放送番組審議会

7月(第80回)

概要

 岩手朝日テレビの第80回番組審議会が平成16年7月22日(木)、盛岡市盛岡駅西通の岩手朝日テレビ会議室で開かれた。

合評番組は「夏瞬間2004 第86回全国高校野球選手権岩手大会」。

  • 開会式担当の伊波・山田コンビをはじめ、実況の三橋・矢田アナウンサーの印象はさわやかで、とてもよく勉強している。開局当初に比べると、そのレベルは雲泥の差である。
  • 開会式直後に各主将のコメントを出すなど、地方大会の特徴が出ていてよかった。中継そのものではないが、開会式終了と試合開始までの時間が長く、番組面でも間が持たない感じだった。
  • 降雨のため試合中断となっても、これまでの関連番組を流したり、去年夏の甲子園ダイジェストを流したりと、健闘していた。リピート番組のうち、早朝に放送された「おはよう!高校野球です。」には感心した。来年からは、放送枠を変えるか見やすい時間での再放送を希望するほどの出来栄えだ。
  • 球場の音と、アナウンスの音量のレベルが近すぎてかぶりがちだった。球場の音をあまり拾わないよう、出来ないものか。
  • 中継は県営球場からだけだが、インターネットでは他球場の試合ダイジェストも配信されているのでいい。中継は1回戦からするより準決勝くらいからにし、夕方にダイジェスト番組を流す方が喜ばれるのではないか。
  • IATにとっては最高の素材なのに、試合途中で中継を打ち切るのは残念だし、出場校の地元感情を無視している。何とかならないか。

という意見が出た。

出席委員は、増子 義孝委員長、笠川 さゆり委員、宮野 裕子委員、村田 久委員、小田島 利昭委員、大坊 忠委員、松尾 正弘委員の7名。欠席委員は、松本 直子委員、高橋 真裕委員、石井 三郎委員の3名。

議事録

1.開催日時 平成 16年 7月 22日(木)午前11時~

2.開催場所 岩手朝日テレビ本社 3階会議室

3.委員の出席

委員総数 10名

出席委員数 7名

委員長 増子 義孝

委員 小田島 利昭

委員 笠川 さゆり

委員 大坊 忠

委員 松尾 正弘

委員 宮野 裕子

委員 村田 久

欠席委員数 3名

委員 石井 三郎

委員 高橋 真裕

委員 松本 直子

会社側出席者名

代表取締役社長 川崎 道生

専務取締役 村上 昇

常務取締役総務局長 伊東 正義

取締役営業局長 辻 一成

報道制作局次長 浅田 英利

技術局長 佐々木 正樹

番組審議会事務局長 小倉 潔

4.議題

(1)8・9月の改編・単発番組について

(2)番組合評

「夏瞬間2004 第86回全国高校野球選手権岩手大会」について

(3)次回の審議会

開催日:平成16年9月30日(木)

合評課題:「IATスーパーJチャンネル活金情報局」

9月放送分について

5.概要

○開会式担当の伊波・山田コンビをはじめ、実況の三橋・矢田アナウンサーの印象はさわやかで、とてもよく勉強している。開局当初に比べると、そのレベルは雲泥の差である。

○開会式直後に各主将のコメントを出すなど、地方大会の特徴が出ていてよかった。中継そのものではないが、開会式終了と試合開始までの時間が長く、番組面でも間が持たない感じだった。

○降雨のため試合中断となっても、これまでの関連番組を流したり、去年夏の甲子園ダイジェストを流したりと、健闘していた。リピート番組のうち、早朝に放送された「おはよう!高校野球です。」には感心した。来年からは、放送枠を変えるか見やすい時間での再放送を希望するほどの出来栄えだ。

○球場の音と、アナウンスの音量のレベルが近すぎてかぶりがちだった。球場の音をあまり拾わないよう、出来ないものか。

○中継は県営球場からだけだが、インターネットでは他球場の試合ダイジェストも配信されているのでいい。中継は1回戦からするより準決勝くらいからにし、夕方にダイジェスト番組を流す方が喜ばれるのではないか。

