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根浜ビオトープ 生き物観察会【岩手・釜石市】
水辺の生き物たちのすみかを取り戻そうと釜石市の海岸近くに整備された「ビオトープ」が1年を迎えました。
釜石市鵜住居町にある根浜ビオトープには親子連れなどが集まり、生き物たちを観察しました。
生き物たちのすみか、ビオトープは東日本大震災による津波の影響で減少した水辺と生態系を取り戻そうと、山から流れる沢の水を生かしてつくられました。
完成から1年が経ち、池からは、ルリボシヤンマの幼虫が見つかりました。また、絶滅が心配されているトウホクサンショウウオも卵を生んでいました。
子どもたちは、興味津々でたくましく生きる多様な生物たちに触れていました。
根浜ビオトープでは今後も観察会が開かれ、生態系の調査が続けられます。