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「ケイドロ」が中心市街地でリアル開催!?【岩手・一関市】
子どものころ、「ケイドロ」や「ドロケイ」という遊びをしたことはあるでしょうか。
この遊びにスマホを使って街なかで鬼ごっこを繰り広げるイベント「リアルケイドロ」が岩手県一関市で開催されました。
まるで本物の刑事のように指揮を執る参加者。
一関の中心市街地が舞台となった「リアルケイドロ」の様子です。県内外からおよそ200人が参加しました。
イベントを企画したのは、一関市出身、元埼玉県警捜査一課の刑事でいまはコメンテーターとして多くのテレビ番組に出演する佐々木成三さん。
全国でイベントを開催し、東北では初めてです。
特別ゲストで「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳さんも泥棒役として参加しました。
午前10時半、ゲームがスタートします。
泥棒役は、走るのは禁止、交通ルールを守ったうえでJR一ノ関駅から半径1.5キロ以内を逃げてゴールを目指します。
そして警察役は泥棒を探す「刑事」と、指揮を執る「捜査本部」の二手に分かれます。
捜査本部には5分に一度、泥棒役の写真が送られてくるため、それらを元に居場所を予想し現場の刑事たちに指示します。
この少ない情報をもとに泥棒の居場所を突き止める作業がイベントの目的の一つだといいます。
そして開始から1時間ほどで泥棒役の確保に成功しました。
参加者たちは、初対面の大人や子どもたちと1つの目的を目指しチームで行動することで達成感も味わっていました。
佐々木さんは、このイベントを今後も県内各地で開催していければと話していました。