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児童が滝沢スイカの苗植えに挑戦 チャグチャグ馬コとのつながりも【岩手・滝沢市】

 岩手県滝沢市の小学生たちが地元の特産品「滝沢スイカ」の苗植えに挑戦しました。あの伝統行事とのつながりも確認です。

 滝沢小学校では児童たちに食の大切さや地元の農業について知ってもらおうと、3年前からスイカ栽培の体験学習を行っています。

 1日は5年生の児童およそ120人が近くの農園を訪れ、スイカの苗植えを体験しました。

 滝沢市は岩手山の火山灰が広がる水はけが良い土壌に加え、昼と夜の寒暖差が大きいことからスイカの栽培に適しています。

 子どもたちは、生産者から説明を受けると苗を丁寧に植え、直射日光や寒さから守るカバーを優しく被せていました。

 さらにわからないことがあると、疑問に思ったことは質問をして理解を深めていました。

 この農園では初夏の風物詩、チャグチャグ馬コに参加する馬のふんを堆肥として利用していて、ここで栽培したスイカを「ちゃぐちゃぐスイカ」と名付けて出荷しています。

 子どもたちは今後、スイカの成長を観察し、夏休み明けに収穫する予定だということです。