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平民宰相・原敬の生家公開 「戴き桜」も見頃【岩手・盛岡市】
岩手県盛岡市出身で平民宰相として知られる原敬の生家が公開されています。
盛岡市本宮の原敬記念館には原が15歳まで住んだ家が残されています。
盛岡藩の家老を務めた祖父の直記が1850年に建てたもので江戸時代の武家屋敷の風格が感じられます。
この部屋はは祖父・直記が使っていた居間です。
鶴の金具は柱をつなぐ釘を隠すためのもので南部藩の家紋でもあります。
応接間は、原が亡くなった後に作られたもので庭園を望むことができます。
その庭園の一角にあるのが、戴き桜。
名前は原の父・直治が盛岡藩主からこの桜を譲り受けたことに由来します。
樹齢は160年を超えていましたが3年前の暴風雪で倒れ伐採されました。
それでも切り株に生えてきた芽がたくましく生長し去年花を咲かせました。
桜を楽しめるのはあと1週間ほどで来週中頃には、ツツジが見頃を迎えます。
原敬の生家、春の公開は5月6日までです。