NEWS / 県内ニュース
大船渡市の大規模山火事から2カ月 被災者対象 県営住宅に入居開始【岩手】
岩手県大船渡市では山火事で自宅が被災した人たちの県営住宅への入居が始まりました。
県は、山火事で自宅を被災した人たちを対象に県営住宅への入居を受け付けていて、このうち一次募集で入居が決まった7世帯の入居が25日から始まりました。
入居者は、県の窓口で担当者に部屋や駐車場などについて説明を受けると書類や鍵を受け取っていました。
県が受け入れるのは、東日本大震災の後に建設された災害公営住宅などで冷蔵庫や洗濯機などの家電が設置されています。
家賃や駐車場使用料については1年ごとに更新し最長で3年間免除されるということです。
また大船渡市の市営住宅には、これまでに5世帯の入居が決まっているということです。
今も避難所での生活を余儀なくされている人たちがいて、市は今後も、希望する全員が速やかに入居できるよう調整を進めていきたいとしています。