○IATにとっては最高の素材なのに、試合途中で中継を打ち切るのは残念だし、出場校の地元感情を無視している。何とかならないか。

6.議事の内容

小倉事務局長

 第80回放送番組審議会を始めます。

増子委員長

 それでは川崎さん、一言お願いします。

川崎社長

 ご多忙の中、お集まり頂きましてありがとうございます。弊社は本日合評いただきます高校野球選手権岩手大会の生中継を、いまお送りしています。開会式に行きましたが、高校生たちはスタンド席も選手と同様に盛り上がっておりました。県内6球場で熱戦が繰り広げられております。弊社としては高校野球を全面的にサポートしようという考えで、アナウンサーを含め意気込みだけは十分なのですが、果たしてご覧頂いてどういったご印象をお持ちなのか、本日は聞かせて頂きたいと思います。

増子委員長

 8・9月の番組についてお願いします。

辻営業局長

 ご説明いたします。8月4日16:00~16:30「全国高校野球抽選会」大阪フェスティバルホールから抽選会の模様を編成します。その直後の16:30から17:00「高校野球岩手大会ダイジェスト」対戦校が決まる抽選会を受けて、生放送で岩手大会を振り返ります。8月7日8:54~9:30「全国高校野球開会式」甲子園球場から朝日放送の中継です。

 8月7日14:30~15:00「ぷれ・プロ!~真のぷれプロ王決定戦~」IAT制作です。弊社に隣接する北日本ハイテクニカルクッキングカレッジ・北日本ヘアスタイリストカレッジの紹介を含めた単発番組です。

 また8月7日から大会期間中「熱闘甲子園」が編成されます。甲子園大会のダイジェスト番組です。月~金が23:10~23:40、土・日が23:00~23:30です。

 8月8日15:30~17:25「日曜ワイド 志村けんの激ウマ列島第7弾湯煙秘伝の味SP」志村けんが全国のうまいものを求めて旅する人気シリーズです。今回は岩手県の盛岡、遠野、湯田を巡ります。 どうぞご覧下さい。

 またご存知のとおり8月13日から29日までアテネ五輪関連の番組が編成されます。詳細は資料をご覧下さい。

増子委員長

 それでは合評に入ります。

小田島委員

 高校野球は最近見る機会がなかったので久しぶりに見ました。

 三橋、矢田アナウンサーの印象が爽やかで、とても勉強しているなという印象を受けました。中央のアナウンサーに比べると地方のアナウンサーは中継が下手だろうという印象があったのですが、それを覆した感じです。そのせいか、解説者にもう一工夫欲しかった。例えば、その学校をずっと応援しているような人を解説に招いても良いと思います。スピードガン導入もプロ野球との違いを感じたりして楽しかった。他球場の試合経過や結果はスーパーで紹介されますが、やはり岩手県営野球場の試合しか中継されないのは残念です。無理かもしれませんが、他球場の様子も映してもらえたら嬉しい。それから中継が途中で途切れて他の番組が流れるのが残念ですね。盛り上がっているのに画面が変わってしまうという。純情応援歌も試合前に流れましたが、もう一工夫欲しい。今まではそれも無かったのですから良いのかも知れませんが。以上です。

村田委員

 開会式が一番印象的で、選手入場を見ると何故か血が騒ぎますね。高校生の一生懸命なそぶり、9人ギリギリのチームなどを見るととても感動的でした。そういった所をもっとピックアップして欲しかったですね。

 番組の編成上、試合途中で中継が途切れた点については、いろいろな問題があるのでしょうが、前もって何とかならないのでしょうか。

 また三橋、矢田アナウンサーは上手いのですが、出過ぎではしゃいでいる印象があったので、もう少し抑えて欲しかった。慣れすぎて言葉が多すぎるのも如何なものかと思います。解説者に地元の野球好きの人やOBを迎えたら、よりローカル色が出るし、視聴者に馴染みが深い番組になると思います。高校生だけではなく、父母と地元も一つになった一体感あるお祭り的な面もありますから、そういった裏方も見せたらより良い中継になると思います。中継は楽しんで見ておりますが、なにせ県営球場のみの中継というもどかしさがあります。県営球場以外で試合をする高校は白球ダイジェストで結果を見る程度なので、その辺りについてより緻密な報道を、とはいかないと思います。もう少し経過や結果を見せるチャンスを増やすなどの策を考えても良いのではと思います。

