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飯豊橋バス転落事故から70年 慰霊祭【岩手・北上市】

児童ら12人が犠牲となり黄色い羽根運動のきっかけとなった北上市のバス転落事故から70年を迎え、慰霊祭が営まれました。

1955年5月14日、北上市の国道4号で、修学旅行から帰る途中の小学生などを乗せたバスが飯豊橋から転落し、児童4人を含む12人が死亡、30人が重軽傷を負いました。

この大事故を教訓に、交通安全のシンボルとして県内で配布されその後全国へと広がったのが黄色い羽根です。

慰霊祭は、事故現場近くの花北モータースクールで開かれ、当時のバスに乗っていた人や遺族らが出席しました。

また、事故の風化を防ぎ改めて交通安全に対する意識を高めてもらおうと、近くの国道4号沿いでは啓発活動も行われました。