IAT 岩手朝日テレビ

ＩＬＣ・国際リニアコライダーに関する今年度最初の県の推進本部会議が開かれ、今後の方針が確認されました。

会議には達増知事や各部局長が出席し、今年度の具体的な取り組み内容が報告されました。その中でＩＬＣ推進局は「今年がＩＬＣにとって節目の年になる」と話しました。

加速器をめぐっては日本のＩＬＣ以外にヨーロッパのＦＣＣ計画・中国のＣＥＰＣ計画があり、ヨーロッパでは今年中に次期欧州素粒子物理戦略の草案が取りまとめられる予定であるほか、中国も年内に加速器に関する計画を政府に提案予定です。

その中でＩＬＣが遅れをとらないためにも国民的な機運醸成を図ることで日本政府による誘致判断が行われるよう働きかけていくということです。