宮野委員

 今回の開会式、出だしの伊波さんと山田さんの掛け合いは良かった。去年は頑張りすぎでしたが、今年は抑え気味でしたので開会式のアナウンスは非常に良かった。球児の顔を平等に見られるのは開会式だけですし非常に良かった。学校の説明に関しても長いに越したことはありませんが、行進の中で言うコメントとしてはあの程度が丁度良いですね。

 またこれは運営上の問題ですが、開会式から第一試合までの間が長い。ここに純情応援歌を入れたり様々な工夫をしてもまだ時間が余る。それこそニュースを流しても良い程ですね。ここは辛かっただろうと思います。

 アナウンスに関しては、開局当初の中継と比較したら雲泥の差です。上手になりました。開局当初は中央から助っ人のアナウンサーがいらして中継していまして、地元アナとの差が歴然とあった。今回のアナウンスはとても勉強しているのが分かりました。1回戦、2回戦はプロにはほど遠いレベルの試合が沢山ありますから、その試合内容をカバーすべくアナウンサーが頑張っている様子がとても分かりました。また解説者の小綿さん自身、喋りが得意ではないというのもありますが、ローカル色が出ていて良かったかな。また私が見ていた千厩の試合が17時で中継が打ち切られたのが不満なのですが、普通なら17時は試合が終了している時間なんですよね。雨などで中断がなければ。そこに不満を言うのは流石に可哀想だなという気がします。

 画面に関しては、テロップが昨年に比べて改良されましたね。見やすくなりました。県営球場の中継しかありませんが、インターネットでは翌日に他球場のダイジェスト版も配信されていますので非常によろしいと思います。こういった取り組みは金銭に関係なくやっているのでしょうから、非常に良い。

笠川委員

 普段は野球に興味がないのですが、開会式と千厩の試合を見ました。開会式に関しては、昨年、式典に参加する女子高校生の服装の乱れがかなり気になっていたのですが今年は配慮されていました。大会関係者の挨拶も短かった気がします。大会に関わる生徒の姿が映像や言葉から伝わってきて、細部に渡って取材している様子が伝わりました。開会式終了後に各高校の主将のコメントが流れましたが、純情応援歌とは違って緊張感があり、スポーツマンらしく高校生らしくて、良い映像だなと思います。

 宮野さんもおっしゃいましたが、開会式が終ってから試合までの間が長いですね。そこで飽きてしまうので、ニュースなどを流しても飽きずに試合まで見ていられると思います。

大坊委員

 開会式中継での伊波アナと山田アナのチームプレイに好感を持ちました。87校の特徴や意気込みをよく取材してコメントしていたと思います。ただ、170人のブラスバンドの音量が大きくて、アナウンスが多少消えてしまうのが欠点でした。

 組合せと勝ち上がり予想も分かりやすかったし、各主将のコメント、試合への意気込みも地方大会の特徴が出て良かったと思います。

 中継とは関係ありませんが、私も開会式が長いと感じました。選手宣誓は当然ありますが、大会委員長と審判の挨拶だけでいいのでは。そして即試合に入ったほうが良い。選手たちも入場前1時間ほど待っているでしょうし、更に開会式に1時間もかかっては、かなりの疲労感がある。

 それから営業や制作上の問題は多々あると思いますが、どうせ86チームの放送は出来ないですから、全校の様子を伝えるダイジェスト番組を夕方に1時間でもやってはどうでしょうか。主将の意気込みを取り入れたりしても面白いのではないでしょうか。

 それから、IATでは、開会式から決勝まで県営球場の試合を中継していますが、開会式と試合は準決勝くらいからでも良いのではないでしょうか。夕方にダイジェスト番組を流したほうが、視聴者はむしろ増えるのではないでしょうか。

松尾委員

 県営球場の試合の合間に、他球場の試合経過を読み上げていましたが、たまたま見た時に、試合途中なのかコールドゲームなのかが分かりにくかった。アナウンサーも判らなくて困っていたような試合経過が何試合もあったので改善の余地がある。

