介させて頂きます。

 それでは次回の開催についてお願いします。

小倉事務局長

 次回は7月22日(木)です。合評番組は「第86回全国高校野球選手権岩手大会」の中継です。

 「平成16年度日本民間放送連盟賞 北海道・東北地区審査会」受賞のご報告がございます。

 民放連連盟賞の地区審査が今年も全国を7地区に分けて行なわれています。北海道東北地区(加盟テレビ局27社)のテレビ教養部門は、6月21日、22日に22作品の応募作品を対象に、3名の審査員で審査されました。

 そこで弊社が応募した「もう一度、風に~車イスのレーサー・横澤高徳~」が第1位、最優秀作品に選ばれました。

 なお、地区審査の表彰は、9月の地区審査会の例会(東京)で行なわれます。また地区審査の最優秀作品は、8月18日に行なわれる中央審査に提出されます。中央審査では、7地区のそれぞれ最優秀作品から最優秀1作品、優秀6作品が選ばれ、11月9日の第52回民間放送全国大会の式典席上で表彰されます。

増子委員長

 それでは終了します。ありがとうございました。

7.審議機関の答申または改善意見に対してとった措置

 特になし

8.審議機関の答申または意見の概要の公表

 6/24放送「IATスーパーJチャンネル」で審議内容を報道。

 7/1付 朝日新聞岩手県版に審議概要を掲載。

 系列各局に議事録を送付。

 本社受付に議事録を常備、閲覧に供す。

 インターネットホームページに掲載。

9.その他の参考事項

 特になし

10.配布資料

◎ 7月度単発番組編成予定表

◎ 7~9月タイムテーブル

◎ 6月岩手地区視聴率