北日本制作者フォーラム 岩手朝日テレビが審査員特別賞
北日本制作者フォーラム ミニ番組コンテストで
岩手朝日テレビが審査員特別賞を受賞
◎東北・北海道の民間放送・NHKのテレビ制作者が集まる「北日本制作者フォーラム」が2023年11月17日、山形県で開かれ、
ミニ番組コンテストで、岩手朝日テレビが応募した「スーパーJチャンネルいわて」の特集
「分身ロボットカフェ 雄太さんの願い」(報道制作部 城戸今日子 )が、審査員特別賞を受賞しました。
◎この作品は2022年9月1日に「スーパーJチャンネルいわて」で放送されました。
体が不自由で自宅にこもりきりの人でも、ロボットを分身として操作して社会参加できる「OriHime(オリヒメ)」を取り上げました。
ロボットの進化に関わり、その後亡くなった男性を軸に「オリヒメ」に込められた思い、
そして今ロボットが多くの障がい者に希望をもたらしている様子をまとめました。
◎VTR全体が決して重いトーンにならず「オリヒメ」を使う人が未来への希望にあふれるよう、制作されました。
審査では「亡くなった人を中心に据えながらも、障害者の希望が伝わる内容で、感動した。特に構成がすばらしかった」と評価されました。
◇制作した報道制作部 城戸今日子さんのコメント
今回、このような賞をいただきありがとうございます。
受賞したVTRは寝たきりの方の希望になる分身ロボットOriHime(オリヒメ)、
そしてそこに込められた願いを伝えるため制作しました。
このロボットによって本当に多くの人が
働く楽しさや社会参加する喜びを感じていることを知りましたし、
VTRで取り上げている県内出身の番田雄太さんの強い思いなしには
分身ロボットOriHime(オリヒメ)は
ここまでの発展を遂げなかったと思います。
この取材を通して私自身も、生きるとはどういうことか
教えていただいた気がします。
少しでも多くの方にこの分身ロボットに込められた想いが
届けばと思います。
岩手朝日テレビでは、地域に密着した情報を取材・放送することで、
岩手県全体の発展や地域活性化につながる放送に、今後も取り組んで参ります。
【2022/9/1放送 分身ロボットカフェ 雄太さんの願い】
*北日本制作者フォーラム ミニ番組コンテストは、10分以内の番組が対象で、
北海道・東北の34局から91作品の応募があり、
1次審査を通過した21作品のうち、最優秀賞1作品、優秀賞2作品、審査員特別賞を含む特別賞3作品が選ばれました。