 軽米×黒沢尻北の中継を見た時は、試合開始直後から雨で中断しました。三橋アナと解説小綿さんでしたが、この中断をどう乗り切るのかと見ていました。「純情応援歌」や「おはよう!高校野球です。」を流し、両チームのコメントをしたり、両監督がたまたま甲子園出場経験があってその球歴を紹介したりと。それでも時間があって昨年の甲子園大会のダイジェストを流したり。幸い試合再開となった訳ですが、中断中は健闘したなと思います。また「おはよう!高校野球です。」は本放送では見ることが出来なかったのですが、非常に素晴らしい番組だと思います。純情応援歌と並んで見ますと、これが同じ高校相手の取材なのかと思うほどの出来でした。当事者以外も興味を持って見ることができましたし、再開された試合を視聴するにも参考になりました。「おはよう!」は来年是非、早朝以外に再放送して貰いたい。

 大坊さんが先ほどおっしゃいましたように、応援席の音も結構マイクが拾っているなと感じました。臨場感と言うよりも、聞いているとややうるさい気がしました。音はちょっと抑え目にして、画面がスタンドにいった時に音量を上げるようなそういった工夫が必要かと思いました。

 中継時間の延長の問題ですが、これは民放では宿命なのかなという気もします。サッカーのように時間も決まっていませんので。しかし高校野球ファン以外は延長を好みませんし、数から言えばそちらの方が多いでしょう。

 中継に関しては、三橋アナと解説の小綿さんのコンビはほぼ完璧だと思います。三橋アナは的確で喋りすぎず、ストレスなく聞けます。小綿さんはややおとなしいですが、うるさすぎず好感が持てる方だと思います。

増子委員長

 ありがとうございました。私も開会式を見ましたが、場内アナウンスと局のアナウンスが被っていた点が気になった。場内アナウンスをあまり拾わないように技術的に出来ないものでしょうか。

 入場行進の時に、チーム紹介で技術面を紹介する場合と、様々なエピソードを散りばめて紹介する2通りがあったが、私の好みからすると後者のほうが好ましい。技術面はこれからの試合で存分に語られるであろうから、エピソードなどを中心に解説して頂いたほうが良い。

 それから、どうにもならんということは分かりますが、中継の打ち切り。これは地元の人は怒るだろうし、何とかならないのかという思いがあります。局イメージを根付かせるには高校野球は最高の素材でしょう。状況を伺うとがんじがらめであることは拝察できるのですが、勿体ない感じがします。既成の考え方を排除して、野球の期間だけは何とかならないのかという思いです。他にご意見がある方はどうぞ。

小田島委員

 番組のスポンサーに、その試合の地元企業についてもらってはどうですか。そういったことも局イメージを根付かせることに繋がりませんか。もっとそういた働きかけをすべきだと思います。

宮野委員

 高校野球は屋外でやりますから天候に非常に左右されます。ですからいくらスケジュールを組んでも、翌日には雨ですべてが崩れるといった経験をここ十数年しております。ですからスポンサー云々も非常に困難ですよね。それは新聞も同様です。番組審議会では毎年岩手大会を審議していますが、これほど試合が進んでいない段階で審議するのは初めてだと思います。今回、審議会のために1、2回戦を見て感じたことは、果たして初戦から中継するべきなのか、準決勝くらいからでも良いのではないか、そのほうが局イメージとしても良いのではないか、ということです。1、2回戦の試合と準々決勝くらいからの試合とではレベルが格段に違うということも内心感じております。このようなことで球児を分けたくないですが、差を感じます。

村田委員

 1、2回戦はコールドゲームが多くありましたね。それだけ歴然とした差があるということでしょうね。その差があっても高校野球に出場するという精神が大切なんでしょうね。素朴な疑問なのですが、コールドゲームの定義をあまり説明しませんね。それは是非して欲しい点ですね。

浅田報道制作局次長

 5回で10点差、7回で7点差でコールドゲームですね。

増子委員長

 他にございませんか。今日は無理難題を沢山言ったと思いますが、どうでしょうか。

川崎社長

 貴重なご意見ありがとうございます。高校野球というソフトはこれからも大事にしていきたい。しかし、大坊さんがおっしゃるようなダイジェスト番組は、6球場に何台かのカメラが必要になります。とてもではありませんが大赤字になってしまいます。中継の打ち切りの問題については、高校野球はご承知のようにコールドゲームがありますから試合時間が読めないし、放送時間には民放の宿命があります。また、高校野球は営業的な見地からすると大変に難しくなってきております。小田島さんがおっしゃるようにスポンサー発掘につなげる努力はかなりしております。県によっては準々決勝から放送している局もございます。しかし弊社は形はどうであれ、1回戦からの放送という方針を堅持しようという考えです。中継の打ち切りに関しての問題は抜本的な解消はなかなか出来ません。この問題はデジタルで2波を持てるようになったら、もしかしたら解消されるのかもしれません。

 松尾さんにお褒め頂いた「おはよう!」。今年は20校に限って制作しました。早朝の時間帯のみの放送については今後検討の余地があると思います。

辻営業局長

 高校野球中継の営業的な問題と編成的な問題についてご説明いたします。

 まず編成について、試合途中で打ち切る点は、ネットワーク上、キー局であるテレビ朝日と朝日放送が番組にスポンサーを付けて同一番組を24局で放送するという前提で商売をしている部分と、IATが自社で編成が出来る部分が明確に決まっております。高校野球は系列局ではキラーコンテンツであるという認識は各局持っており、弊社のように初戦から中継する局もありますが、実は首都圏、東阪名に至っては準決勝からとか、福岡地区ではベスト16からの放送になっています。地域密着という点ではローカル局ほど1回戦からの放送をしており、逆に言うと、単純に人口比ですが、営業的に宣伝効果が高い地域ではレギュラー番組を放送しているので、宣伝効果の弱い地域で積極的に動いても難しい部分があります。系列全体を運営していくキー局としてはなかなか認められない、ということです。お願いは常にしておりまして、例えば県代表が決まる決勝戦に関しては、かなり緩和されております。IATとして可能な限りのことは行なっているというのが現状です。

 また、それぞれのエリアの出場校を見て、積極的に営業をしてはというご意見ですが、6球場の抽選が決まって、例えば千厩が第何日目の第何試合で、たまたまオンエアできる枠であれば商売になるのかもしれません。しかし時間的な余裕や流せるCM素材を持っているのかなど、問題が山積しています。本来であればそういった細かな作業をしなくてはいけないし、それが理想なのですが。

増子委員長

 勘違いしていたのは、ローカル局が同じような事情で共闘を組めて、そうすればかなりの力になるのかと思ったら、どうやら局によってバラバラなんですね。

辻営業局長

 そうですね。しかも1都6県とエリアが広いテレビ朝日では西・東東京の決勝戦だけの放送で、6県の決勝戦は全く放送しません。また本場であるABCも大阪の決勝戦しかやりません。エリアが広い局ほど、収支効率を考えると本社所在地域の決勝戦だけになっています。ただしNHKは県単位で放送局の免許がありますから、関東も全県の決勝戦をやっているという状況ではあります。しかもNHKは地上波で2波もっていますから瞬時に対応が出来ます。CMもありませんし。このような対応がデジタルの時代になると、IATで2チャンネル放送できるときに、可能性としてそういうことが出来ますよ、というのが社長の説明です。

増子委員長

 ありがとうございました。

 それでは次回の開催についてお願いします。

小倉事務局長

 次回は9月30日(木)です。8月は休会です。

 合評番組は毎週金曜日放送の「IATスーパーJチャンネル活金情報局」の9月放送分です。

増子委員長

 それでは終了します。ありがとうございました。

7.審議機関の答申または改善意見に対してとった措置

特になし

8.審議機関の答申または意見の概要の公表

7/22放送「IATスーパーJチャンネル」で審議内容を報道。

7/28付 朝日新聞岩手県版に審議概要を掲載。

系列各局に議事録を送付。

本社受付に議事録を常備、閲覧に供す。

インターネットホームページに掲載。

9.その他の参考事項

特になし

10.配布資料

◎ 8・9月度単発番組編成予定表

◎ 7~9月タイムテーブル

◎ 7月岩手地区視聴率

◎ 視聴者応答記録(4~6月分)